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2014年06月03日

ソニーとハイドロ・ケベック社との合弁会社
エスタリオン・テクノロジーズ株式会社を設立


ソニー株式会社
ハイドロ・ケベック社
ソニー株式会社(以下、ソニー)とカナダ最大の電力会社であるハイドロ・ケベック社は、電力系統用大規模蓄電システムに関する研究・開発の合弁会社として、『エスタリオン・テクノロジーズ株式会社』を設立しましたのでお知らせいたします。

『エスタリオン・テクノロジーズ株式会社』は、ソニーが有する安全性・信頼性の高いオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池と、拡張性の高い蓄電モジュール・システムの制御技術、及びハイドロ・ケベック社が有する電力系統の運用・制御技術とリチウムイオン電池材料技術を活用します。
両社が、これらの技術を組み合わせて同じ場所で研究・開発を行うことで、大規模な用途でも高い安全性と信頼性を実現するシステムに加えて、電力系統用に適した電池材料技術の研究・開発を行い、変電所におけるピーク対策や再生可能エネルギーの系統連系など、拡大するさまざまな用途への有効性の検証を行います。

新会社名『Esstalion Technologies Inc.』の「Esstalion」は、研究・開発の対象となる、「リチウムイオン電池の技術を使用した電力系統用蓄電システム」という意味を込めており、「ESS(Energy Storage System:蓄電システム)」と「Station(エネルギーマネジメントの場所の意)」と「Lithium ion(リチウムイオン)」を組み合わせた造語です。

ソニー株式会社 執行役EVP デバイスソリューション事業、RDSプラットフォーム担当
ソニーエナジー・デバイス株式会社 代表取締役社長 鈴木智行のコメント

ソニーは、ユニークで差異化できる技術力を有するバッテリー事業を、イメージセンサー事業と共にデバイス事業全体の柱の一つに成長させるべく、注力領域として取り組んでいます。
このバッテリー事業成長の鍵が、将来、市場成長が期待できる電力系統用大規模蓄電システムであり、豊富な知見と技術力のあるハイドロ・ケベック社との新会社の開発に力を入れて事業成果に繋げる考えです。そして、安全で信頼性の高い電力インフラの構築と普及に繋げ、人々の豊かな生活、社会への貢献を目指していきます。

ハイドロ・ケベック社 代表取締役社長 兼 CEO ティエリ・バンダルのコメント

ハイドロ・ケベック社が有する電力系統の運用・制御技術とリチウムイオン電池材料技術、及びソニーの二次電池と拡張性の高い蓄電モジュール・システムにおける専門技術・優位性とを組み合わせることによって、新会社は、電力系統用大規模蓄電システムと電力系統の使用に適した電池材料技術の開発で成功を納めることができると考えています。

ケベック州政府エネルギー・天然資源大臣 兼 北部開発プロジェクト担当大臣 ピエール・アルカンのコメント

ソニーとハイドロ・ケベック社という世界で活躍する会社同士の協業は、高品質な電池材料開発におけるケベック州のリーダーシップを表しています。
世界中の電力システムをより高性能かつ高効率にすることは大いなる挑戦であり、大規模蓄電システムの開発はその挑戦への確実な第一歩となるでしょう。

エスタリオン・テクノロジーズ株式会社の概要

設立
2014年5月14日(※合弁会社としては6月2日に発足)
本社所在地
カナダ国ケベック州ヴァレンヌ市
代表者
エリー サヒブ / Élie Saheb
(現 ハイドロ・ケベック社 テクノロジー部門 EVP)
事業内容
電力系統用蓄電システムと電池材料技術の研究・開発

ハイドロ・ケベック社について

ハイドロ・ケベック社は、発電、送電、配電事業を手がけているカナダ最大の電力会社であり、世界有数の水力発電会社の1つです。株主はケベック州政府です。同社は主に再生可能発電、特に水力発電を活用し、風力やバイオマスなど他のエネルギー源は独立発電事業者から購入することで、開発をサポートしています。同社の研究機関IREQは、電力の効率化と蓄電などを含むエネルギー関連領域の研究開発を行っています。ハイドロ・ケベック社は、研究に毎年1億ドルを投資しています。
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