<お知らせ>「東日本大震災から2年~ソニーの復興支援活動について」

東日本大震災から、間もなく2年が経とうとしています。
ソニーは2011年3月11日に発生しました東日本大震災により被災された方々に対し、これまで継続的にさまざまな支援活動を行ってきました。義援金や物資を中心とした初期の緊急支援活動から、現在は、現地でのニーズに合わせて地域のネットワークや子どもたちの活動支援などの継続的な復興支援へと内容を変化させており、今後も活動を継続してまいります。
以下に2012年から現在までに行った主な支援活動について、ご報告いたします。

①「夢実現プロジェクト」開始と216団体に対する助成実施

子ども支援の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:上野昌也/専務理事・事務局長:渋谷弘延)と共に被災地の子どもたちの支援のために設立した「RESTART JAPANファンド」では、他の賛同企業とともに、さまざまな支援活動を実施しています。

その中でも主な支援プロジェクトとして、2012年4月、震災の影響を受けた小学生〜高校生の部活動や地域の文化活動などを支援する「夢実現プロジェクト」を開始しました。これは、震災の影響で中断されてしまった学校や地域のスポーツ・文化活動の再開、また新たな活動のスタートを後押しすることで、子どもたちが日常生活における楽しさを取り戻し、将来に向けた展望を持つことを目指し、活動団体への助成を行うもので、これまで二期216団体に対する助成を実施しました。第一期は323団体の応募があり、結果として岩手県、宮城県、福島県にある117団体、4,445 人の子どもたちへの助成を行いました。子どもたちはこの支援により、活動の再開ができたことはもとより、さらにモチベーションを高めて臨むことができたという報告が上がっています。第二期は99団体9,744人の子どもたちへの支援を行うことが決定しており、2013年度も第三期の募集を行う予定です。

当活動の新たな取り組みとして、使わなくなったソニー製カメラを被災地で活動している子どもたちに送り、活動の記録に役立ててもらう、「Camera Reuse Project」を2013年1月から開始しました。Camera Reuse Project “Your Sony, Kid’s Dream”では、お客様のご自宅に眠っているソニーのデジタルスチルカメラ“サイバーショット”を東京・名古屋・大阪のソニーストアにお持ち込みいただき、ソニーを通して夢実現プロジェクトで活動する団体に贈る、お客様とソニーの新たな復興支援の取り組みです。寄贈されたカメラは、「子どもリポーター・プロジェクト」として、夢実現プロジェクトに採択された団体の広報活動に使用されます。子どもたち自身が記者となって、日々の活動を通して子どもたちが見たもの、感じた事、学んだ事を撮影して、写真や記事にして、RESTART JAPANのウェブページより全国の方々にお伝えします。

また、2011年7月より、「ソニー・サイエンスプログラム」のワークショップを、学校や学童などを中心に出張イベント形式で実施しています。「ソニー・サイエンスプログラム」は、ソニーのエンジニアが講師となり、音や映像、発電と蓄電、3Dの仕組みなどに関する科学の原理を工作や実験を通じて楽しく学ぶ独自のプログラムです。RESTART JAPANの活動の一環として、これまでに合計15回、約1,700名の小中学生が参加しました。当プログラムにはワークショップの講師やサポートスタッフとして、ソニーグループの宮城県の事業所に勤務する社員も多く参加しています。

②社員ボランティアの継続的な活動について

ソニーグループでは、震災直後から社員ボランティアの活動を積極的に実施しており、2013年3月1日現在ではグループ会社を含め累計1,800名を超える社員が被災地での清掃作業、地域支援、子どもたちの支援などの活動に参加しました。
ソニーグループ社員有志によって自主運営している「ボランティアバス」の活動は、震災後から継続しており、これまで延べ8回330名の社員が参加しています。今年3月に第9回が出発することが決定しています。
また、ソニー生命保険(株)は被災地域の支社が中心となって幅広いボランティア活動を積極的に行っており、これまで延べ1,150名が参加しました。

【ご参考:震災直後の活動】

ソニーは震災直後から、グループとして義援金・支援金・緊急支援物資の提供、被災地で活動するNGO/NPOの支援、世界中で社員募金やカスタマー募金の設置などの緊急支援活動を実施しました。ソニーグループ全体での支援総額は約20 億円となり、これには 50を超える国と地域のグループ社員約 74,000人からの寄付金や約 30万人の世界各国のお客さまによる寄付金も含まれています。

東日本大震災では、ソニーの関連事業の内10か所の製造事業所が被害を受けました。その中でも甚大な津波の被害を受けたソニー(株)仙台テクノロジーセンター(宮城県・多賀城市)では、稼働が再開するまでの間、地域の支援活動に社員が積極的に取り組みました。また、生産活動の他事業所への一部移管などで生じた遊休の一部の区画は、東日本大震災により被害を受けた被災企業・団体などに活用いただき地域の早期復興のため役立てていただきたいとの願いから、運営機関の公益財団法人みやぎ産業振興機構に無償での貸与としました。これにより、東北地域のものづくり産業の復興及び新たな産業の創出・発展を図るための拠点として「みやぎ復興パーク」が設立され現在、21団体が入居されています。

以上

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