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2006年01月23日

<参考資料>
カメラの高解像度化と高感度化の両立を実現する
新構造 「クリアビッド CMOSセンサー

新構造 “クリアビッド CMOSセンサー”とは

 本CMOSセンサーは、ソニー独自の新構造を採用し、従来難しいとされていた、高解像度化と高感度化の両立を実現させたものです。
  • クリアビッド CMOSセンサー
    写真:クリアビッド CMOSセンサー

なぜ小型カメラの高解像度化と高感度化の両立が難しいのか

 カメラの小型サイズを維持しつつ高解像度化するには、画素のサイズを小型化し、多画素にする必要があります。しかし、画素サイズを小型化すると、受光面積が小さくなることで、感度や飽和信号量等の撮像特性が低下してしまうという課題があります。

開発背景と、ソニーの取り組み

 前述課題に対し、ソニーはこれまで、撮像特性を下げることなく微細化する対策として、オンチップマイクロレンズを各画素の上に設けるなどして、集光効率を上げる工夫をしています。
 今回、さらなる性能向上を目指し、新たな手法の一つとして、従来の画素に対して45度回転して配列させる新構造の「クリアビッドCMOSセンサー」を開発。高解像度と高感度の両立を実現いたしました。

新構造 “クリアビッド CMOSセンサー”の特長

45度回転して配列させる新構造 ⇒ カメラの高解像度化と高感度化を実現
 45度回転して配列させる新構造により、画素ピッチ*を1/√2に縮めることができるため(下記図参照)、撮像特性を維持しながら、カメラの高解像度化を実現します(原理的に白黒の水平・垂直解像度は約1.4倍に向上)。例えば、“クリアビッドCMOSセンサー”の画素配列に適したソニー独自の画像信号エンジン「新エンハンスド イメージング プロセッサー」と組み合わせることで、有効画素数(2.0メガピクセル)の倍密度の静止画像(4.0メガピクセル)を生成し(信号相関画素補間)、高精細な静止画記録を実現します。
 また、従来と同じ画素ピッチの場合(下記図であれば画素ピッチ2.9μmで新構造配列すると)、一画素あたりの面積を2 倍に拡大できるため、感度や飽和信号量等の特性を向上させることが可能となります。

*画素ピッチ:隣り合った画素の中心から中心までの水平、垂直方向の距離

  • クリアビッドCMOSセンサーの配列
    図:画素配列の形状と、画素サイズ、画素ピッチの関係
    例:画素サイズ 2.9μmx 2.9μmの場合、新構造なら画素ピッチ2.05μm


“クリアビッド CMOSセンサー”は、ソニーのデジタルビデオカメラレコーダー新製品「DVD方式“ハンディカム”DCR-DVD505」(2006年1月23日発表/3月2日発売/オープン価格)に搭載されています。

ご参考

“クリアビッドCMOSセンサー”は、ソニーの商標です。「明るい(Clear)」と「鮮明な(vivid)」の合成造語で、明るく鮮明な画像を得られることを表現しています。

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