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プレスリリース 目次 |
1998年 5月 20日新製品
ダブルMDデッキや 「ESシリーズ」 MDデッキなど
MDデッキ5機種 発売
―併せて、パソコン上でMDの編集・文字入力ができるMDデッキ用パソコン接続キット発売―
ダブルMDデッキ『MDS-W1』
MDデッキ『MDS-JA22ES』
ソニーは、1枚のディスクに録音しながらもう1枚のディスクを編集したり、ディスク間で曲の移動ができるダブルMDデッキ『MDS-W1』や、演算処理能力を向上した新開発ATRAC用“Type-R” DSPを搭載し、より録音ソースに近い音質を実現する「ESシリーズ」のMDデッキ『MDS-JA22ES』など、MDデッキを5機種発売します。併せて、MDデッキをパソコンと接続し、パソコンの画面上でディスクの編集や文字入力が行えるMDデッキ用パソコン接続キット『PCLK-MD1』を発売します。
型 名 発売日 価格(税別) 本体カラー 当初月産 ダブルMDデッキ
『MDS−W1』6月10日 89,000円 ゴールド 4,000台 MDデッキ
『MDS−JA22ES』7月10日 89,000円 ゴールド 2,000台 『MDS−JB920』 7月10日 69,000円 ゴールド
ブラック4,000台 『MDS−JE520』 7月10日 54,000円 ブラック 1,500台 『MDS−S−39』 6月10日 44,000円 ブラック
シルバー8,000台 MDデッキ用パソコン接続キット
『PCLK−MD1』6月10日 15,000円 − 4,000キット
『MDS-W1』は、録音再生が可能なMDメカデッキを2台搭載しています。それぞれのMDメカデッキで別々のソースから同時に録音できるほか、一枚のディスクに録音中にもう一枚のディスクを編集するなど、ダブルMDデッキならではの使い方が可能です。また、“ディスク間MOVE”機能を搭載しており、録音済みのディスクから選択した曲を別のディスクに移動*1することが可能です。お持ちのディスクから、お好みの曲だけを抜粋したオリジナルディスクを作成するときに便利です。 *1:本機能で移動された曲は、移動元のMDより消去されます。
さらに、デジタル録音時にもレベル調整が可能な“デジタルRECレベルコントロール”を搭載。音量差のあるデジタルオーディオソースからも音量レベルの揃った録音が可能です。
『MDS-JA22ES』は、演算処理能力を2倍に向上したATRAC用の “Type-R”DSPを搭載。演算精度の向上に加え、独自のアルゴリズムを用いて音楽データの再分析とビット量の再配分を行う事で、より録音ソースに近い音質を実現します。
また、磁束漏れと振動を低減し、オーディオ信号の純度を保つ“Rコアトランス”など、ESシリーズの各種高品質デバイスを搭載しています。
『MDS-JB920』は、上位機種に採用されている、“Rコアトランス”やアルミフロントパネル、“デジタルRECレベルコントロール”などを搭載し、音質を重視したモデルです。
『MDS-JE520』は、 “デジタルRECレベルコントロール”や、光入力端子2系統、サンプリングレートコンバーターなどを搭載し、MDデッキとしての基本性能を充実したモデルです。
『MDS-S39』は、当社“ピクシー”などのセットステレオと共通の横幅280mmのコンパクトサイズMDデッキです。お手持ちのセットステレオなどと組み合わせ、システムのグレードアップに最適です。
MDデッキ用パソコン接続キット『PCLK-MD1』は、アプリケーションソフト用CD-ROM“MD Editor”とPC接続ケーブルで構成されています。本ソフトは、今回発売するMDデッキ『MDS-JA22ES』、『MDS-JB920』、『MDS-S39』に対応しており、パソコンの画面上からMDの操作・録音・編集に加え、ディスク名・トラック名の文字入力(漢字・ひらがな・英数字・カタカナ対応*2)がキーボードにより手軽に行なえます。 *2:MDデッキ本体画面上では、英数字・カタカナのみ表示可能
97年における国内MD市場のタイプ別構成比は、MDウォークマンなどのポータブル機器が40%、 MDデッキやセットステレオなどのホーム機器が50%、車載機器が10%となっており、ご家庭で録音・編集したMDを、アウトドアや車内で聴くなど、用途別にハードを使い分けるユーザーが増加の傾向にあります(ソニー調べ)。このような背景の中、当社は家庭内におけるMDの録音・編集の利便性や、高音質を追求したMDデッキを発売することにより、MD市場の活性化を図って参ります。
