報道資料
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2006年2月27日
ソニー株式会社(以下ソニー)は、2005年9月22日の中期経営方針説明会において、「当社のリテール事業群については、その資産価値の最大化に向け、他社とのアライアンスを含めたオプションを検討します」と発表いたしました。
この方針に基づき当社は様々な検討を重ねてまいりましたが、リテール事業群の事業価値の最大化を実現する方策として、この度、リテール事業群の経営陣と従業員による独立的経営を目指し、当該リテール事業群を傘下におく持株会社を新設し、そのファイナンシャルパートナーとして日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社に当該持株会社の51%の株式を譲渡することで同社と基本合意いたしました。
リテール事業群の対象企業は、株式会社ソニープラザ、株式会社ソニー・ファミリークラブ、株式会社B&Cラボラトリーズ(含株式会社CPコスメティクス)、マキシム・ド・パリ株式会社、及び株式会社ライフネオです。各社は輸入雑貨販売、通信販売、化粧品、レストランなど多様なリテール事業を展開しており、これら事業を通じて構築した独自のブランド力、高い集客力、ユニークな商品・サービスなどの強みを有しています。
リテール業界が、価格競争や産業構造の変化に伴い厳しい事業環境下にある一方、今後お客様のニーズが次々と変化していく過程で、国内外には依然、潜在的かつ大きな事業機会があるものと認識しています。その事業機会を最大限に活かすべく、各社が培ってきた強みやオリジナリティをさらに推進し、総合的にお客様の生活を充実させるユニークな企業群として発展していくために、当該リテール事業群をグループ化することといたしました。
日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社には当社のリテール事業群に対して高い評価をいただき、当社は、今回の提携により当該事業グループが事業拡大のチャンスを積極的に創出していくための最善のファイナンシャルパートナーを得たものと思っております。
ソニーは、当該事業グループの独立を支持し、段階的に出資比率を低減していく予定です。
今後、2006年度第一四半期中の上記株式譲渡の実現を目指し、日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社と最終調整を行ってまいります。
各社の概要は以下の通りです。
【日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社】
【株式会社ソニープラザ】
【株式会社ソニー・ファミリークラブ】
【株式会社B&Cラボラトリーズ】
【株式会社CPコスメティクス】
【マキシム・ド・パリ株式会社】
【株式会社ライフネオ】