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2011年09月12日

世界初*1、デジタルケーブルテレビ放送規格「DVB-C2」*2復調LSIを商品化

ソニーは、欧州をはじめ世界各国で採用されている、デジタルケーブルテレビ放送規格 DVB-C*3を改良した次世代規格である DVB-C2*2(Digital Video Broadcasting –Cable 2)に準拠した「復調LSI」を世界で初めて*1商品化しました。

  • 復調LSI
    『CXD2835ER』(左)、『CXD2836ER』(右)
型 名 出荷時期 サンプル価格(税込み)
復調LSI 『CXD2835ER』
  (DVB-C/C2 対応)
2011年11月 5,000円
復調LSI 『CXD2836ER』
(DVB-C/C2/T/T2 対応)
2011年12月 7,500円
 DVB-C2は、伝送容量を大幅に増加させ、伝送路を有効利用することで、高品位なHD放送および多チャンネル化を実現する次世代規格です。従来のDVB-Cに比べ16倍の多値変調方式が採用されており、ケーブルネットワーク内部の様々な反射波や妨害波に対するより強い耐性が要求されますが、今回開発した復調LSI は、ソニー独自の「伝送路推定アルゴリズム」と「誤り訂正回路」の搭載により、安定かつ高感度な受信を実現しました。また、低消費電力化を図るとともに、端子数を削減してパッケージの小型化も実現しました。
 『CXD2835ER』は、従来のDVB-Cの復調機能、『CXD2836ER』は、従来のDVB-C 及び DVB-T*4、DVB-T2*5の復調機能も搭載しています。これにより DVB-C2 規格の普及に合わせ、柔軟なセット設計への対応が可能となり、あわせて小型化や部品点数削減にも貢献できます。
 今後ソニーは、欧州をはじめサービスの拡大が期待される地域向けのテレビやセット・トップ・ボックス等のメーカーに対し、積極的に販売していきます。
*1
2011年9月現在、ソニー調べ。
*2
DVB-C2: デジタルケーブルテレビ放送規格「ETSI EN302-769」。第1世代のDVB-Cを改良した第2世代の規格。デジタルの音声と動画の信号を直交周波数分割多重方式(OFDM)のデジタル変調で送信する。1024/4096QAMとLDPC符号(誤り訂正方式の一種)の採用によりDVB-C比で約60%の伝送効率の向上を実現。
*3
DVB-C: デジタルケーブルテレビ放送規格「ETSI EN300-429」。欧州をはじめ世界各国で採用されている。デジタルの音声と動画の信号を振幅位相変調方式(QAM)のデジタル変調で送信する。
*4
DVB-T: 地上デジタルテレビ放送規格「ETSI EN300-744」。欧州をはじめ世界各国で採用されている。デジタルの音声と動画の信号を直交周波数分割多重方式(OFDM)のデジタル変調で送信する。
*5
DVB-T2:地上デジタルテレビ放送規格「ETSI EN302-755」。第1世代のDVB-Tを改良した第2世代の規格。デジタルの音声と動画の信号を直交周波数分割多重方式(OFDM)のデジタル変調で送信する。時間インターリーバ、LDPC符号(誤り訂正方式の一種)の採用によりDVB-T比で約50%の伝送効率の向上を実現。

主な特長

  • 世界初*1のDVB-C2 用復調LSI(1024QAM/4096QAMに対応)
  • ソニー独自の「伝送路推定アルゴリズム」と「誤り訂正回路」の搭載により、安定かつ高感度な受信(1024QAM、符号化率9/10にて所要C/N=32.1dB)を実現
  • 低消費電力 360mW (4096QAM、符号化率9/10受信時、標準値)
  • 『CXD2835ER』は DVB-C、『CXD2836ER』は DVB-C、DVB-T、DVB-T2 に対応することで、規格の普及に合わせた柔軟なセット設計への対応を可能とし、あわせて小型化や部品点数削減にも貢献
  • 『CXD2835ER』と『CXD2836ER』は、パッケージ及び、端子配列が同じであり、同一プリント基板で復調LSI だけを乗せ換えることにより、対応する放送規格(DVB-C/C2 及び、DVB-C/C2/T/T2)の変更が可能(さらに、DVB-T/T2/C 復調LSIである『CXD2834ER』ともパッケージ及び、端子配列互換)

『CXD2836ER』のブロック図とシステム構成例

主な仕様

サイズ
: 7mm×7mm
パッケージ
: 48pin VQFN (0.5mm ピッチ)
電源電圧
: 3.3V/1.2V
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