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世界中のソニー社員から児童図書を南アフリカの子どもたちへ

ソニーグループはNPO法人SAPESIが展開する「移動図書館車プロジェクト」を支援しています。識字教育の行き届かない地域の子どもたちに「本」という貴重な教育機会を提供するこの取り組みは、教育格差が貧富の格差の一因とも言われている南アフリカにおいて、子どもたちの未来の可能性を広げています。

背景

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南アフリカ共和国において、初等教育、とくに識字率の向上はとても重要な課題として掲げられてきました。そんな中、読書環境の充実化は識字教育に効果がありますが、図書館を所有する学校は非常に少ないのが現状です。


南アフリカ教育省と共同で移動図書館車プロジェクトを進めるNPO法人、SAPESIによると、「初等教育のスタートラインに隔たりがある南アフリカでは、移動図書館車で本を届ける活動がとても効果的です。教師や子どもたちが本に触れる機会を、過疎地と都市部で近づけることができるのです。」初等教育の質を高め、子どもたちが本と触れ合う機会を平等に近づけたい、移動図書館車はそんな思いを乗せて南アフリカ中を走っています。


南アフリカの子どもたちが受ける9年間の義務教育のうち、はじめの3年間は現地語の教育に費やされます。3年目から子どもたちは英語を習い始め、4年目からほぼ全ての授業が英語で行われます。アフリカーンス(オランダ語から派生)と英語を除いて、南アフリカの11ある公共言語のうちの9つは先住民から口頭で継承されてきた言語であり、これらの言語で書かれている書物は少なく、今後消滅の恐れも危惧されています。

各国でのソニーグループの取り組み

そこでソニーでは、英語圏にあるグループ会社の社員が英語の児童図書を寄贈する取り組みを続けています。これまでに、英語圏9カ国・地域(オーストラリア、カナダ、香港、マレーシア、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカ、イギリス、アメリカ、マレーシア)のグループ会社が積極的に図書回収を行い、2008年からの2012年の4年間で、およそ170,000冊を寄贈することができました。


また、英語の児童図書収集が難しい日本においては、南アフリカ共和国にて現地語図書を購入するための資金を提供。南アフリカの現地語の衰退が懸念される中、それらの言語で書かれた児童図書を寄贈することによって言語維持をサポートしています。こちらも、2008年から2012年の4年間で約13,200冊が揃いました。




VAIO Bakkie

本を届けるだけでなく、専用の車でソニーのパソコンVAIO®を届ける、移動式のパソコン教室VAIO Bakkie (バイオ バッキー)も始まりました。この取り組みで、PCルームのような施設がない学校でも、子どもたちは実用的なパソコンスキルが身につけられるようなりました。


被災地支援への感謝の印

東日本大震災の被災地へは、南アフリカからもさまざまな支援がありました。両国の親善を願って続けられる移動図書館車プロジェクトでは、それらの支援への感謝の意も込めて、NPO法人XYZのオリジナル絵本を現地公用語11言語で制作し贈呈しました。

SAPESIについて (South African Primary Education Initiative)

South African Primary Education Initiative南アフリカのNPO法人。『南アフリカ図書館車プロジェクト』を2005年より南アフリカ教育省と共同で主宰している。前身は、96年から日本より中古図書館車を収集し、南アフリカに送付を行っていた日本のNGOと南アフリカ教育省の仲介を行っており、2007年からはNGOより図書館車の収集および輸送活動を引き継いだ。
現在は、南アフリカのNPO支援の為の在南アフリカ日本大使館の草の根無償資金、および(社)日本外交協会の協力を得て中古図書館車を収集し、南アフリカへの送付。また、図書館車に乗せる中古図書の収集も行っている。


SAPESI-Japan(SAPESIの日本におけるパートナーNPO)のホームページで詳しく説明しています

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