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2010年08月18日

衛星回線(BGAN)や無線LANなど各種モバイル回線に対応するトランスミッターと 最大12地点から中継映像を同時受信できるレシーバー“ロケーションポーター” システム 発売

 ソニーは、FOMA回線※1や有線、無線LAN回線、また衛星回線(BGAN)※2などを利用して安定した高品質映像をリアルタイムに伝送する中継システム“ロケーションポーター(LocationPorter)”のリアルタイム・ビデオトランスミッター『RVT-SD200』と、最大12地点からの同時受信を可能にするマルチチャンネルレシーバー『RVT-MR200シリーズ』を発売します。

型名 発売日 希望小売価格
 リアルタイム・ビデオトランスミッター『RVT-SD200』 10月12日 オープン価格
 マルチチャンネルレシーバー(最大同時12受信用)『RVT-MR212』
 マルチチャンネルレシーバー(最大同時4受信用)『RVT-MR204』
 マルチチャンネルレシーバー(最大同時1受信用)『RVT-MR201』
 衛星回線対応オプションライセンス『RVTA-BG200』
 従来の“ロケーションポーター”のシステムでは、送信機に対し1対1で受信機を必要としていました。今回、新たに開発したマルチチャンネルレシーバー(RVT-MR200シリーズ)では最大12台の送信機からの映像を同時受信することが可能になり、複数の現場状況を1台の受信機のモニター上でリアルタイムに把握できます。また、送信機と同数の受信機を購入しなくてよいため、特に多地点からのリアルタイム映像受信を必要とする場面において、従来に比べてシステム導入コストの大幅な削減を実現します。
 さらに、直感的な操作を実現するGUIデザインにより、簡単なオペレーションを実現します。

 通信には、従来のFOMA回線※1や有線LAN回線に加え、新たに無線LAN、衛星回線(BGAN)に対応※2しました。特に衛星回線(BGAN)を利用することで、通信インフラの整備されていない場所(山間部、島しょ部及び海上等)からのリアルタイム映像伝送が可能となります。

 また、低ビットレートから高ビットレートまで様々なモバイル環境でさらなる高品質・安定伝送を実現する機能を搭載しています。
<“ロケーションポーター”とは>
 “ロケーションポーター”は、緊急性と即時性が要求される場面で使用するのに最適な映像伝送システムです。官公庁・自治体などが行う災害や事故時の映像による情報収集や、放送局が行うニュース現場からの取材映像の中継など、中継車や多数の人員等を必要としなくても手軽に中継を可能にする送信機と受信機で構成されています。
 送信機・受信機と兼用できる“ロケーションポーターRVT-SD200”は従来の「RVT-SD100」の機動性を踏襲し、本機にビデオカメラ、FOMA※1などの通信端末を繋ぎ、簡単なボタン操作だけで手軽に受信機へのリアルタイムの映像伝送を実現します。

※1: 対応端末:株式会社NTTドコモ FOMA A2502 HIGH-SPEED、L-02A、L-05A
※2: BGAN(ビーギャン)とは、インマルサット社が提供している衛星電話サービスの総称です。衛星回線(BGAN)をご利用頂くためには、受信機として衛星回線対応オプションライセンスRVTA-BG200を追加したマルチチャンネルレシーバー『RVT-MR200シリーズ』が必要です。


●主な特長(詳細)
1. 最大12拠点からのマルチチャンネル受信に対応
受信機として新たに開発したマルチチャンネルレシーバーを利用することで最大12台の送信機からの映像を同時受信することが可能になりました。これにより、特に多地点からの映像受信を必要とする場面において、システムの導入コストの大幅な削減を実現します。
音声は、各送信機との双方向コミュニケーションに加え、受信機から接続中の全送信機への一斉同報も可能です。
マルチチャンネルレシーバーの画面は、メイン画面(選択映像)・サブ画面で構成され、サブ画面も最大15fpsで表示されるので、刻々と変化する現場状況をリアルタイムに把握できます。また、タッチパネル操作も考慮した使いやすいGUIデザインにより、タッチパネルディスプレイをマルチチャンネルレシーバーに接続することでタッチ操作による直感的なオペレーションを実現します。
2. 衛星回線BGAN※2、無線LANなど、対応通信回線を拡大※3
通信には、従来のFOMA回線※1や有線LAN回線に加え、マルチチャンネルレシーバー(RVT-MRシリーズ)に衛星回線対応オプションライセンス「RVTA-BG200」を追加することで、新たに衛星回線(BGAN)に対応しました。通信インフラの整備されていない場所(山間部、島しょ部及び海上等)でも映像の伝送が可能となり、利用可能地域が拡大します。
また、「RVT-SD200」に推奨の無線LANアダプターを接続することで、802.11n/g/b対応の無線LANネットワークを利用することができます。※4

