CSR・環境・社会貢献

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ソニーによる復興支援活動

震災直後から現在、また中・長期的な取り組みとして、ソニーは社員の力を活かしたり、NGO/NPOとの連携を通じて、継続的に地域コミュニティーの復興を支援していきます。

1.被害地事業所での支援
被災地域の各事業所では、震災直後から近隣地域の支援を行いました。特に、被害が甚大であった多賀城事業所は、近隣から約100名の避難者を受け入れ、避難者の救助や被災者への食料供給のほか、地域のボランティアセンターでの支援を行いました。自治体等と協力し、地元企業への多賀城事業所の一部の建物の貸与も実施しています。
また、同様に被害を受けている近隣地域への貢献として、4月6日から多賀城市社会福祉協議会のボランティアセンターにて支援活動を行っています。7月中旬までに、35名が同センターで、約1週間交代でボランティアの受付作業や資材の貸出しなどの業務に従事しました。
支援活動の中で、ボランティアの方を車で送迎する際、ドライバーもボランティアの方のことが多く、地図を片手に苦慮する光景をみた現場の社員からの発案で、ポータブルナビゲ—ション提供をしました。
■参加した社員の声
ボランティアの受付は、長蛇の列となり、ゴールデンウィーク期間中は、1日の受付が400名を越える日もありました。
北海道から沖縄までたくさんの方が、また海外からもボランティア希望の方がかけつけてくださることに感謝し、自分でも今回の震災復興に向けて、できることをみつけていきたいと思いました。
2.ソニーグループの緊急支援活動
ソニーではグループ総額4億7,000万円の義援金と、ラジオ3万台、乾電池50万本をはじめとした緊急支援物資などの提供を速やかに行いました。
また、50を超える国と地域の社員や元社員、約7万4,000人から約4億4,000万円の募金が寄せられました。ソニーでは、募金額と同額の寄付金を会社から拠出するマッチングギフトを行い、総額8億8,000万円を復興支援のため寄付しました(2011年6月末現在) 。


3.被災者支援に集結した洋楽コンピレーション・チャリティー・アルバム「 Songs for Japan」の売上寄付
ソニー・ミュージックエンタテインメントは他のレコード会社と協力し、被災者支援に集結した洋楽コンピレーション・チャリティー・アルバム「 Songs for Japan」を制作し、その売上金 は、義援金として日本赤十字社に全額寄付されました。
※ ユニバーサルミュージック合同会社、(株)ワーナーミュージック・ジャパン、(株)EMIミュージック・ジャパン


4.社員によるボランティア活動
ソニーでは900名以上が社員ボランティアとして地域の支援活動に参加しています。被災地の復興状況やニーズに応じて、今後も継続的な支援活動を行う予定です。
※ 2012年1月現在
<企業人ボランティアプログラムへの社員参画>

「日本経団連1%クラブ」※1の呼びかけに賛同し、「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」が実施する企業人ボランティアプログラムにおいて、社内公募の社員を被災地に派遣。各地域のボランティアセンターを通じ、泥かき、がれき撤去などのボランティア活動を行いました。このプログラムには95名※2の社員が参加し、その後も、このプラグラムに参加した社員が中心となり、社内での自主的な支援活動の輪を広げています。
※1 1990年11月に日本経団連により設立されたクラブで、会員は、経常利益や可処分所得の1%相当額以上を自主的に社会貢献活動に支出しようと努める企業や個人です。
※2 2011年8月現在
<社員有志の企画による被災地での支援活動プログラム>
上記の企業人ボランティアプログラムを経験した社員有志が、社内でさらに支援の輪を広げようと、会社の休業日や週末を活用し、岩手、宮城、福島の3県へのボランティアバスを企画・運営しています。これまでに、約90名の社員が参加しました。
※ 2012年1月現在
<サッカーを通じた地域復興支援>

ソニー仙台FC(サッカーチーム)では、震災前から地域に根差したクラブを目指し、小中学校での授業支援、幼稚園への巡回指導、障がい者への指導など、多岐にわたる社会貢献活動を実施してきました。このような活動があったため、少しでも子どもたちに笑顔を取り戻してもらいたいとの願いから、会社の復旧作業と並行して、震災後まもなく、選手が自発的に避難所の子どもたちを交代で訪ね、サッカー教室をはじめました。また、様々なイベントにも積極的に参加し、サッカーを通じた地域復興に取り組んでいます。



多賀城市でベガルタ仙台の初ホームゲームのパブリックビューイングを、そらべあ基金と共同で主催。ソニーも協賛するそらべあ基金*のソーラーパワートラックを使って電力を供給し、宮城県で活動するアーティストによるライブも実施しました。



ソニー仙台FCついて
ソニーとそらべあ基金の活動

*「そら」と「べあ」をシンボルキャラクターとして、再生可能エネルギーの普及や子どもたちへの環境教育など、さまざまな活動や事業を行っているNPO法人。
■選手の声
子どもたちを励まそうと思って避難所に行ったのに、子供たちの笑顔に逆に励まされました。こういう活動を通じて伝えられることがあるし、学ぶこともあると思いました。今後も積極的に活動をしていきたい と思います。(ソニー仙台FC公式ブログ抜粋 2011/3/25 瀬田選手)

震災から2ヶ月が経ちました。 まだ、周りでは厳しい環境の中で生活されている方がたくさんいます。 でも、諦めずに一刻も早い復興のために一人一人が努力していると 思います。 だから僕も少しでも力になれるように頑張り続けます。


