2018年8月29日更新

中国での安全衛生活動

中国の製造事業所は、ソニーグループの一員としてものづくり分野における重要な役割を担っています。ソニーグループ安全衛生基本方針に基づき、社員の健康ならびに安全で働きやすい職場環境の確保とその維持に関しても、これまで蓄積した知識と経験を生かし積極的に推進しています。

安全衛生マネジメントシステムの構築

中国地域では、安全衛生マネジメントシステムOHSAS18001を導入し、地域セーフティオフィスによるガバナンスとオペレーションを担う製造事業所で仕組みを構築してきました。2016年度からは、中国地域の安全を主管する総務統括機能を発足させ、ソニーグループ安全衛生ビジョンで「Vision Zero」達成に向けた、安全衛生活動のさらなる活性化が進んでいます。
この一環として、全製造事業所の安全衛生担当者が参加する横断的活動の中に安全に関する専門部会を発足させ、災害事例の共有、再発防止に向けた取り組みなどの活動を推進しています。
これまでの中国地域で体系的に取り組んできた安全衛生活動を振り返ると、2014年度から製造工程の危険箇所を特定するハザードマップ活動を、2015年度からは、正しい危険源の特定と対策を図るためのリスクアセスメント手法の導入教育を行ってきました。

2018年には、これまでの成果を拡大し、さらに高い目標の実現に向けた取り組みを推進していきます。

2017年度の主な取り組み

2017年に中国地域において企画・実施したさまざまな安全活動の一部を以下ご紹介します。

ヒヤリハット活動の推進

ヒヤリハット活動は2015年より中国事業所内で展開し、より多くの社員が参加することによる災害リスクの発見、情報共有ができることで災害発生防止に効果を上げています。2017年までの全事業所からのヒヤリハット提出件数は、合計6,397件に達しました。2018年に向けてさらに参加者を増やして、活動の定着化および有効性の両面から推進し、全従業員の30%まで参加者を拡大する目標を設定しています。

電動バイクの事故防止に向けて

中国製造事業所においては、約1,500名の従業員が電動バイクで通勤しています。通勤途上災害は過去3年、年間平均38件で推移してきました。これまでも事業所では、各種安全啓発活動を行っていますが、事故件数の低減にはさらなる取り組みが必要です。

そこで地域オフィスと事業所で地域横断活動を行い、電動バイク通勤途上災害低減プロジェクトを立ち上げました。電動バイク通勤者(過去の事故経験者含む)を巻き込んだ分析(事故時の状況ヒアリング、アクションカメラを用いた通勤実態記録とそれを基にヒヤリハット)、安全意識向上につながる安全グッズ配布のトライアル実施と、経営層を巻き込んだ情報共有などを実施しました。このような社員参加体験型の活動を行った結果、社員の安全意識を高めることにつながり、2017年には通勤途上災害が2016年比で65%削減し、電動バイクによる災害を大きく低減させることができました。

また社員が参加しやすいように中国で広く使っているSNSのWeChatツールを使い、安全スローガン活動を実施し、活動期間として100日を設けて安全強化を実施しています。スマートフォンによる参加のしやすさや便利さが社員の間に評価され、情報伝達、共有の有効な方法として、今後も同様の活動の継続実施を検討していきます。

上海事業所 電動バイク安全活動 講習会の様子

その他事業所活動

索尼精密部件(恵州)有限公司(SPDH)火災避難訓練
上海索広映像有限公司(SSV)緊急避難訓練
索尼数字産品(無錫)有限公司(SDPW)救急訓練
索尼精密部件(恵州)有限公司(SPDH)リスクアセス
このページの先頭へ