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2011年10月03日

<参考資料>
新開発 世界最小※10.74型(対角 18.8mm) 4K ディスプレイデバイス“SXRD”

  • 0.74型 4K ディスプレイデバイス“SXRD”
    0.74型 4K ディスプレイデバイス“SXRD”
【世界最小※1 0.74型(対角18.8mm) 4K “SXRD” について】
 本製品は、4Kホームシアタープロジェクター用ディスプレイデバイスとして、世界最小サイズを実現した0.74型4K(885万画素)“SXRD(Silicon X-tal※2 Reflective Display)”です。
 ソニーは、既にデジタルシネマ用として1.55型4K“SXRD”を商品化しておりますが、今回ホームシアタープロジェクター向けに、画素ピッチを従来の7μmから4μmへと微細化し、0.74型で有効885万画素(水平4,096×垂直2,160)を実現したことで、小型化した4K“SXRD”を開発しました。微細化を実現するために、シリコン駆動基板(画素駆動回路、画素電極形成プロセス)を新たに開発し、また映像を投射する際に必要な“SXRD”3枚(赤/緑/青それぞれ)の位置を高い精度で保持するため、デバイスのパッケージを新開発しました。
 本製品は、ソニーから同日発表の4Kホームシアタープロジェクター『VPL-VW1000ES』に採用されます。

開発背景など

 近年、映画館では迫力ある高い臨場感の映像が望まれており、大画面でも高解像度の映像を表示でき、フルHDの4倍にあたる885万画素を実現する「4K」や「3D」が普及しています。一方、家庭でも60〜150型クラスの大画面を楽しむ方が増えており、高解像度化への要求が高まっています。
 これらの要求に応えるため、ホームシアタープロジェクター用に表示デバイスを小型化し、“SXRD”本来の高画質を保ちながら解像度は、映画館のデジタルシネマ同等の「4K」、さらに120Hzハイフレームレートや3D表示、と臨場感を高める要素を全て搭載した“SXRD”を商品化しました。

新開発 4K“SXRD”の特長

新シリコン駆動基板

 シリコン駆動基板において、従来プロセスよりも微細な0.18μm MOSプロセスを導入しました。また、液晶駆動の最適化により画素電極電圧を低下させ、画素駆動回路面積を縮小しました。これらにより画素ピッチ4μmを実現しています。さらに、シリコン駆動基板表面を平坦化することにより、液晶層の厚みを均一化し、表示輝度ムラが少なく、高コントラストな画質を実現しています。


新パッケージ

 プロジェクターの内部において、使用環境によっては光学部材やパネル温度が変化しますが、高精細な4μm画素ピッチでは、環境温度による部材の膨張などに起因した、かすかなパネルの位置関係の変化が課題となっていました。そこで今回、材料と形状を最適化した新たなパッケージを開発したことにより、赤・緑・青3枚のパネルの位置合わせを正確に保ちつつ、熱伝導性の良い材料を使うことで冷却性能を向上させ、従来より輝度を上げても解像感と色再現性を高品位に維持し、パネル本来の特性を引き出すことに成功しました。

0.74型4K “SXRD” 断面図

0.74型 4K “SXRD” の主な仕様

ディスプレイ素子
SXRD (Silicon X-tal Reflective Display)
表示サイズ(対角)
0.74型(18.8mm)
画素数(水平×垂直)
4,096×2,160画素
画素ピッチ※3
4μm
画素間スペース
0.2μm
開口率
90%
液晶モード
垂直配向
配向膜
無機配向膜
駆動素子
0.18μm MOSプロセス
液晶セルギャップ
2μm 以下
階調特性
12bit
フレームレート
120Hz

※1. 2011年10月3日時点の4Kディスプレイデバイスとして
※2. X-tal=Crystalの意味
※3. 画素の大きさ+画素間スペース
*“SXRD”は、ソニー株式会社の商標です
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