<報道資料>
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現在発売されている商品に関しては、 SonyDrive の 「家庭用機器」「業務用機器」 をご覧ください。
プレスリリース 目次
1996年 1月 29日

新製品

Electronic Book 百科事典が手のひらに載った!
電子ブックプレーヤー“日本大百科全書”発売

--- 全26巻の情報を8cmCD−ROM1枚に収録 ---

電子ブックプレーヤー“日本大百科全書”
(電子ブック、電子ブックプレーヤー、「大図鑑」のセット)


 ソニーは、電子ブックTM(8cmCD−ROM)を用いた電子書籍読み出し機 電子ブックプレーヤーの新機種として、株式会社 小学館との共同開発による"日本大百科全書"『DD−2001』を発売します。本製品は、株式会社 小学館の大型百科事典“日本大百科全書”全26巻の本文文字情報、挿絵、音声を収録した電子ブック1枚と、電子ブックプレーヤー、及びカラー写真・図版など1巻の紙の本にまとめた「大図鑑」をセットにしたものです。
 情報検索は、携帯性があり、素早く知りたい情報を呼び出せる電子ブックプレーヤーで行い、カラー写真や図版は、高精細で一覧性に優れた紙の本「大図鑑」で楽しむという、“ハイブリッドメディア”のコンセプトで商品化しました。

型名発売日価格(税別)当初月産
電子ブックプレーヤー“日本大百科全書”
『DD−2001』
3月1日8万円5千台

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(左の百科事典26巻の情報を電子ブックプレーヤーで検索)

 電子ブックには、自然、科学、歴史、生活文化、産業、芸術、音楽など、あらゆる分野を網羅した文字情報 約13万項目、総索引項目約50万項目(文字数約7千万文字)、挿絵などの図版約1900点、著名人25人の演説やクラシック音楽29曲(それぞれ一部分)の音声約30分を収録しました。
 電子ブックプレーヤーは、紙の本にして約60kg、全26巻を並べると横幅約1mに及ぶ膨大な情報を素早く検索できる、重さ約390g(電池含まず)の手のひらに載る携帯型のプレーヤーです。バックライト付き4.4インチ液晶ディスプレイで文字情報を確認できる他、テレビに接続して大画面で見ることもできます。本文の「文字拡大縮小機能」や、文字の入力方法として従来のローマ字入力に、ひらがな入力を追加、使い勝手を向上させています。
 「大図鑑」は、カラー写真・図版約8500点を約1000ページの本にまとめたものです。電子ブックプレーヤーで検索した項目から「大図鑑」の写真・図版のページを参照でき、逆に「大図鑑」の写真・図版につけた3桁のコードを電子ブックプレーヤーに入力して、説明文を見るといった使い方ができます。写真と図版だけの独立した本としても楽しめるよう、テーマごとに編集されています。

 なお、同梱の電子ブックには、WindowsおよびMacintosh対応の電子ブック検索ソフトが収録されており、キャディ(保護ケース)からCD−ROMを取り出せば、パソコンで使用することが可能です。


●「日本大百科全書」“ニッポニカ”の特徴とその魅力  株式会社 小学館 第12編集部

 面白くて、役に立つ。情報の源泉、知識の規範、そして適度の趣味性を満足させる教養人の本。それが“ニッポニカ”のコンセプトです。

 たとえば「アユ」という項目があります。魚ですから、当然、魚類図鑑にみられるように「硬骨魚綱ニシン目アユ科に属する魚。アイともよばれる。鮎の漢字は中国ではナマズをさす」といった定義部分の叙述があって、以下[形態][生態][湖産アユ][アユの縄張り][河川放流][養殖][釣り][料理][民俗]と小見出しが立って、解説が次々と展開しているのです。因みに[釣り]を見ると「アユの釣りかたは友釣り、ドブ釣り、掛け釣り、餌釣りの4種がある」として、それぞれの事項に解説があります。
また、[民俗]を見ると、『古事記』『日本書紀』に、天皇の即位儀礼に用いられたことや、伊勢神宮のアユ取り神事に関係したことなどが記述され、アユが神聖な魚として日本文化と深くつながっていることを知ることができます。
こうした多面的な内容構成は“ニッポニカ”の特色で、ほとんどの項目がこのような配慮によって書かれています。

 “ニッポニカ”の項目でユニークなものに「動詞項目」があります。「歩く」「食べる」「争う」といった項目で、従来の事典では「歩行」「食事」「競争」といった表記でした。人間行動学、生態学といった新しい学問からは、こうした動作を基本にした項目が必然的に求められるからです。

 約13万項目、50万の索引項目。本文行数は403万2224行、約7000万字という膨大な情報量です。原稿執筆者は、各分野の専門家、大学教授クラス約6000名が寄稿しました。
 “ニッポニカ”は、あなたの限りない知識欲を十分満足させる最新・最大の百科事典です。