●主な特長 【MDS-W1】
- 1. ダブルMDレコーダー搭載
- 2枚のディスクに別々のソースから同時に録音できるほか、1枚のディスクに録音しながらもう1枚のディスクを編集したり、2枚のディスクを連続して録音・再生するなど、ダブルMDデッキならではの使い方が可能です。また、“ディスク間MOVE”機能を搭載しており、録音済みのディスクから選択した曲を別のディスクに移動*することが可能です。お持ちのディスクから、お好みの曲だけを抜粋したオリジナルディスクを作成するときに便利です。
- *:本機能で移動された曲は、移動元のMDより消去されます。
- 2. 高精細フルドットディスプレイ搭載
- 140ドット×40ドットの高精細フルドットディスプレイを搭載。複雑な編集操作もグラフィック表示を使ったわかりやすいディスプレイ上で確認しながら行えます。
- 3. デジタルRECレベルコントロール搭載
- 音量レベルの揃ったMDをつくるため、-∞dB〜+12dBの範囲内で録音レベルの調整ができる“デジタルRECレベルコントロール”を採用しています。録音レベルに差のあるCDからの録音や、CS/BS放送など信号レベルの低いソースからの録音時に便利です。また、録音レベルを入力端子ごとにメモリーできるので、一度設定した音量レベルを毎回変更することなく録音できます。
- 4. 原音再現能力を高めた“ワイド ビット ストリーム”を採用
- 微小レベルの音の再現力を高め、より原音に忠実な録音・再生を実現する“ワイドビットストリーム”を搭載。入出力の24ビット化、演算語長の拡大、そしてブロックフローティング演算により、20ビット相当精度のダイナミックレンジを持つ録音・再生が行なえます。
- 5. サンプリングレートコンバーターと光入力2系統+同軸入力1系統装備
- 18bit精度の“サンプリングレートコンバーター”を搭載。32kHz/ 48kHzのサンプリング周波数を自動的に44.1kHzに変換し、従来のCDからのデジタル録音に加え、CS/BS放送やDATからのデジタル信号での高音質録音ができます。また、2系統の光入力端子と1系統の同軸入力端子を装備しており、 デジタル機器を3台まで接続できます。
- 6. 内蔵タイマーとACアウトレットの搭載により、留守録が可能
- 本体にタイマーとACアウトレットを内蔵しており、お手持ちのチューナーなどとの連携による留守録が可能です。
【MDS-JA22ES】
- 1. 新開発ATRAC用“Type-R”DSP搭載
- 新開発したATRAC用“Type-R”DSPは、演算処理能力を2倍に向上しています。演算精度の向上に加え、独自の“インテリジェント・ビット・リアロケーション・アルゴリズム”を用いて音楽データの再分析とビット量の再配分を行う事で、より録音ソースに近い音質を実現します。
- 2. 当社高級コンポーネント「ESシリーズ」の高品質デバイスを搭載
- 磁束漏れと振動を低減し、オーディオ信号の純度を保つRコアトランスや、振動の遮断特性を向上するトレイローディング方式のディスク装填システムなど、ESシリーズの高音質技術を随所に搭載しています。
- 3. デジタルRECレベルコントロール搭載
- 4. 原音再現能力を高めた“ワイド ビット ストリーム”を採用
- 5. サンプリングレートコンバーターと光入力2系統+同軸入力1系統装備
- 6. MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK−MD1」対応
- 今回発売するMDデッキ用パソコン接続キット「PCLK-MD1」に対応しており、パソコンのGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を利用したマウス・キーボードによるMDデッキの操作が可能です。
【MDS-JB920】
- 1. デジタルRECレベルコントロール搭載
- 2. 原音再現能力を高めた“ワイド ビット ストリーム”を採用
- 3. サンプリングレートコンバーターと光入力2系統+同軸入力1系統装備
