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2015年09月11日

IBC 2015出展について

4Kなど最新の映像制作ソリューションを提案


ソニーは、オランダ・アムステルダムで、9月11日(金)から開催される国際放送機器展「IBC 2015」において、4Kなど最新の映像制作機器およびソリューションの提案を行います。
ソニーブースでは、4Kコンテンツ制作の拡大に向けたご提案、ハイダイナミックレンジ映像制作の推進、ネットワーク・メディア・インターフェースをコアとしたIP Live Production Systemの提案という3つのトピックスを中心に、4K放送時代を見据えた映像制作機器商品群の展示およびソリューションのご提案を展開します。

4Kコンテンツ制作

現在、世界各国で4K試験放送や伝送実験が実施され、日本国内でもCSでの4K実用放送開始に加えて2016年からBS4K試験放送の開始が予定されており、4K映像制作のニーズはますます拡大しています。
ソニーブースでは、拡大する4K映像制作市場に向けて、4K対応レンズ交換式XDCAMメモリーカムコーダーの新商品『PXW-FS5』を展示します。このモデルは、4K大判センサーの搭載による豊かな映像表現力と小型軽量化による機動力を兼ね備えており、機動性や多彩なカメラワークによる表現を求められるウェディングやイベント、ミュージックビデオなどの映像制作に適しています。ソニーは『PXW-FS5』の導入により、4K映像制作のバリエーションや裾野拡大を推進します。
さらに、4K放送コンテンツとして期待されるスポーツ・音楽等のライブ制作に適した、4K/HDシステムカメラ『HDC-4300』や本格的な4K制作に対応するマルチフォーマットスイッチャープロセッサー『XVS-8000』など、様々な4K映像制作機器を展示します。
<新商品>レンズ交換式XDCAM™メモリーカムコーダー『PXW-FS5』
ソニーは、4K Exmor® スーパー35mmCMOSイメージセンサー(総画素数約1160万画素、有効画素数約830万画素)を搭載し、4K(3840×2160)の本体記録に対応する、小型軽量のレンズ交換式 XDCAM™メモリーカムコーダー『PXW-FS5』(本体のみ)、『PXW-FS5K』(レンズ付属)を発売します。
本機は業界初となる※1独自開発の電子式可変NDフィルターを内蔵し、絞りを固定し被写界深度が一定のままで露出調整を可能にすることで、大判センサーのカメラに求められる映像のぼけ味をより自由に表現できるようになりました。
本機は、ウェディングやイベント、ミュージックビデオなど、機動力や多彩なカメラワークによる表現を求められる現場での撮影に適しています。また、映像撮影に一眼カメラを使用している方にも親和性のあるデザインと操作性を採用しているため、ビデオカメラマンはもちろん、より幅広いお客様に向けてご提案します。
※1:スーパー35mmCMOSイメージセンサー搭載のカメラとして。2015年9月11日現在ソニー調べ。

ハイダイナミックレンジ映像制作

ソニーは、ハイダイナミックレンジのワークフローと表示技術の開発を進めています。ハイダイナミックレンジは、高輝度と高コントラストを実現し、肉眼により近い視覚効果をもたらし、これまで映像で表現することが難しかった、夜空にきらめく夜景や、燃え上がる炎なども美しく再現します。ソニーは既に、シネアルタ4Kカメラ『F65』、『PMW-F55』と4K 有機ELマスターモニター『BVM-X300』により、広色域、高解像度に加えて、ハイダイナミックレンジ(高輝度、高コントラスト)を兼ね備えた、最高画質のマスタリングプロセスが実現できる環境を整えています。例えば、『F65』、『PMW-F55』でS-Log※2撮影した素材を活用すれば、過去の映像資産を新たにハイダイナミックレンジ映像として生まれ変わらせることができ、映像業界にとっては、新しい映像の価値創造にも繋がります。制作者にとっては、より繊細で豊かな映像表現が可能となり、クリエイティビティが大きく広がります。

※2:S-Log(エスログ)とは、ソニーが設計したLogカーブであり、ガンマカーブの一種です。
※:詳細はこちらをご覧ください。
テクニカルナレッジ - CineAltaカメラ

ソニーは今回、ライブ中継におけるハイダイナミックレンジ映像制作の可能性を新たに提案します。
従来ハイダイナミックレンジの制作ワークフローでは、シネアルタ4Kカメラ『F65』、『PMW-F55』などで収録を行い、その後グレーディングなどの編集・後処理工程が必要で、制作時間を取ることのできるコンテンツ制作での運用に限られていました。これに対して、スポーツイベントなどを中心としてライブ中継のニーズが高まりを見せています。
スポーツイベントなどが開催される日中のスタジアムでは、影が差しているフィールドや観客席などの暗部と、日が当たっているフィールドや背景の空に浮かぶ雲などの明部は、明るさの違いが非常に大きく、従来の映像制作手法では明部・暗部いずれかの映像表現が限られていました。この課題に対して、スタジアムで見た風景をなるべくそのまま映像コンテンツとして届けたいというコンテンツホルダー側のニーズが高まっており、ソニーではハイダイナミックレンジライブ中継に向けた映像制作機器の開発に取り組んでいます。
ソニーブースでは、リアリティーあふれるライブ中継映像の一例として、2015年イギリスMotoGPの様子を、4K/HDシステムカメラ『HDC-4300』を用いて、4Kハイダイナミックレンジで撮影した映像を放映します。

ネットワーク・メディア・インターフェースをコアとしたIP Live Production Systemの提案

4K制作インフラを従来の同軸ケーブルで構築する場合、配線やルーターの規模などがHDの4倍以上必要となり、スペース・重量や拡張性などが課題となります。そこでソニーは、伝送にIPを用いて制作システム全体をネットワーク上で一元管理し、運用効率と高付加価値映像制作を両立するIP Live Production Systemを提案します。
IP Live Production SystemのコアテクノロジーとしてAV伝送インターフェース「ネットワーク・メディア・インターフェース」を新規開発しました。これは、複数のケーブルで行っていた機器間の映像/各種信号の伝送をネットワークケーブル1本で実現する技術です。

ソニーブースでは、この「ネットワーク・メディア・インターフェース」を搭載した新商品である、マルチフォーマットスイッチャープロセッサー『XVS-8000』※3と、4Kシステムカメラ用のベースバンド・プロセッサユニット『BPU-4500』※3およびマルチポートサーバーシステム『PWS-4500』を展示します。※3

なお、ソニーはIP Live Production Systemに賛同するメーカーを募っており、賛同各社に対しては、機器互換性実現のための技術情報の開示や開発サポートを進めています。2015年9月現在で、賛同メーカーは36社にのぼります。

※3:欧州で発表した商品です。
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