CSRレポート

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2016年9月7日更新

物流における環境負荷低減

ソニーは、国際間の貨物輸送から事業所内の物品移動まで、さまざまな物流の現場で輸送にかかるエネルギーや包装資材の低減に取り組んでいます。その代表事例を紹介します。

モーダルシフトの推進

ソニーは、より環境負荷を軽減する製品輸送方法の一環として、航空機による輸送から、海上輸送や鉄道輸送の利用を促進する「モーダルシフト」を積極的に実行しています。

海外輸送におけるモーダルシフト


  • ブラジルでの船舶へのモーダルシフト
ソニーは、海外での製品輸送においても、モーダルシフトを積極的に進めています。例えば、ブラジルではソニーブラジル マナウス工場からサンパウロまでの輸送において、航空機やトラックの輸送から船舶による輸送への変更に取り組んできました。その結果、2015年度にほぼ全ての輸送を船舶に切り替えることができ、輸送時CO2排出量の大幅な削減を実現しました。

日本国内輸送におけるモーダルシフト


  • エコレールマークの企業認定ロゴ
日本国内においても、従来のトラック輸送から、CO2排出量の少ない鉄道輸送へのモーダルシフトを推進しています。特に、液晶テレビ ブラビア™やブルーレイディスク™/DVDレコーダーなどの大型製品では、500km以上の長距離輸送において、全体の15%以上を鉄道で輸送するなど、積極的な鉄道利用推進を行っています。こうした活動が認められ、2011年より国土交通省の「エコレールマーク」の企業認定および、液晶テレビ ブラビア™とブルーレイディスク™/DVDレコーダーの商品認定を継続して受けています。
また、船舶を利用した輸送も推進しており、2015年度、日本国内でのモーダルシフトによる効果は、トラックでの輸送に比べて約395トンのCO2排出量削減となりました。

共同配送やミルクランによる輸送の効率化


  • 複数の発荷主を巡回して製品や部品を集荷するミルクラン
1台の車両に多くの製品や部品を積み、効率的に輸送を行うことは、環境負荷の低減につながります。ソニーでは、他社と協力した輸送の効率化の取り組みとして、共同配送やミルクランも行っています。例えば、日本国内の一部の地域においては、他社との共同配送を実施しています。また、中国の上海近郊においては、部品調達や製品出荷の輸送に対し、ミルクランや戻り便の活用を組み合わせることで輸送の効率化を実現し、CO2排出量の削減にも貢献しています。

ミルクランは、あるトラックが調達先を巡回しながら集荷をする輸送方法で、各々の調達先から個別に輸送するよりも効率がよくなります。

カートンの改善による輸送効率の向上


  • 輸送物に合わせてカートンを最適な形状に変形
光ディスク製品の保管、包装、返品処理、配送を行うソニーDADC(米国)では、従来は規定サイズのカートンを使用しており、輸送物のサイズやオーダー数によっては、カートン内に無駄な隙間ができることがありました。さらに、その隙間には輸送物を保護するための緩衝材が必要になるため、その分の資源も消費していました。そこで、ボーリングブルック配送センターでは、輸送物のサイズや量に合わせて、カートンを最適な形状に変形させるよう改善しました。これにより、カートン内の無駄な隙間をなくし、輸送物の収納率とともに、輸送効率を大幅に向上させました。また、緩衝材の使用量削減にも貢献しています。

製造事業所内、倉庫内における荷崩れ防止バンドの使用推進


  • 荷崩れ防止バンドの使用例
製造事業所内や倉庫内での部品・製品の移動時の荷崩れ防止用の資材として、繰り返し使用することのできる荷崩れ防止用梱包バンドを使用しています。これにより、ストレッチフィルムなどの包装資材の使用量と廃棄量の削減に貢献しています。
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