CSRレポート

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2017年8月23日更新

北米における製品リサイクル

米国ソニー・エレクトロニクス(SEL)およびソニー・オブ・カナダ(以下、ソニー・カナダ)は、北米におけるリサイクルインフラの発展に継続的に貢献しています。さまざまなリサイクル活動や支援活動により、各州の規制強化に対応したリサイクルを実現しています。

米国

「ソニー・テイクバック・リサイクリング・プログラム」の推進

ソニー・エレクトロニクス(SEL)は、米国において自主的なリサイクルの取り組みを推進し、各州の使用済み電子機器の回収の法規制に従って実施しています。全米で「ソニー・テイクバック・リサイクリング・プログラム」を2007年9月より導入しました。このプログラムは、SELが米国の廃棄物管理・リサイクル業者と共同で実施しているもので、指定回収センターですべてのソニー製品の回収を無料で受け付けています。
2016年度は約9,749トン(2,144万8,000ポンド)の廃家電を指定回収センターと法規制運用ルートを通して回収しました。これは、SELが販売した電子機器1kgに対し、0.46kgがリサイクルされている計算となります。SELでは、この数値の向上に取り組み、新規に販売した電子機器と同じ重量の回収製品をリサイクルすることを目標としています。また、将来的に全国民の95%の自宅から32km(20マイル)圏内に回収センターを配置することを目指しています。

  • 使用済み電子機器の回収の様子

「ソニー・テイクバック・リサイクル・プログラム」ウェブサイトによる情報提供

ソニー・エレクトロニクス(SEL)は、使用済み電子製品(ソニー製品以外も含む)の引き取りまたはリサイクルにあたり、お客様が最適な方法を検索できる、ウェブサイトを設置しています。
このウェブサイトでは、本リサイクルプログラムの内容を分かりやすく伝えるとともに、最寄りのリサイクルセンターを検索できる「回収センター案内機能」を設置するなど、リサイクル回収率を上げる様々な工夫が施されています。なお、本リサイクルプログラムでは、回収センターから約40km(25マイル)以上離れたお客様に対し、約11kg(25ポンド)以下のソニー製品については送料無料で郵送回収し、リサイクルを行っています。
SELでは2017年3月までに、累積で約22万2,727トン(4億9,000万ポンド)の電子機器廃棄物を回収し、省資源に貢献しています。今後も本ウェブサイトを通じて、使用済み電化製品の回収率促進と、使用済み製品の適切なリサイクル方法の啓発に取り組んでいきます。
またSELは、二次電池については「Call2Recycle(コールツーリサイクル)プログラム」に参加しており、同プログラムの回収スキームに則って無償でリサイクルしています。

Call2Recycleプログラムは、米国とカナダにおいて二次電池のリサイクルプログラムの実行や管理、コンサルティングを行う公益法人です。


  • ソニー・テイクバック・リサイクル・プログラム・ウェブサイト

リサイクルの責任

SELは、リサイクル業者とその後段の処理業者について独自の監査を実施するとともに、SELと取引を行うすべてのリサイクル業者はレスポンシブル・リサイクル (R2)またはE-Steward(イースチュワード)認証を取得しなければならないというリサイクルポリシーを設けています。R2とE-Steward認証は、いずれも米国の環境保護庁が作成に関与したリサイクル業者の認証システムで、業者の環境管理状況や労働環境などが検証されます。 SELは、米国の環境保護庁のサステナビリティ・マテリアル・マネージメント・プログラム・エレクトロニクス・チャレンジにこのプログラム開始当初から参加しています。

カナダ

電子機器のリサイクルプログラムを州政府と共同推進

ソニー・カナダは、2004年より州政府と共同で使用済み電子機器のリサイクルプログラムに取り組んでいます。2008年から2015年にかけて、カナダ国内のソニー製品販売店において、お客様から小型のソニー製品を回収するリサイクルプログラムを導入し、拡大しました。最近では、州政府との共同プロジェクトにおいて、ウェブサイト (http://epra.ca/) を通じて消費者に適切な回収の機会を伝えるなど、活動を拡充しています。またソニー・カナダは、ほかにも包装およびバッテリー回収などのプログラムを支援しており、小規模な小売店がリサイクル義務を果たすサポートを行っています。
さらにソニー・カナダは、非OECD諸国への廃電子機器の輸出を禁じている、エレクトロニクス・プロダクト・スチュワードシップ・カナダの電子機器リサイクル基準に従い、リサイクル業者とその後段の処理業者に対する独自の監査を実施しています。

  • リサイクル回収活動の様子
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