2018年8月29日更新

特集:豊かな生態系を育む「ソニーの森」

地域との連携で自然環境を保全し続ける「ソニーの森」

愛知県にあるソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社 幸田サイトは、1972年の創立当時から「緑豊かな公園工場」を目指し、敷地内にあった自然林を「ソニーの森」として保全してきました。さらに、2008年からは「フクロウの棲む森づくり」として、フクロウが飛翔できる空間を作り、餌場を整備し、巣箱を取り付けるなどの活動を長年続けてきました。その結果、2016年にはソニーの森にフクロウが営巣し、雛が3羽生まれ、その後も毎年誕生しています。フクロウを頂点とし、ウグイス、メジロ、コゲラなどの小鳥、タヌキ、ネズミなどの小動物が生息する豊かな生態系を築いています。
また、幸田サイトでは地域貢献の一環として、森の中に遊歩道やアスレチック遊具を設置して地域の人々に開放しており、小学校の野外学習にも広く利用されています。2015年には愛知県のプロジェクト「かがやけ☆あいちサスティナ研究所※1」に参加しました。研究員である地元の大学生からソニーの森を地域に広めるPR施策を提案してもらい、それを実行しています。本プロジェクトの活動を通じて、社員の環境意識が向上し、幸田サイト全体の環境活動の促進にもつながりました。

2018年に誕生したフクロウの雛
ソニーの森の中でPR施策を考える地元の大学生たち

日本においてトップレベルの緑化活動に認定

この「ソニーの森」の活動が評価され、幸田サイトは2011年に財団法人都市緑化機構の社会・環境貢献緑地評価システムSEGES(シージェス)※1において、最高位の2011 Superlative Stage(スパラティブステージ)の認定を日本で初めて取得し、さらに2017年には継続した活動が認められ「緑の殿堂※2」と認定されました。また、幸田サイトはソニーの森にて、地元企業と協働し、地域の自然再生プロジェクトにも取り組んでいます。地域の自然再生には在来種の苗木などが必要不可欠ですが、ソニーの森ではこの地域特有のコナラやリョウブなどの樹木を多く保全してきました。本活動では、ソニーの森内の樹木の種子を採取し、苗木まで育て、地域の行政やNPOが行う植林事業に提供しています。また、この取り組みは2015年「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)連携事業」に認定されました。

  • ※1SEGES(Social and Environmental Green Evaluation System:社会・環境貢献緑地評価システム)とは、緑を守り育てる活動を通じて社会や環境に貢献している企業の緑地を対象に、特に優れた取り組みを財団法人都市緑化機構が評価・認定する仕組みのことです。
  • ※2緑の殿堂とは、SEGESが以下の内容を満たす企業緑地を対象に認定する最上位の認定ラベルのことです。
    ① SEGES 認定を10 年以上継続している緑地
    ② そだてる緑「Superlative Stage(スパラティブステージ)」を3回連続して更新した緑地
    ③ 他社の模範となる等の功績が認められる緑地
地域の自然再生プロジェクトは「国連生物多様性の10年日本委員会
(UNDB-J)」が推奨する事業として認定を受けています
自然観察会の一環として行われたソニーの森の種子で育てた
苗木の植樹
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