※3: 接続には各通信端末、回線およびプロバイダーとの契約が必要です。
※4: 公衆無線LANはご利用いただくことができません。

3. 高画質・高音質のコーデック、および安定伝送技術を採用

(1) ソニー独自のコーデックエンジンで高画質・高音質での伝送を実現
映像圧縮コーデックには、MPEG2の2倍以上の圧縮効率を実現するH.264/AVC Main Profileを採用し、低ビットレートでの高画質伝送を可能にしています。また、従来の解像度/フレームレート(352×240/5〜15fps)に加え、RVT-SD200では、LAN回線利用時に、720×480/30fps(60i)(Full SD)を実現しました。
音声圧縮コーデックにも、高圧縮率のATRAC3plusを採用し、低ビットレート伝送時にも自然でクリアな音声伝送を実現しています。

(2) 安定伝送を実現するQoS技術を搭載
独自開発の品質制御技術QoS(Quality of Service)により、利用状況によって帯域が変動するモバイル回線においても、ネットワークのブレを吸収し、高品質で安定したリアルタイム伝送が可能です。有線・無線LAN回線上では、ARC、Real-time ARQ、FECの3つの機能で構成されたIntelligent QoS機能により、回線状況に応じた安定伝送を実現します。

(3) デュアルFOMA機能搭載
「2X FOMA」モード時は、FOMA回線を最大2回線同時に使用することで映像の高画質・安定伝送を実現します。また音声と通話用音声は完全二重化され、高品質での伝送が可能です。
RVT-SD200は、自動コントロールを行う「Intelligentモード」に加え、「Bulkモード」、「Duplicateモード」の3つのモードを、利用環境に合わせて選択することができます。

<Bulkモード(画質優先)>
2本のFOMA回線にストリームを分散させて伝送。FOMA2回線分の帯域を利用できるため高画質での映像伝送が可能です。
<Duplicateモード(安定伝送優先)>
同じストリームデータを2台のFOMA端末で冗長化して伝送。ネットワーク状況悪化の影響を受けにくい安定伝送が可能です。
<Intelligentモード>
ネットワークの状態が良い時はBulkモード伝送、ネットワークの状態が悪化したらDuplicateモードに自動切換えします。

4. その他の特長

(1) 現場での簡単操作を実現
現場では、電源ON/OFF、映像送信のスタート・ストップはボタンによる直感的な簡単操作で中継ができます。
(2) 受信機からのコントロール機能搭載
受信側オペレーターが送信機から伝送されてくる映像を確認し、通信状況や利用シーンにあわせた送信機の伝送モード(伝送モード・FEC量・バッファ量・伝送開始/終了)を柔軟に変更することも可能になりました。これにより、送信側は伝送状況を意識することなくカメラ撮影・現場での作業に専心することができます。

(3) 音声通話機能を搭載
コンテンツの音声とは別に、送信機と受信機の連絡用としてヘッドセット(別売)による音声通話が可能です。マルチチャンネルレシーバーでは、接続中の全送信機への一斉同報も可能です。
(4) 機動性の高いコンパクトシステム
本体はA5サイズ相当の小型サイズで、バッテリー(別売オプション)駆動でも約1.5 kgの軽量を実現しており、機動性の高いシステムです。ショルダーストラップ(別売オプション)による肩掛けスタイルも可能です。
(別売オプション)
リチウムイオンバッテリー『RVTA-BT100』(発売中)
     希望小売価格: 84,000円(税抜価格 80,000円)

バッテリーチャージャー『RVTA-BC100』(発売中)
     希望小売価格: 115,500円(税抜価格 110,000円)

ショルダーストラップ『RVTA-ST100』(発売中)
     FOMA端末※1を2台収納できるショルダーストラップ
     希望小売価格: 16,800円(税抜価格 16,000円)


