ニュースリリース

コンテンツメニュー
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
検索日と情報が異なる可能性がございますので、 あらかじめご了承ください。
2008年11月04日

ソニーと慶應義塾大学 次世代技術系人材育成協働プロジェクトに合意


ソニー株式会社
慶應義塾大学
 ソニー株式会社(以下、ソニー)と、慶應義塾大学は、新しい形の産学協働として、次世代を牽引する技術系人材の育成強化を目的に、人材交流や共同研究などに中長期的に取り組んでいくことで、このたび合意いたしました。
 現在、あらゆる分野でグローバルな競争が激化し、ビジネス環境がめまぐるしく変化しています。
また、科学技術の先端的な研究成果が産業界を大きく進展させ、社会に大きな影響を与えるようになってきています。こうした環境下においてソニーと慶應義塾大学は、より魅力的な製品を生み出し社会に貢献するためには、社会のニーズを適切に把握し、あらゆる変化に柔軟に対応できる高い能力と判断力を有する次世代技術者の人材育成強化が課題であるという問題意識を共有いたしました。
 今後、ソニーのグローバル企業としての先端研究・開発力と、慶應義塾大学の教育・基礎研究を活用し、次世代技術系人材の育成を強化してまいります。中長期的な視点で双方の強みを活かした産学協働を展開し、産業界や教育界のさらなる発展に貢献することをめざします。

 2009年4月以降に実施予定の具体的な産学協働プログラムの概要は以下の通りです。

1) ソニー寄附講座設置(*)、および慶應義塾大学教員とソニー技術者の人材交流
 学生が、自らの専門性を高め、社会的な問題を解決することができる高い能力と判断力を養うための次世代技術系人材の育成を目的として、慶應義塾大学に、主に大学院修士課程、博士課程の学生を対象としたソニー寄附講座を設置します。企業における具体的な課題解決の経験に基づいた教育を行い、大学院生に対して産業界におけるキャリアパスの事例を提示いたします。また、オープン・イノベーションにつながる新領域の共同研究、開発の可能性の探索を行います。
 また、中長期的には、慶應義塾大学教員とソニー技術者の交流プログラムを実施し、研究者・技術者としての多様な経験の醸成と、更なる成長をめざします。

*2009年4月大学院理工学研究科に「イノベーション創出戦略マネジメント」講座を開講予定。

2) インターンシップの実施
 留学生を含めた大学院生を対象に、中長期のインターンシップをソニーにて実施します。期間は3ヶ月から1年間を想定しており、単位認定を予定しています。これにより、学生の研究環境の選択肢の拡大や、産業界に精通した人材の育成をはかります。
3) Cell Broadband Engine™ (Cell/B.E.)アプリケーション共同研究
 慶應義塾大学院生が、Cell/B.E.アプリケーション・プログラムの試作に取り組みます。ソニーより「プレイステーション 3」(PS3®)を150台提供し、PS3®上でLinux OSを使い、コンスーマーエレクトロニクスへの応用の可能性について共同研究します。開発結果は、慶應義塾大学においてコンテスト形式による評価を行います。ソニーでは、それらの技術の実用可能性を検討してまいります。
  ソニーならびに慶應義塾大学は、上記3つのプログラムを有機的に連携させて実施することにより、より大きな成果を目指してまいります。

【ソニー株式会社 社長 兼 エレクトロニクスCEO 中鉢良治コメント】
 大学における人材育成に対し、企業が積極的にプログラムを提案し参画する今回の取り組みは、社会の諸問題の解決に資する「イノベーション」を牽引していく次世代の高度理工系人材の育成強化に貢献できるものと考えております。
 また、このようなこれまでにない形の産学協働が、日本の産業界、教育界、そしてその連携において、新たな変革のきっかけになるものと信じております。

【慶應義塾 塾長 安西祐一郎コメント】
 今年創立150年を迎えた慶應義塾は国際水準の教育、研究、医療を目指し、日ごろより努力と挑戦をしておりますが、とりわけこれからのグローバル社会をリードする人材の育成は慶應義塾における重大な使命と考えております。
 今回の取り組みでは、グローバルな視点を有する企業と大学がお互いの英知を結集し、産学協働による新たな人材育成プログラムとプラットホームを創り上げることで、国内外でリーダシップをとることのできる「次世代の高度人材の育成」と、新しい産学連携モデルの構築が実現することを期待します。

「プレイステーション」および「PS3」は株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの登録商標です。
また、「Cell Broadband Engine」は同社の商標です。

以上

このページの先頭へ