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2006年05月31日

様々な画質のハイビジョン映像から 垂直解像感の高いリアルな1080p映像を創造 進化した高画質創造技術 “DRC-MF v2.5”

 ソニー株式会社は、“より高画質でリアルな映像を創造する” ことをコンセプトにした独自の映像信号処理技術“DRC(デジタル・リアリティ・クリエーション)”を様々な画質が存在するデジタル放送時代にあわせ、信号の種類に応じて最適な1080p(プログレッシブ)高画質映像を創造する新技術 “DRC-MF v2.5(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション)に進化をさせました。
 “DRC”は、SD信号(標準テレビ信号)からHD信号(ハイビジョン信号)のフォーマットに変換する技術として1997年に開発されました。信号の補間処理で画素間の情報を埋めることで単純に画素数を増やす「線形補間方式」とは異なり、SD信号とHD信号の相関特性を利用して質感や解像感を表現する細やかな信号を高度な演算処理で創造するソニー独自の技術です。
 2004年には “DRC”のコンセプトをハイビジョン対応へと進化させて、ハイビジョンカメラで撮影された映像や放送局などから送られてきたHD信号を元に、さらなる質感や解像感を表現する、よりリアルなHD信号を創り出す技術として “DRC-MF v2”を開発しました。

 今回の新技術“DRC-MF v2.5”はHD信号に対するクリエーションと歪み抑圧を実現する「デジタルマッピング処理」の性能をより一層向上させ、3つの特長を実現しました。

 1.実物に近いリアルなHD信号創造の改善
従来技術からさらに解像感、艶感、遠近感を向上させると同時に、信号に含まれる歪成分に対しても破綻が無く強固な処理を実現することで、より安定したリアルなHD信号を創り出すことができます。

 2.鮮鋭でリアルなプログレッシブ信号の創造
HD信号からリアルな1080p(プログレッシブ)映像信号を直接創り出すことができ、垂直解像感の大幅な向上とともに動きのある映像での解像感や質感の向上を実現します。

 3.デジタル放送の高画質化
デジタル放送では、本来のHD信号だけでなく、SD信号から1080i(インターレス)のHD信号にフォーマット化されたHD映像が放送されることもあります。これらの様々なHD信号に対して最適でリアルなHD創造を適用することで、フルHDパネルの表現能力を最大限に引き出します。

 本技術は、デジタル放送時代に向けた映像信号処理技術として、今後発売する当社の家庭用薄型デジタルハイビジョンテレビBRAVIA(ブラビア)シリーズ等に順次搭載する予定です。

  • リアルなHD信号の創造(概念図)

【これまでの関連技術について】

 1) DRC(デジタル・リアリティ・クリエーション)技術:
1997年5月に開発、同年7月発売のWEGA(べガ)シリーズ(KW-32HDF9)より搭載。従来の画像倍密化技術である動き適応線形補間方式とは全く異なる考え方に基づき、標準テレビ信号から高精細テレビ信号へのデジタルマッピング処理で信号の創造を行なう技術。

 2) DRC-MF(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション)技術:
1998年8月に開発、同年10月発売のWEGA(べガ)“DRシリーズ”(KV-36DR9)より搭載。マルチ・ファンクションLSIという考え方に基づき、信号処理に応じてLSIの内部構成が変わるアーキテクチャにより、高精細な「DRC4倍密テレビ信号」と、動画像での動きの表現力に優れた高画質な「DRCプログレッシブテレビ信号」の切替えを実現。
 3) DRC-MF v1(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション)技術:
2001年4月に開発、同年5月発売のWEGA(べガ)“DZシリーズ”(KV-36DZ950)より搭載。新たに開発したアーキテクチャにより内部構造を柔軟に変化させて “DRC-MF”の映像をより高精細にする、ノイズを抑制して映像をすっきりさせるなど、お客様のお好みにより最適な映像を創造することが可能。

 4) DRC-MF v2(デジタル・リアリティ・クリエーション:マルチ・ファンクション)技術:
2004年8月に開発、同年8月発売のWEGA(べガ)“HVXシリーズ”より搭載。 “DRC”のコンセプトをHD対応へと進化させ、HD信号入力時には、入力信号とそれを超える情報量を有する仮想信号との相関関係を演算処理で創り出す「HD高密度デジタルマッピング処理」により、リアルで、一層美しいハイビジョン映像の創造を実現。
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