●電子ブックの情報検索方法

電子ブックプレーヤーのキーボードに設けた「項目」「索引」「逆引き」「図版」の4つのボタンにより、以下の4種の検索方法を選ぶことができます。

(1)項目検索 →
見出し語(約13万項目)や見出し語の一部分を入力して検索する方法
(例)「でんし」と入力すると、「電子出版」「伝書鳩」など62件の見出し語がリストアップされ、この中から調べたい項目を検索することができます。

(2)索引検索 →
説明文中のキーワード(索引項目/約50万項目)を入力して検索する方法
(例)「ハッカー」は見出し語にはないが、「情報化社会」という項目の説明文中にある言葉で、「ハッカー」と入力すると「情報化社会」の項目を検索できます。

(3)逆引き検索 →
○○主義、○○幕府など、言葉のうしろの部分を入力して検索する方法該当する項目をアイウエオ順に並べることができます。

(4)図版検索 →
「大図鑑」の写真や図につけた3桁のコードを入力して、その説明文を検索する方法

・本文中には、関連する言葉を参照するための「ジャンプキー」が合計約12万個設けてあります。検索した項目から、次々に、興味のある項目にジャンプして楽しむことができます。

「クリップ」機能
検索した項目は、「クリップ」機能により、5件まで記憶させておくことができます。記憶させる部分は、行単位で指定でき、指定した行以降の情報を呼び出すことができます。また、5件の情報を一覧表示することができ、その場合は、項目名・指定した行頭の一部を表示します。

見出し語表示機能
文献の中のどの部分(位置)を読み進めているかを確認できるよう、画面下段の欄に、文献名、見出し語、項目の中の位置を示すバー(棒グラフ)で表示しました。


●大図鑑について

カラー写真、図版、地図などは、電子化された情報よりも、紙の印刷物の方が、高精細な画像として、楽しむことができるという判断から、カラー写真・図版約8500点を約1000ページの本にまとめました。集めた写真や図版は、テーマ毎に(1)地図(日本・世界)(2)自然(天文・動物、植物など)(3)社会(歴史・生活文化・産業・芸術)に再編集しています。

●電子ブック改訂版の廉価斡旋について

最新の情報、世界情勢の変化などを反映させた改訂版「日本大百科全書」の電子ブックを、1998年後半を目処に作成、本機をお買い上げいただいた方で、ご希望の方には、有償(1万5千円程度の予定)で提供します。情報が古くなってしまうという悩みを解決する電子ブックならではのサービスです。(今回の電子ブックは1995年7月現在の情報を収録)

●電子ブックプレーヤーの主な特長

1.
見やすいバックライト付き4.4インチ液晶ディスプレイを装備

2.
ビデオ出力端子を装備し、検索した情報をテレビ画面に大きく表示させることが可能

3.
音声データや音楽をどこでも手軽に楽しむことができるよう本体に小型スピーカーを内蔵

4.
キー間隔が広く操作しやすいシンプル&ワイドキーボード

5.
電子ブックの出し入れがワンタッチで行えるサイドローディング方式
電子ブックを入れると自動的に電源が入る電源ポン機能を装備しています。

6.
市販の210タイトル以上の電子ブックも再生可能

7.
音楽用8cmシングルCDの再生が可能
(CDシングルキャディー付属)


●主な仕様

出 典
:株式会社 小学館「日本大百科全書」全26巻
電子ブック
:総項目数 約13万、総索引数 約50万、グラフィック 約1900点、音声データ 54件(約30分)
大図鑑
:総ページ数 1036ページ、総図版点数 約8500点

本体
出力端子ヘッドホン出力(ステレオミニジャック),ビデオ出力(ミニジャック)
スピーカー最大出力 100mW、φ28mm
電源単3電池×4、AC100V 50/60Hz、カー電源12V(別売カーバッテリーコードDCC-E260XL使用)
再生時間 約14時間(パターン測定時、アルカリ乾電池使用)
約6.5時間(連続使用時、アルカリ乾電池使用)
約7時間(バックライトON時, パターン測定時、アルカリ乾電池使用)
約4時間(バックライトON時, 連続使用時、 アルカリ乾電池使用)
外形寸法160×39×110mm(W×H×D)(最大突起部含まず)
質量(重量)約520g(乾電池含む)/約390g(乾電池含まず)
主な付属品ACアダプター×1、AVモニターケーブル×1、CDシングルキャディー「DD-CD1」×1

*電子ブックTMは、ソニー株式会社の商標です。
*Windows は、米国マイクロソフト社の商標です。
*Macintosh は、米国アップルコンピュータ社の登録商標です。
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