CSRレポート

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2017年8月23日更新

技術者の育成・活躍

ソニーがミッションとして掲げる「ユーザーの皆様に感動をもたらし、人々の好奇心を刺激する会社であり続ける」ために、新たな顧客創造へとつながるイノベーションを起こすことが不可欠です。技術者が、機能価値と感性価値を提供し、感動を生み出す商品を創り出すため、ソニーは技術を追求し続けています。

領域別の技術戦略コミッティによる組織間連携

「技術のソニー」をさらに強化するためには、圧倒的な「技術の差異化」を達成しなくてはなりません。そのためには、One Sonyとして総力を結集する必要があります。組織間連携によって、技術の進化が加速し、かつ技術が融合され、世界に先駆けた新しい商品やサービスが生み出されます。グループ会社の垣根を越えた仕組みでソニーの求心力を強化することを目指し、領域別の技術戦略コミッティが2015年度に設立され、活動しています。
領域ごとに各グループ会社から選出された専門家によって技術戦略コミッティが構成され、技術革新と組織的な技術の横展開をしています。また、技術は人によって培われますので、技術戦略コミッティでは、人材に関する施策も併せて実行しています。基幹技術研修のような人材育成の施策、さらには人材の獲得といった施策まで、技術領域ごとの特徴にあわせて、グループ会社の垣根を越えて、取り組んでいます。また、Sony Outstanding Engineer Award※1、Distinguished Engineer制度※2のようなソニーグループでの技術者の認定制度施策についても技術戦略コミッティの枠組みを活用し、審議・認定しています。

※1
高度な技術的課題に果敢にチャレンジし、新しい顧客価値を創造するイノベーションをけん引した個人を表彰する制度
※2
ソニーの重要な技術領域において、高度な専門性と技術的見識を有し、会社や組織に対して大きな貢献を果たしている技術者を全社レベルで認定し、Distinguished Engineer (DE)の称号を付与する制度

技術研修


  • 「技術研修」受講風景
国内ソニーグループでは、各技術領域の第一線の専門性を有する約200名の技術者が、「技術研修」のカリキュラム・テキストを開発し、技術者の専門性向上に寄与しています。専門性の基礎を確立するこの研修は毎年、延べ5,000名を超える社員が受講しています。
また、社外専門家を招いた講演会・研修や、社内オープンハウスなど、関連領域の最先端技術について学ぶ機会が豊富に提供されています。
新入社員の育成においては、社内有識者のもとに企画された共通技術研修と、各ビジネス組織が企画する、ビジネス固有の技術領域に特化した技術研修とあわせ、技術力の向上に取り組んでいます。さらに、上司やチューターからの指示やアドバイスを受けながら、自ら設定した実業務に基づく課題に取り組む「テーマ研修」をソニー株式会社など数社で実施し、専門スキルや知識獲得と並行して、仕事の進め方やコミュニケーションの重要性を理解することで、早期戦力化を図る取り組みを行っています。

Sony Outstanding Engineer Award

2003年度にSony MVP(Most Valuable Professional)認定制度を開始し、高度な技術的課題に果敢にチャレンジし、新しい顧客価値を創造するイノベーションをけん引した個人を表彰してきました。ソニーグループにおけるエンジニア個人に与えられる最も価値の高いAwardとして、これまでのべ263名の方々を認定してきました。
「ユーザーの皆様に感動をもたらし、人々の好奇心を刺激する会社であり続ける」というミッションの実現と将来の成長に向けて、エンジニアの新たな挑戦をさらに加速していくために、Sony MVP認定制度を進化させて、「Sony Outstanding Engineer Award」として2016年度から開始しました。
ソニーがお客様の感性に訴える商品・サービスを開発するためにチャレンジすべき技術課題は、要素技術開発に加えて、独創的な技術の融合や複雑なシステムの最適化など、多様な範囲に及んでいます。この制度により、社員一人ひとりがチャレンジングな課題に積極的に取り組み、さらに大きな価値創造に取り組む風土の醸成と、技術者のモチベーション向上を図っています。

  • 「Sony Outstanding Engineer Award」ロゴデザイン

Distinguished Engineer制度

DE(Distinguished Engineer)制度は、ソニーの重要な技術領域において、高度な専門性と技術的見識を有し、会社や組織に対して大きな貢献を果たしている技術者を全社レベルで認定し、Distinguished Engineerの称号を付与する制度です。DE制度によって、「ソニーの技術の顔」として課題解決や技術戦略をリードする役割がソニーにとって重要であることを示し、社内に公開することで後進の技術者へのロールモデルの提示につなげています。ソニーグループで制度を展開し、所属組織において課題解決に貢献するとともに、技術領域を軸にした組織間連携をリードし、人材育成を含めた幅広い貢献を果たすことが期待されています。

  • 「Distinguished Engineer制度」会同風景
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