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2012年10月03日

業界初※1、1チップで国内3波テレビ放送方式対応のシリコンチューナーIC を搭載したチューナーモジュールを商品化

- 従来比※2 約25%小型化、消費電力約20%削減 -


  • 国内3波テレビ放送方式対応トリプルチューナーモジュール『SUT-PJ721』、『SUT-PJ722』
    国内3波テレビ放送方式対応トリプルチューナーモジュール『SUT-PJ721』、『SUT-PJ722』
 ソニーは、業界で初めて※1 1チップで国内3波テレビ放送(地上デジタル、BS/CSデジタル)の受信に対応した新開発シリコンチューナーIC搭載のチューナーモジュール商品群『SUT-PJシリーズ』を発売します。


型名 サンプル出荷時期 サンプル価格
(税込み)
テレビ向けチューナーモジュール  『SUT-PJ221』(シングルチューナー) 10月下旬 5,000円
 『SUT-PJ521』(ダブルチューナー) 10月下旬 7,000円
 『SUT-PJ721』(トリプルチューナー) 10月下旬 10,000円
レコーダー機器向けチューナーモジュール  『SUT-PJ222』(シングルチューナー) 10月下旬 5,000円
 『SUT-PJ522』(ダブルチューナー) 10月下旬 7,000円
 『SUT-PJ722』(トリプルチューナー) 10月下旬 10,000円


 従来、テレビやレコーダー機器の国内3波テレビ放送対応チューナーモジュールは、地上デジタル放送受信用と衛星(BS/CS)デジタル放送受信用にそれぞれ別々のチューナーICを搭載していました。ソニーは、今まで培ってきた地上/衛星放送それぞれの受信用シリコンチューナーの開発技術やノウハウを生かし、発振回路やロジック回路などの共通化を実現。地上/衛星の両対応1チップICでありながら、当社の地上デジタル放送用 シリコンチューナーICと同一サイズまで小型化し、本モジュールに搭載しました。
 これにより、本シリーズはトリプルチューナーにおいて、従来比※2約25%の小型化を実現しました。また、独自の高周波回路技術とモジュール化技術により消費電力を約20%削減しながら、地上デジタル放送で-81dBm(64QAM, Code Rate=7/8)、衛星デジタル放送で-85dBm(TC8PSK, Code Rate=2/3)という安定した受信感度を達成しております。さらに、複数個搭載されているチューナーIC同士のノイズ(輻射)が映像品質に与える影響を抑え、優れた相互干渉妨害耐性を実現することにより、各系統のチューナーの受信感度差を0.5dB以下を実現しました。
 本シリーズをテレビやレコーダー機器のメーカーが採用することで、製品の薄型化や基板の小型化、柔軟な商品設計などが可能になり、消費電力の削減にも貢献いたします。また、同一基板でシングルチューナーモデルやトリプルチューナーモデルの設計が可能になるなど、製品作りの効率化を図ることができます。
 なお、本シリーズは10月13日からソニーが発売するブルーレイディスクレコーダー商品群に搭載されます。

※1:2012年10月3日広報発表時点。
※2:当社トリプルチューナーモジュール『SUT-PJ715』と『SUT-PJ721』を比較した場合。


 ソニーは、2008年に国内向けシリコンチューナーモジュールの量産を開始して以来、2010年には世界の放送方式向けにラインナップを拡充し、シリコンチューナーモジュールのビジネスを積極的に推進してきました。
 今後、ソニーは欧州をはじめ世界各国でサービスエリアの拡大が期待される地上デジタルテレビ放送「DVB-T2」※3及び衛星デジタル放送「DVB-S2」※4の複数放送方式に対応した一体型チューナーモジュールなどの開発を進め、自社製品への搭載に加え、最先端のチューナーモジュールをテレビやレコーダー機器メーカーなどに向けて積極的に提供していきます。

※3:DVB-T2:Digital Video Broadcasting - Terrestrial 2 地上デジタルテレビ放送規格「ETSI EN302-755」
※4:DVB-S2:Digital Video Broadcasting - Satellite2 衛星デジタルテレビ放送規格「ETSI EN 302-307」

主な特長

1. 従来比※2約25%の小型化
 新開発の国内3波テレビ放送対応の1チップシリコンチューナーICを搭載し、高周波回路技術及び高密度実装技術を駆使することで、基板の実装面積比で約25%の小型化を達成しました。これにより、本シリーズのトリプルチューナーは、従来※2のダブルチューナーと同等サイズを実現しました。

2. 従来比※2約20%の消費電力削減
 本シリーズは、シリコンチューナーICを搭載したチューナーモジュールの特長の一つである低消費電力をさらに追求。回路構成を見直し、歪み特性などの受信性能を損なわず、従来比※2約20%の消費電力削減を実現しました。

3. 安定した受信感度と優れた妨害耐性を実現
 一般的に、マルチチューナーモジュールの受信性能は、信号受信時における各系統でのチューナー間の相互干渉妨害の影響を受けやすく、搭載製品の映像品質にも大きな影響を与えます。本シリーズは、独自の高周波回路技術により不要な信号を除去し、優れた相互干渉妨害耐性を実現。安定した受信感度※5に加えて、各系統のチューナー間の受信感度差を0.5dB以下に抑えました。
 また、テレビやレコーダー機器の周辺回路からの飛び込みノイズの影響を受けにくい優れた妨害耐性も実現しています。

※5:地上デジタル放送:−81dBm(64QAM, Code Rate=7/8)、BS/CSデジタル放送:−85dBm(TC8PSK, Code Rate=2/3)

主な仕様

テレビ向けチューナーモジュール
モデル名 SUT-PJ221 SUT-PJ521 SUT-PJ721
外形サイズ※6 幅40mm×奥行34mm×厚さ8.75mm 幅40mm×奥行45mm
×厚さ8.75mm
受信放送方式 ISDB-T/S(CATVパススルー対応)
受信周波数 地上波:90〜770MHz 衛星波:950〜2150MHz
地上波 1 2 3
衛星波 (CS・BSデジタル) 1 2 3
出力 地上:Low IF 衛星:IQ
電源電圧 2.5V、3.3V
消費電力※7 0.8W 1.2W 1.8W


レコーダー機器向けチューナーモジュール(スルーアウト付)
モデル名 SUT-PJ222 SUT-PJ522 SUT-PJ722
外形サイズ※6 高さ29.8mm×幅77.8mm×厚さ11.5mm
受信放送方式 ISDB-T/S(CATVパススルー対応)
受信周波数 地上波:90〜770MHz 衛星波:950〜2150MHz
地上波 1 2 3
衛星波 (CS・BSデジタル) 1 2 3
出力 地上:Low IF 衛星:IQ
電源電圧 2.5V、3.3V
消費電力※7 0.8W 1.2W 1.8W


※6:外形サイズには端子は含みません。
※7:シングルチューナー:地上波単独受信
   ダブルチューナー:地上波+衛星波同時受信
    トリプルチューナー:地上波×2+衛星波受信 (全てTyp.値)

※記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。なお、本文中では™、®マークは明記していません。
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