- 4. MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK−MD1」対応
【MDS-JE520】
- 1. デジタルRECレベルコントロール搭載
- 2. 原音再現能力を高めた“ワイド ビット ストリーム”を採用
- 3. サンプリングレートコンバーターと光入力2系統装備
【MDS-S39】
- 1. 原音再現能力を高めた“ワイド ビット ストリーム”を採用
- 2. サンプリングレートコンバーターと光入力2系統装備
- 3. MDデッキ用パソコン接続キット「PCLK−MD1」対応
【PCLK-MD1】
- 1. パソコンからMDデッキを操作可能
- 付属のアプリケーションソフト“MD Editor”をパソコンにインストールし、MDデッキをパソコンと接続することにより、パソコンのGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)を利用したマウス・キーボードを使ったMDデッキの操作が可能です。
- 2. 漢字・ひらがな入力対応
- 従来の英数字・カタカナ文字入力に加え、漢字(JIS第1/第2水準)・ひらがな入力にも対応しています。複雑な漢字変換操作もパソコン上でワープロ感覚で素早く行なえます。英数字・カタカナはMDのTOCエリアのセクター1に記録し、漢字・ひらがなはセクター4に記録します。本機で入力した漢字・ひらがなは、パソコンの画面および、セクター4読み取り対応の機器*で表示可能です。
- * :当社インタラクティブ・リモート・コントロールシステム「RM-IA9K」(MDピクシー「DHC-MD919/MD717」専用)など。今回発売するMDデッキ本体画面上では英数字・カタカナのみ表示可能です。
- 3. CDからの録音・編集操作がパソコンで可能
- MDデッキを当社のCDプレーヤー「CDP-CX200F」、「CDP-CE515」と接続し、ドラッグアンドドロップ操作で簡単にプログラム編集が行なえます。
- * :MDデッキとCDプレーヤーの接続には、別売りのモノラルミニケーブル「RK-G69」と光デジタル接続ケーブル「POC-15A」が必要です。
●主な仕様
【MDデッキ】
MDS-W1 MDS-JA22ES MDS-JB920 MDS-JE520 MDS-S39 録音方式 磁界変調オーバーライト方式 再生読み取り方式 非接触光学式読み取り 回転数 約400rpm〜900rpm エラー訂正方式 ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-Solomon Code) サンプリング周波数 44.1kHz 音声圧縮方式 ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding) 変調方式 EFM(Eight to Fourteen Modulation) 周波数特性 5Hz〜20,000Hz±0.3dB S/N比(再生時) 98dB以上 102dB以上 100dB以上 96dB以上 96dB以上 ワウフラッター 測定限界値(±0.001% W.PEAK)以下 電源 AC100V, 50/60Hz 消費電力 18W 16W 16W 13W 11W 最大外形寸法
w×h×d(mm)430×120×295 430×125×345 430×108×285 430×95×280 280×90×287 質量 約5.2kg 約7.5kg 約4.9kg 約3.5kg 約2.8kg
【PCLK-MD1(対応するパソコン)】・ Windows(R) 95は、米Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
OS Windows(R) 95、Macintosh OS漢字Talk7.1以降 MacOS8.0以降推奨(PowerPC G3搭載モデルには対応しておりません) メモリー 16MB以上(32MB以上推奨) ハードディスク
空き容量5MB以上 ディスプレイ 640×480以上の解像度と、256色以上の表示色数を持った
ディスプレイアダプターその他 ・ 2倍速以上のCD-ROMドライブ(内蔵または外付け)
・ シリアルポート
・ Macintoshは、米Apple Computer, Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。