2019年8月29日更新

中国での安全衛生活動

中国の製造事業所は、ソニーグループの一員としてものづくり分野における重要な役割を担っています。ソニーグループ安全衛生基本方針に基づき、社員の健康ならびに安全で働きやすい職場環境の確保とその維持に関しても、これまで蓄積した知識と経験を生かし積極的に推進しています。
2016年度より、製造事業所を中心に安全衛生担当者が参加する安全部会を発足させました。ヒヤリハット活動、安全賛同スローガン活動、電動バイク安全体験活動、「なぜなぜ分析 *」による災害原因分析などさまざまな活動を実施しました。社員が直接活動に参加し、安全意識が改善することにより、2016年度に比べ通勤途上災害60%減少、業務災害50%減少という著しい成果が得られました。2019年度より中国地域における安全衛生中期目標を設定し、安全衛生活動を製造事業所だけではなく、非製造事業所まで範囲を拡大し、「Vision Zero」達成に向け安全衛生活動のさらなる活性化を図ります。

*なぜなぜ分析とは、発生事象に対する根本原因分析 (RCA :Root Cause Analysis) 手法のひとつ。根本原因に辿り着くため、問題に対する要因の質問 (なぜ) を5回以上繰り返す手法。

ISO45001規格への移行

中国地域では、2011年より安全衛生マネジメントシステムOHSAS18001を導入しており、地域セーフティオフィスによるガバナンスとオペレーションを担う製造事業所で仕組みを構築し、システム認証取得、適正に運用しています。
また、グローバル安全衛生中期目標に従い、2021年までにISO45001へ移行するため、製造事業所中心に全面移行できるよう積極的に準備、対応しています。

2018年度の主な取り組み

2018年に中国地域において企画・実施したさまざまな安全活動の一部を以下ご紹介します。

災害原因分析と防止策の実施

中国では災害原因分析、品質改善によく使われる「なぜなぜ分析」をツールとして導入しました。
「なぜなぜ分析」を習得、運用することで災害発生原因分析により真の原因究明ができ、適切な対策を採ることで災害発生防止を図っています。2018年度は災害案件対象に漏れなく100%分析を行い、社員が確実に「なぜなぜ分析」手法をマスターできるよう講習会を実施、分析力を向上しています。

なぜなぜ分析講習会参加者

夏期安全活動の推進

中国地域は過去労働災害データを分析したうえ、60%以上の災害はほぼ夏期・秋期で発生したという特徴が判明しました。夏期に疲れやすいという特徴に対して、2018年度より全製造事業所にて夏期安全活動を行いました。5カ月間の活動のうち、安全活動の一つとして実施した安全賛同スローガン活動の参加率は96%を達成しました。また、作業チーム単位で参加する安全健康危険予知活動の参加率は99%を達成、ヒヤリハット活動の新規参加者率は30%を超えるなどさまざまな成果を達成しました。全体活動実施期間中は、業務ゼロ災害を維持しました。
2019年もこの活動を継続し、第二世代の安全活動をスタートしています。

SDPW (索尼無錫数字産品有限公司) 夏期危険予知活動
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