●主な仕様
リアルタイム・ビデオトランスミッター『RVT-SD200』
同時接続数 1台 (送受切り替え可能)
映像・
音声
映像圧縮方式 H.264/MPEG-4 AVC Main Profile
解像度/
フレームレート/
映像ビットレート
FOMAモード
(FOMA1回線利用時)
352×240/ 5~15fps/ 32~160kbps、
352×240/ 5fps/ 32kbps (固定)
2×FOMAモード
(FOMA2回線利用時)
352×240/ 5~15fps/ 64~320kbps (Bulkモード)
352×240/ 5fps/ 64kbps (固定Bulkモード)
352×240/ 5~15fps/ 32~160kbps (Duplicateモード)
352×240/ 5fps/ 32kbps (固定Duplicateモード)
352×240/ 5~15fps/ 32~320kbps (Intelligentモード)
LANモード / WLANモード
(LAN回線利用時)
720 x 480/ 30fps(60i)/ 1,024~4,096kbps
480×480/ 30fps(60i)/ 768~3,072kbps
352×240/ 5~30fps/ 32~1024kbps
352×240/ 5~30fps/ 32~512kbps
352×240/ 5~15fps/ 32~160kbps
352×240/ 5fps/ 32kbps (固定)
Satelliteモード
(インマルサットBGAN利用)
352×240/ 15fps/ 256kbps (固定)
352×240/ 15fps/ 224kbps (固定)
352×240/ 15fps/ 192kbps (固定)
352×240/ 15fps/ 160kbps (固定)
352×240/ 10fps/ 128kbps (固定)
352×240/ 7.5fps/ 96kbps (固定)
352×240/ 5fps/ 64kbps (固定)
352×240/ 5fps/ 32kbps (固定)
※受信機として
RVTA-BG200 (別売) を
追加したRVT-MR200シリーズ
が必要です。
音声圧縮方式 ATRAC3plus
音声ビットレート FOMAモード
(FOMA1回線利用時)
32kbps (Stereo/Mono) ,16kbps(Mono)、8kbps(Mono)
2×FOMAモード
(FOMA2回線利用時)
32kbps (Stereo/Mono) ,16kbps(Mono)、8kbps(Mono)
LANモード/WLANモード
(LAN回線利用時)
64kbps (Stereo), 32kbps (Stereo/Mono) ,16kbps(Mono)、8kbps(Mono)
Satelliteモード
(インマルサットBGAN利用)
32kbps (Stereo/Mono) ,16kbps(Mono),8kbps(Mono)
※受信機としてRVTA-BG200 (別売) を追加したRVT-MR200シリーズが必要です。
音声 (通話用) 圧縮方式 MPEG-4 HVXC
音声 (通話用) ビットレート 2kbps
インターフェース ビデオ・オーディオ ビデオ入/出力 BNC×1 (Composite IN/OUT)
オーディオ入/出力 ステレオミニジャック×1 (Line IN/OUT)
音声 ヘッドセット入出力 ステレオミニジャック (プラグインパワー対応) ×1
ステレオミニジャック×1
ネットワーク FOMA通信端末接続用※1 USB (TypeA)×2
LAN・衛星端末接続用 RJ-45×1 (100BASE-TX/10BASE-T)
その他 無線LANアダプター・
キーボード・マウス・
USBメモリなどの接続用
USB (TypeA)×2/キーボード・マウスなど
ディスプレイ出力 D-sub15ピン×1(アナログRGB)
ACアダプター (付属) 接続用 DCコネクター×1
外部バッテリー接続用 XLRタイプ4ピン×1
一般 電源 ACアダプター(付属):DC16.0V, 内蔵バッテリー (別売) :DC11.1V, 外部バッテリー (別売) :DC14.4V
消費電力 最大60W(AC駆動でバッテリー充電時)
外形寸法 (幅X高X奥行) 約143×80×222mm
質量 約1.5kg (RVTA-BT100装着時)

マルチチャンネルレシーバー『RVT-MR200シリーズ』
RVT-MR201 RVT-MR204 RVT-MR212
同時接続数 1台 4台 (最大) 12台 (最大)
インターフェース ビデオ・オーディオ ビデオ出力 ピンジャック(Composite Out)×1(選択されたビデオ1系統を出力)
オーディオ出力(L/R) ピンジャック(Line Out)×2(選択されたオーディオ1系統を出力)
音声 ヘッドセット入出力 ステレオミニジャック×1
ステレオミニジャック×1
ネットワーク LAN接続用 RJ-45×1(100BASE-TX/100BASE-T/1000BASE-T)
その他 キーボード・マウス・USBメモリなどの接続用 USB2.0(TypeA)×10
ディスプレイ出力 D-sub15ピン×1(アナログRGB)※解像度1920×1080ドット以上のPCモニターが必要です。
その他の機能 チャンネル予約機能(自動チャンネル接続またはチャンネル予約)、音声一斉同報機能、全画面表示機能、タッチパネル対応

※1: 対応端末:株式会社NTTドコモ FOMA A2502 HIGH-SPEED、L-02A、L-05A
注: LocationPorterはソニー株式会社の登録商標です。
注: ATRAC3plusはソニー株式会社の商標です。
注: FOMAは、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。
注: その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、®マークは明記していません。


市場推定価格: 『RVT-SD200』 1,600,000円前後
  『RVT-MR212』  1,800,000円前後
  『RVT-MR204』  1,400,000円前後
  『RVT-MR201』  650,000円前後
  『RVTA-BG200』 280,000円前後

「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。
なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。


※お客様からのお問い合わせ先

ソニービジネスソリューション(株) 業務用商品相談窓口
TEL 0120-788-333 (フリーダイヤル)、
0466-31-2588(携帯電話・PHS・一部のIP電話などフリーダイヤルがご利用になれない場合)
受付時間 9:00〜18:00(土・日・祝日、および年末年始は除く)
ソニー製品情報URL sony.jp/pro/
“ロケーションポーター”オフィシャルサイトURL sony.jp/rvt/

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