報道資料
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2005年3月31日
ソニー株式会社(以下、ソニー)は、インターナショナル ディスプレイ テクノロジー株式会社(以下、IDTech)から液晶ディスプレイパネル製造に関する事業を分割買収し、モバイル機器向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの製造を行う新会社『エスティ・モバイルディスプレイ株式会社』(以下、STMD)を2005年3月31日に設立しました。
低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルは、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、携帯電話などの様々なモバイル機器で用いられており、その市場規模は今後もますます拡大すると予測されます。ソニーは、1997年10月にソニーと株式会社豊田自動織機(以下、豊田自動織機)との合弁で設立したエスティ・エルシーディ株式会社(以下、STLCD)に続く第2の低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネル製造拠点としてSTMDを位置づけ、STLCDとの技術融合をはかり顧客のさまざまなニーズに対応して参ります。
今回の買収により、IDTechの液晶ディスプレイパネル製造の拠点である野洲事業所の優れた人的資産、知的財産や生産設備などをSTMDに継承しました。STMDでは、約270億円規模の設備投資・設備改造を行うことにより、月産25,000枚(550×650mm 基板ベース)の生産能力を構築、2006年4月の本格的な量産開始を予定しています。
なお、新会社設立にあたっては、豊田自動織機の20%の資本参加も決定しました。
●会社概要