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2012年04月05日

プロフェッショナルHDライブ映像制作向けのIP伝送システムを開発

〜スタジアムや劇場などで自由度の高いシステム構築を実現〜


 ソニーはプロフェッショナルAV領域でIP技術を積極的に採用しており、この度、複数のHD映像信号、音声信号や各種制御信号を一本のネットワークケーブルでIP伝送する「NXL-IP55」を開発しました。
このシステムは、放送業界においてHD映像伝送の標準規格であるHD-SDIインフラにIPネットワーク伝送技術を融合させることで、新たな映像伝送オペレーションを具現化し、次世代のライブ映像制作を実現するものです。

  • NXL-IP55
 スタジアムや劇場、屋外スポーツ施設などでのHDライブ映像制作においては、複数カメラ映像の同期や、遅延を極小化した高画質の映像伝送が求められます。また複数のカメラ台数分の同軸ケーブルに加えて、同期信号や制御用など、多数のケーブルが必要となっていました。ソニーは、「NXL-IP55」によって、放送品質のHD映像を1フィールド以内の遅延に抑えるとともに、ネットワーク経由で同期させたIP伝送を実現しました。
これによりAV制御室と離れた場所に設置された複数のカメラ間の接続が可能となり、従来のケーブル敷設に比べて非常にシンプルにシステムを構築でき、オペレーションの効率化にもつながります。
さらに、「NXL-IP55」は一組で双方向のIP映像伝送を可能にしていますので、AV制御室でスイッチングされた映像出力を劇場側の「NXL-IP55」に超低遅延で戻し、大型スクリーンに高画質の映像を投射するなど、従来では実現困難なシステム構築も可能にします。

 また、「NXL-IP55」は、新製品の放送用カメラHDC-2000シリーズのIP伝送機能と組み合わせて運用することも可能です。HDC-2000シリーズは カメラヘッドとCCU(カメラコントロールユニット)間に Gbitのネットワークの伝送回線を用意しており、この回線の両端に「NXL-IP55」を接続することで、最大カメラ3台分の映像信号を伝送できます。これにより、カメラとCCUを結ぶ一本の光複合ケーブルで最大4系統のHDカメラ映像の伝送ができるようになり、スポーツ中継や劇場中継などで、さらにダイナミックなシーンを捉える機会が高まります。

 ソニーは、IP技術で高品質なコンテンツ制作を効率的なオペレーションで実現する製品やシステムを今後、提案していきます。
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