サッカーができなかった2ヶ月の間、貴重な体験をしました。 石巻に行って、ガレキ撤去や泥掃き。 松ヶ浜小学校や多賀城文化センターで子供達とサッカーしたり、 ベガルタの試合前に義援金募金活動したりしました。 色んな人と出会ったけど、皆さん本当に元気で逆にパワーもらっていました。(ソニー仙台FC公式ブログ抜粋 2011/5/25 前田選手)


<東北大学の研究室復旧支援>

ソニーと共同研究などで関係のある東北大学は、今回の大震災により、大きな被害を受けられました。一日でも早く共同研究活動が再開されるよう、研究室の復旧作業のため、専門的な知識をもつ社員を5月11日〜13日にかけ7名派遣し、落下した高額備品の点検手配や梱包、修理等への発送作業、ダメージがあると思われる測定装置、電源類などの動作チェック、新規実験室への引っ越しなどを行いました。
■参加した社員の声
震災後の実験室は、精密測定装置や光学部品が落下、転倒、散乱し、大きな地震の跡を残すと同時に今後の研究活動考えると暗澹たる状況でした。支援活動後、研究室の先生より、復旧・復興に対し大きな前進ができたことに対するお礼と、「遠からず復興も仕事もそれなりの結果が出ると信じています。」とのお言葉を頂き、実学の東北大学から、新しい技術の芽生えが既に始まっていると感じました。
5.NGO/NPOと連携した中・長期的な復興支援
<“RESTART JAPANファンド”を通じた中・長期的な復興支援活動>

ソニーは、次世代を担う子どもたちの中・長期的支援のために、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと協力し、「RESTART JAPANファンド」を設立しました。グループの総合力を活かし、子どもの保護とケア、教育、創造的活動を重点とした支援プロジェクトを展開しています。
ソニーは、「RESTART JAPAN with TUBE」名義で発売されたチャリティソング「RESTART」の収益を、“RESTART JAPANファンド”に寄付するなどをはじめ、「ソニー・サイエンスプログラム」など子ども向けワークショップの開催、財団法人ソニー音楽芸術振興会 (Sony Music Foundation) が開催するチャリティコンサートとの連携、復興支援
チャリティイベント「ビーチサッカー チャリティマッチ日本vs.ブラジル」(開催地:ブラジル)などを実施しています。
ソニーは、「RESTART JAPANファンド」および「RESTART JAPAN支援プロジェクト」を通して、継続的に子どもたちのための復興支援を行います。
セーブ・ザ・チルドレン「Restart Japan」ホームページ


※ セーブ・ザ・チルドレン(1919年の設立)は、国連公認の子ども支援の国際NGOで、世界の子どもたちとその家族、地域全体を改善するため、緊急援助を含め、地域に根ざした支援活動を約120カ国で展開、世界のNGOの代表格として各国政府からもその重要性を認められています。日本では、内閣府から、公益社団法人として認可を受けています。
<写真、アルバムの整理・清掃・デジタル化の支援>

6月4-5日に岩手県大槌町で今回の大震災の後に発見された写真の大展示会がNPO*主催で開かれ、そのスタッフとして、ソニー(株)の社員7名が参加しました。展示された写真やアルバムは、自衛隊やボランティア、近隣の方によって大槌町内で発見され、その後泥や汚れを落として乾かされたものです。ソニーからのメンバーは、展示会場で、写真の管理、来場者の受付やアテンドなどの手伝いを行いました。多くの来場者の方が、ご自身や知り合いの方の写真を見つけ、貴重な写真を持ち帰ることができたそうです。
また、まだ写真展に出せず、保管されたままの写真の移設作業や、清掃(泥・カビ・ほこり落とし)も行いました。
また、上記の経験から、写真やアルバムを、接写することによりデジタル保存する装置を製作し、被災地で活動するNPOへ提供するとともに、8月から11月までに社内公募の社員約30名が、大槌町にて写真やアルバムの整理、清掃、デジタル化の作業を行いました。
*NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン
■参加した社員の声
普段はデジタルカメラをつくる仕事に携わっていますが、今回の経験を通じて、「写真」が持つ特別な力や、写真が「人の一生」に関わるものであることを改めて実感しました。震災による被害は広大な地域に及び、大槌町以外にも、まだ大量に持ち主の手に戻っていない写真があることと思います。今回の写真展示会で、ご自身やご家族の写真を受け取ることができた方の嬉しそうな表情を胸に刻み、今後、個人としても、また、業務を通しても、少しでもできることを探していきたいと思います。

<アニメや映画、音楽パッケージの提供支援>

グループの持つ資産の中から、「エンタテインメントパッケージ」を制作し、子どもたちのために被災地で活動中のNPO団体に提供し、支援を行いました。また、東京・銀座のソニービルのイベントスペースを支援団体が行う募金活動のために、無料で提供しました。
※ テレビとDVDプレーヤーのセットおよび、アニメーションや映画、音楽などのソフトウェアパッケージ



<「プロジェクト結(ゆい)」に参加して、子どもたちの学びと遊びの支援>
ソニーが賛同する、震災の復興を中・長期的にサポートする官民連携の支援コンソーシアム「プロジェクト結(ゆい)」では、宮城県石巻市を中心に子どもたちの学びや遊び支援、教育物資の仕分けなどを行っています。約28名のソニー社員が活動に参加し、小学校で子どもたちと一緒にペットボトルロケットを飛ばしたり、仮設住宅の集会所でクッキーづくりをしたりと、さまざまな活動を行いました。
※ 2012年1月現在
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