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2017年11月01日

「AI×ロボティクス」の取り組みについて


ソニーは2016年6月の経営方針説明会において、当社が従来より得意としてきた、映像・音響技術、センサー、メカトロニクスなどの技術を、人工知能(AI)、ロボティクス、通信などと組み合わせ、エレクトロニクスの場を広げる新たな提案を行っていくことを表明しました。ソニーは、「AI×ロボティクス」の領域において、本日発表したエンタテインメントロボット“aibo”のみならず、複数のプロジェクトを着実に進捗させています。

米国Cogitai社に資本参加(2016年5月)

AIに特化したスタートアップである米国コジタイ社に資本参加し、同社とディープ・リインフォースメント・ラーニング(深層強化学習)技術に予測・検知技術を応用した、新たなAI技術の共同開発に取り組んでいます。

Sony Innovation Fundを設立(2016年7月)

コーポレートベンチャーキャピタルSony Innovation Fundを設立しました。AIやロボティクスを始めとした今後ソニーが注力する事業領域において、優れた外部の研究者やスタートアップなどとの協業を従来以上にグローバルに推進し、またグループ内のリソースを活用した投資先の事業成長支援などを通じて、よりオープンなエコシステムの創出を目指したもので、現在までに日米欧などで10社以上に投資を実施しています。

Partnership on AIに参画(2017年5月)

AI技術の啓発と倫理面を含む人間社会の課題解決に共同で取り組み、人間社会に貢献することを目的として設立された非営利団体であるパートナーシップ・オン・AIに日本企業として初めて参画しました。ソニーはAIやロボティクスに係る研究開発や事業活動を通じて得られた知見を活かし、「人とAIの適切な協力関係をいかにして構築するか」、「高度化するロボティクスや、異なるレベルの自律性を兼ね備えた製品・サービスに対して、AIはどのように適用可能か」といったテーマを中心に、同団体での幅広いステークホルダーと協議をしています。

ディープラーニングのソフトウェアをオープンソース化(2017年6月)

ディープラーニング(深層学習)のプログラムを生成する際のフレームワークとなるソフトウェア「コアライブラリ: Neural Network Libraries」をオープンソース化しました。AI環境整備の一環として無償公開したコアライブラリを使用することで、より多くのエンジニアやデザイナーがAIを実現できるディープラーニングのプログラムを開発して、各種製品やサービスに搭載できるようになりました。

ディープラーニング統合開発環境の無償提供を開始(2017年8月)

ディープラーニングのプログラムを生成できる統合開発環境「コンソールソフトウェア:Neural Network Console」の無償提供を開始しました。プログラムエンジニアやデザイナーが、本格的なGUIを持つディープラーニング統合開発環境であるコンソールソフトウェアを用いることで、直感的なユーザーインターフェースで、ニューラルネットワークの設計、学習、評価などを効率的に行いながらディープラーニングのプログラムを開発し、各種製品やサービスに搭載できる環境づくりをめざしています。

ロボカップ2017名古屋世界大会(2017年7月)

ロボカップ2017名古屋世界大会をプラチナスポンサーとして支援し、エンタテインメントロボットAIBOや、小型二足歩行エンタテインメントロボットQRIO、Xperia™ スマートプロダクト、ニューコンセプトカート、ロボット・プログラミング学習キットKOOVを出展しました。今年で20周年となったロボカップは、ロボット工学と人工知能の融合、発展のために日本の研究者等で提唱された国際的な自律移動ロボットの競技会で、2050年までに自律型ロボットのチームでサッカーのワールドカップチャンピオンに勝利するというグランドチャレンジを目標に掲げており、AIやロボット工学の研究開発を通じて、様々な基礎技術を普及させることを目的としています。
大会期間中には、公益財団法人ソニー教育財団の協賛のもとソニー・グローバルエデュケーションがKOOVを使用した初の国際交流ロボットコンテスト、KOOV Challenge in RoboCup 2017 Nagoya Japan を開催しました。

コミュニケーションロボット『Xperia Hello! 』(2017年10月)

ソニーモバイルが、家族一人ひとりを認識し、自ら話しかけることで、日々の暮らしをアシストするコミュニケーションロボット『Xperia Hello!(エクスペリア ハロー)』を発表しました。Xperia Hello!は自宅にいる家族に連絡したり伝言を残せるほか、外出先からスマートフォンで連絡をすると、リビングなどの様子を撮影して状況を知らせることができます。また日々の生活に必要なニュースや情報などを、家族一人ひとりに向けて能動的に話しかけたり、家族との会話の中で「嬉しい」、「すねる」などの感情を、本体上部に設けた目の役割を果たすランプと本体の動きで可愛らしく表現します。Xperia Hello!は、あたかも‟家族の一員”のように、家庭内での会話を促したり、家族を見守る安心感や生活情報を提供するなど、日々の暮らしをアシストします。

New Concept Cart:SC-1(2017年10月)

新たな移動体験の提供を目的とした New Concept Cart(ニューコンセプトカート) SC-1を試作開発しました。
SC-1は乗員の操作による運転に加え、クラウドを介して遠隔からの操作でも走行が可能です。また人の視覚能力を超えるイメージセンサーを車両前後左右に搭載していることから、360度全ての方向にフォーカスが合された映像で周囲の環境を把握できることに加え、搭載したイメージセンサーの超高感度な特性と、内部に設置された高解像度ディスプレイにより、乗員が夜間でもヘッドライトなしに視認できます。また、イメージセンサーで周囲を捉えていることから窓が不要となり、代わりにその領域に高精細ディスプレイを配置することで、様々な映像を車両の周囲にいる人に対して映し出すことができます。さらにイメージセンサーで得られた映像をAIで解析することでインタラクティブに発信する情報を変化させることができます。
そして、本日発表したエンタテインメントロボットaiboは家庭の中で人とつながりを持ち、育てる喜びや愛情の対象となることを目指して開発したロボットです。自ら好奇心を持ち、人と寄り添いながら毎日を共に楽しく生活し、共に成長していくパートナーとなることを目指しています。
1999年に家庭用エンターテインメントロボットAIBOを発売したソニーが「AI×ロボティクス」技術を洗練させ、あらためて世に送り出す進化したaiboは、親近感あるルックス、視線を惹きつける瞳など愛らしい姿や、躍動感のある多彩な動きと小気味よい反応を特長としています。これらを実現するため、自社開発の超小型アクチュエーターや、多彩なセンサー、画像・音声の認識・解析のためのディープラーニング技術、本体とクラウドが連携する独自のAI技術などを搭載しました。


商品やサービスを通じて人々の好奇心を刺激する体験を創出し、業界での活動を通じて社会の発展にも貢献することを目指して、ソニーは今後も「AI×ロボティクス」の取り組みを積極的に推進してまいります。
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