報道資料
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2018年1月16日

簡単操作&低コストの自動動画制作ソリューション「isuca®(イスカ)」をファッションECサイト向けに導入開始

ソニーのディープラーニング技術を活用した自動編集により動画制作工程を効率化

ソニーは、撮影、編集、納品といった一連の動画制作の工程を自動化することで、動画コンテンツを簡単かつ低コストで作成できる自動動画制作ソリューション「isuca®(イスカ)」を、ファッションEC(Eコマース)サイト向けに導入を開始します。

isucaサービスイメージ

isucaサービスの基本構成は、カメラを中心とした動画撮影システム、操作用のアプリケーション、自動編集を行うクラウドサーバーからなります。
撮影システムはスタジオなどに常設し、撮影は専用アプリケーションをインストールしたパソコンやタブレットを操作することで簡単に行えます。これにより、動画撮影専門のスタッフがいなくても、簡単で効率的な撮影を可能としています。また、撮影した動画は、自動的に専用クラウドサーバーへ転送され、ソニーのディープラーニング技術「Neural Network Libraries(ニューラル ネットワーク ライブラリ)」※1を活用したアルゴリズムによって、用途に合わせた動画コンテンツに自動編集されます。さらに、納品も自動化されており、編集を終えた動画は即座に指定されたサーバーへ格納されます。また、指定サーバーへの格納以外にも専用ダウンロードサイトからの納品も可能です。このように一体化されたソリューションによって、効率的で低コストの動画制作を実現します。

ECの国内市場規模は2016年で前年比9.9%増の15兆円を超え※2、特にファッションECはその中でも最大で1.5兆円を超える市場規模です※2。近年、ECサイトのプロモーションに動画を活用するケースが増えており、特にファッションECサイトにおいては動画活用のニーズが高まっています。例えば、服の質感や着用時の雰囲気といった写真だけでは伝わりにくい商品特長が、動画を使うことで分かりやすく紹介できるようになるためです。その一方で、動画撮影や編集には手間とコストがかかることが課題となっています。
isucaは動画撮影システムと自動編集を行うクラウドサービスが一体となったソリューションで、動画撮影専門のスタッフでなくても簡単に動画コンテンツの撮影から編集まで行うことが可能となり、オペレーションの効率化やコスト削減を実現します。

このたび、isucaが、ファッションを中心とした商品写真撮影やECサイトの構築/運営などEC事業支援業務で多くの実績を持つ株式会社AMS※3に採用が決定しました。
isucaは、ソニーの新規事業創出プログラム(Seed Acceleration Program)から生まれた事業で、2017年3月にサービスを開始し、ライブハウスなどへの導入実績があります。自動編集のアルゴリズム開発にソニーのディープラーニング技術「Neural Network Libraries」を使用することで、その効率的な開発環境により、様々な用途に合わせてソリューションをカスタマイズできる汎用性と拡張性を持っています。

今後は、ファッションECサイトへ向けた導入を加速しながら、isucaの汎用性を活かして事業領域を拡大し、動画制作の自動化/省力化によって、企業やクリエイターなどに向け、様々な用途で利用可能な動画制作プラットフォームを目指していきます。

主な特長

1. 簡単操作&低コストの動画制作ソリューション

撮影・編集・納品といった一連の動画制作の工程をシステム化することにより、簡単かつ低コストで動画コンテンツが制作できます。

自動撮影

isuca専用アプリケーションがインストールされたパソコンやタブレット上の簡単な操作で撮影ができます。ファッションECサイト向けの場合、アプリケーション上の録画ボタンを押すだけで撮影の開始から終了まで自動的に行われるため、動画撮影専門のスタッフがいなくても撮影が可能です。また、カメラなどの撮影システム一式は撮影スペースに常設するため、撮影の度に機材をセッティングする手間もかかりません

撮影システムの操作画面 ※ファッションECサイト向け

自動編集

撮影した動画は自動的にisucaのクラウドサーバーへ転送され、ソニーのディープラーニング技術を活用したアルゴリズムによって用途に合わせた動画コンテンツに自動で編集されます。ファッションECサイト向けの場合は、撮影した動画の構図を解析し、全身やトップスにズームした動画など、最適な構図に自動で編集します。ひとつの撮影動画から、動画の長さやファイルサイズの異なる動画を複数パターン同時に制作することも可能です。

自動編集の例(左が編集前、右が編集後。)

納品

撮影から納品まで一体化されたシステムにより、撮影後、編集処理が完了次第すぐに完成したコンテンツを入手できます。ファッションECサイト向けの場合、撮影終了後から指定サーバーへは最短5分で納品が可能です。納品先は、お客さまが指定するサーバー以外にも専用のダウンロードサイトを用意することも出来ます。

2. プラットフォームとしての拡張性

ソニーのディープラーニング技術の活用

自動編集のための機械学習のアルゴリズム開発には、ソニーのディープラーニング技術「Neural Network Libraries」を使用しています。本ライブラリは様々なOSやハードウェアで実行可能な汎用性、少ないプログラミング量で直感的に機械学習モデルを設計できる効率的な開発環境、最新のディープラーニング手法に対応可能な柔軟性、最速クラスの学習・実行スピードなどが特徴です。この開発環境により、様々な用途に合わせた編集システムのカスタマイズを効率的に行い展開していくことで、自動編集のアルゴリズムを拡張させています。例えば、ファッションECサイト向けのモデルの全身やトップスへのズームなどの構図への編集アルゴリズムは、ライブハウス向けに開発したボーカルやギターなどにズームした構図への自動編集アルゴリズムを応用しています。このように応用と拡張を行うことで自動編集の技術を進化させていきます。

最適な構図へ自動編集(イメージ) ※撮影全体から赤枠部分を抜き出しています。

マルチカメラ対応

用途に合わせて撮影システムのカメラ台数の変更が可能で、マルチカメラによる撮影・編集にも対応できます。ファッションECサイト向けは1台のカメラを基本構成としていますが、ライブハウス向けでは4台のカメラで撮影/編集が可能なシステム構成となっています。
さらに、マルチカメラ撮影の場合は、編集済みの動画以外に、自身で編集する場合の素材として利用できる各カメラの動画の納品も可能です。合わせて、各カメラの動画を同時再生し、視聴する動画を自由に切り換えたり、並べて表示したりできるマルチアングルプレイヤーも提供します。

サービス詳細ページ

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