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2007年11月05日

薄型大画面テレビへ向けて、感度や画質性能に優れた シリコンチューナーチップセットを製品化

〜容積比10分の1以下(当社比)の小型チューナーモジュールの設計が可能〜

 ソニー株式会社は、薄型大画面テレビ向けの地上波デジタルおよび地上波アナログ放送用シリコンチューナーICと復調LSIのチップセットを製品化、2008年4月より販売を開始します。
 家庭用テレビは、薄型化競争が進んでおり、テレビの中で最も大きな機能部品の一つであるチューナーモジュールの小型化が求められています。
さらに録画機能の内蔵やマルチ画面表示などの多機能競争もあり、チューナーを複数搭載する機会が増え、ますますチューナーモジュールの小型化が強く求められています。また大画面化にともなってチューナー回路における高い受信性能の要求もあります。
 シリコン化により回路を集積した本チップセットを使ってチューナーモジュール設計すれば、従来のCANチューナーと比較して10分の1以下の容積比(当社比)のチューナーモジュールを設計することも可能です。また、これまでシリコンチューナーでは達成が難しいとされてきた感度性能なども、CANチューナーと同等レベル(当社比)を実現しています。
 今後弊社は、本チップセットを薄型大画面テレビ市場に向けて積極的に販売していきます。

  • シリコンチューナーIC『CXA3746』(左)、復調用LSI『CXD2811』(右)
    シリコンチューナーIC『CXA3746』(左)、復調用LSI『CXD2811』(右)
 

主な特徴

<シリコンチューナーIC>
  • 中間周波数を低くしたシステム(LOW-IF)を採用することにより、IC回路内に受信帯域を絞り込むフィルタ機能を持たせることで、従来のCANチューナーで必要だったSAWフィルタを不要にしています。
  • 雑音性能や妨害排除性能、不要輻射などのデジタル放送およびアナログ放送で要求されるチューナーの性能について、シリコンチューナーとして初めて従来のCANチューナー同等を実現しました。
<復調LSI>
  • 日本のBSデジタル放送と地上デジタル放送の復調機能に加え、地上アナログ放送の映像検波と音声多重デコーダー、さらにゴーストキャンセラーまでワンチップ化しています。
  • 復調LSIを含めたチップセットとすることで、チューナーICを最適制御します。高性能妨害除去フィルタによってCANチューナー同等性能(当社比)の大画面テレビに適した隣接妨害特性が得られます。
  • コンポジット映像信号の波形調整機能を内蔵しており、本製品の採用により薄型大画面テレビの商品開発におけるチューナーの開発期間を短縮します。
<アナログ放送受信時の主要性能>
  • 位相雑音:-110dBc/Hz(100KHz offset)
  • PCSビート:-70dBc以上
  • 雑音指数:5dB typ
  • イメージ妨害排除:70dB以上
  • 映像S/N:51dB typ
<デジタル放送受信時の主要性能>
  • 感度:-81〜-79dBm(64QAM7/8)
  • 妨害除去機能:ARIB規格適合(38〜40dB)
シリコンチューナーIC部
型名 『CXA3746』
サイズ 6.5mm×6.5mm
パッケージ VQFN-56Pin
サンプル価格 1000円
復調LSI部
型名 『CXD2811』
サイズ 14mm×14mm
パッケージ BGA-192Pin
サンプル価格 4000円

※本件に関するお客様からのお問い合わせ先:

ソニー株式会社 デバイス&アプリケーション営業本部
電話: 03-5435-3569

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