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2007年12月04日

【ご参考資料】
ソニーにおける資源循環の取組みについて

資源循環システムの構築

 ソニーでは、グループの環境中期目標において、製品の循環材利用率(※1)の向上など資源循環に関する目標を掲げ、取り組んでいます。 本年3月には、これまで事業本部や事業所毎に行っていた資源循環に関する取り組みをより加速させるため、全社横断的な視点から資源循環システムを構築し、新規投入資源の削減と環境負荷の低減を目的とした本社直轄の「Earth(アース)プロジェクト」を開始しました。
 具体的には、ソニーグループ内で排出された製品部品や梱包材、ならびに社外で排出された廃材などについて、回収ルートの構築、リサイクル技術を通じての再資源化を行い、循環材(※2)として有効活用を目指します。
 また、社外で排出、再資源化された循環材については、既存の「ソニーグリーンパートナー環境品質認定制度」に基づいた化学物質管理を行い、調達しています。 一般的に、再生紙や再生プラスチックなどは新材に比べて一定の品質、量を確保することが難しいとされていますが、ソニーでは厳しい品質管理の下で、高品質でかつ安価な循環材を調達しながら、製品の原価低減、安定的な調達につながる仕組みを構築することも目指しています。

業界最大規模の再生プラスチック使用量を、2010年度までに約2倍へ

 ソニーでは、90年代前半から再生プラスチックの使用を開始し、2006年度の再生プラスチック(主に再生ポリスチレン)使用量は、業界最大規模(*3)の年間約1万6000トンとなりました。 これにより約1万8000トンのCO2排出削減に貢献いたしました。今後は、新たに「2010年度までに再生ポリスチレンの使用量を約2倍(06年度比)」と設定し、製品の循環材使用率をさらに高めてまいります。 

再生プラスチック(ポリスチレン・ポリカーボネート)の循環事例

  再生ポリスチレン: ソニー内で排出し、再資源化した循環材を、2008年モデルの液晶テレビ<ブラビア>に使用していきます。 その他、社外で排出された食品容器などのポリスチレン製発泡スチロール廃材に、耐衝撃性・難燃性を付与することで、製品材料に使用可能な物性への改良を実現。ブラウン管テレビのリアカバー、ホームシアター・システムステレオの内部部品(スピーカーバッフル板、ダクトなど)と外装(リアキャビネット、スタンドカバーなど)に採用しています。

  再生ポリカーボネート: 光ディスク製造工場の(株)ソニー・ミュージックマニュファクチュアリングで製造したポリカーボネート製CDの廃材を、独自技術と設備を用いて表面塗膜を剥離することで、新材と同等のポリカーボネートに再生し、製品の外装への採用を実現。 2007年モデルのデジタルビデオカメラ<ハンディカム>のフロントパネル、<ロケフリHome HD>のトップカバーに使用しており、今後も複数製品で採用を予定しています。
 また、従来の難燃剤よりも難燃効果の高い新型難燃剤を独自開発し、これを再生ポリカーボネートに添加することで、高い耐熱性や耐衝撃性、寸法安定性が求められる製品への利用を実現しています。 
リアプロジェクションテレビ<ブラビア>の光学ブロックはその一例です。

専門組織「資源循環室」の設置

 なお、「Earthプロジェクト」による取組みをより加速・拡大させるため、本年11月1日付で、ソニーグループの資材調達を担当するプロキュアメントセンター内に「資源循環室」を設置いたしました。 今後、グローバルな視点で資材調達対応の統一性を保ちながら、資源循環システムの構築を行ってまいります。

(注釈)
※1 循環材利用率: 製品資源投入量に対する循環材使用量の比率
※2 循環材:自然循環可能な素材(植物原料プラスチックなど)、リユース材、リサイクル材(再生紙、再生プラスチックなど)
   再生材:リサイクル材(再生紙、再生プラスチックなど)
※3 2007年11月末現在 ソニー株式会社調べ

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