CSR・環境・社会貢献

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"ECO"も、"音"も、
妥協しない未来へ

人がこれからも音楽を楽しんでいくために、重要なことは「環境負荷の低減」と「音を追求し続ける姿勢」です。再生プラスチックと輸送効率からの取り組みをご紹介します。

再生プラスチックでも音への期待に応える

ソニーは「環境負荷ゼロ」実現のために、再生プラスチックを積極的に導入しています。
オーディオ製品では、さらに多くのパーツに使える、音質に優れた再生プラスチックの開発にチャレンジ。
音楽を愛する方々の「音へのこだわり」を裏切ることのない、高音質な製品を実現しました。

Development

再生プラスチックの利用を拡大するためには、オーディオ関連製品
でも使用量を増やしていく必要があります。
そのため、これまでは利用できなかったパーツでも使える、
新しい再生プラスチックの開発に取り組みました。

ホームシアターシステムのパーツに積極採用

既存の再生プラスチックでは、たとえばスピーカー部品に使用した際に、
バージンプラスチックに比べて音が濁りやすく、立体感を表現することが難しいなどの欠点がありました。
そのため、これらの課題を解決するために、新しい再生プラスチックの開発が望まれていました。
今回、新開発の再生プラスチックでは、バージンプラスチックとほぼ同等の音作りができるまでに音質が向上。
音をつくり出すのに重要な役割を担う、フロントパネルや内装部品といったパーツにも採用されています。
サウンドバー「HT-XT2」では、より多くの部品で使用することも追求。約71%(*)という再生プラスチック使用率を達成しています。

* 混合するバージンプラスチックや添加剤なども含むグロス値。

新開発再生プラスチックでは
再生材使用率65%を達成

材料加工メーカーと共同で、配合を変えた素材をいくつも試作し、そのたびにスピーカーボックスなどを製作。数値では表しきれない音の価値を、音響担当のエンジニアが実際に耳で聴いて評価。それを受けて、素材担当のエンジニアが、再生材と混合する材料の種類や量を何度も見直し、バージンプラスチックと同等の音質と物性を実現しながら、高い再生材使用率を達成しました。

量産体制を整え、多くの製品で採用

優れた音質や製品化における汎用性を実現したこの新しい再生プラスチック。現在では、製品として安定的に生産・販売できる体制も整いました。
「HT-XT2」「HT-NT5」「HT-CT790」などのホームシアターシステムやサウンドバー、その他ハイパワーオーディオシステムなどにも新開発の再生プラスチックが採用されています。

* 国や地域により、取り扱われていない場合があります

オーディオやサウンド関連商品でもっと再生プラスチックをユーザーの手に

「再生プラスチックだから、環境に配慮しているから」というだけでなく、「音質のよさ」というオーディオ製品本来の観点からも、バージンプラスチックと同じ土俵で採用を比較検討できる素材ができました。今後は、より多くのユーザーの方々に、高音質で環境に配慮した製品をお届けし、お楽しみいただける機会が増えると確信しています。

Package

再生プラスチックの利用拡大と音質との両立にこだわる一方で、温室効果ガス削減への取り組みも。
商品のパッケージの形状を見直すことで、
ムダを省けないかというアプローチを試みました。

輸送効率を上げてCO2削減に貢献

大きく、細長いバータイプのスピーカーと、直方体に近いサブウーファーで商品構成されるサウンドバー。
これを直方体の箱に格納しようとすると、大きな隙間が発生し、隙間を埋める資材も余計にかかります。
そこで、隙間を削るように箱をL字型にし、組み合わせて置くことで、スペース効率をアップ。
一度に輸送できる数を増やし、余計な資材も必要なくなりました。
これにより、輸送にかかるエネルギーや温室効果ガスの削減と、省資源化を実現しています。

組み合わせることでコンパクトに(HT-NT5の場合)

温室効果ガスを約15%も削減

従来のパッケージ(直方体)

1枚のコンテナに380個しか積めず、温室効果ガスの排出量は1個当たり約14.46kg-CO2でした。

新規パッケージ(L字型)

1枚のコンテナに600個も積めるようになると、温室効果ガスの排出量は1個当たり約12.34kg-CO2に削減。

陸上は約40kmをトレーラー、海上は約15000kmを海上コンテナ船で、単一サイズモデルを満載で輸送し、米国向け1台あたりで計算した場合

オーディオ分野でも「環境負荷ゼロ」へ、一歩前進。

「ゼロ」という究極の目標に挑むソニーの環境計画「Road to Zero」。
そのために、今回はオーディオ関連製品で「再生プラスチック」と「輸送」の観点からアプローチし、
困難だった再生プラスチック使用量の増加や、輸送にかかるエネルギーの削減を実現。
そして何より、人が将来も音楽とともに暮らしていけることにひとつ貢献できました。

ソニーのサウンドバー/
ホームシアターシステム