2019年8月29日更新

再生可能エネルギーの導入

再生可能エネルギー導入によるCO2排出削減貢献量

ソニーは、2020年度までの環境中期目標「Green Management (グリーンマネジメント) 2020」のなかで「再生可能エネルギー※1の活用により2020年度までに累計でCO2削減貢献量30万トン」という目標を掲げ、電力会社からの再生可能エネルギー由来電気の購入や証書制度の活用など、全世界の事業所において地域に応じた最適な再生可能エネルギーの導入を進めています。
2018年にはこれらの活動を加速させるため、100%再生可能エネルギー利用を目指す国際的イニシアチブ「RE100※2」に加盟し、2040年までに自社の事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指しています。

  • ※1再生可能エネルギーとは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど、永続的に利用できるエネルギーのことです。
  • ※2RE100は、全世界での事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指す企業が参加しており、国際NPO団体であるThe Climate GroupがCDPとパートナーシップのもとで主導する国際的なイニシアチブです。
「RE100」のロゴ

2018年度の再生可能エネルギーの活用によるCO2排出削減貢献量は全世界で約8.4万トン、地域別には日本・東アジアで約5.6万トン、北米で約1.4万トン、欧州で約1.4万トンとなりました。ソニーが全世界で使用している電力のうち、約7%を再生可能エネルギーによる電力で賄いました。また、再生可能エネルギーの活用によるCO2排出削減貢献量は2016年度からの累計で約23.8万トンとなりました。

日本:再生可能エネルギーの導入拡大を推進

グリーンエネルギー証書などさまざまな制度の活用

日本では、2018年度のグリーンエネルギー証書※1導入により、グリーン電力証書17,444MWhを利用しました。これは約8,998トンの温室効果ガス削減に相当します。グリーンエネルギー証書以外にも再生可能エネルギー由来のクレジットを活用し、計約4万5,065トン分のCO2に相当する再生可能エネルギーを導入しました。さらに、2017年度より水力発電由来の電力を直接購入する契約を東京電力エナジーパートナー株式会社と締結し、約1,193トン分のCO2に相当する再生可能エネルギーを導入しました。

  • ※1グリーンエネルギー証書システムは、2001年にソニーと電力会社が共同開発したシステムです。日本各地の発電所の電気や熱などの再生可能エネルギーの環境価値を証書化し、グリーン電力証書、グリーン熱証書として取引することで、遠く離れた場所でもその再生可能エネルギーを使用したとみなされます。

熊本テックで太陽光発電設備を稼動

半導体の製造・開発拠点であるソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社 熊本テクノロジーセンター (熊本テック) は、国内のソニーグループで最大級となる発電能力1,065kWの太陽光発電設備を建設し、2019年より稼動させています。この太陽光発電設備の年間発電量は約1,240MWhとなる見込みです。

熊本テックの屋上に設置された太陽光パネル

欧州:100%再生可能エネルギー化を実現

欧州では2002年度から再生可能エネルギーの導入を開始し、2008年度以降、全電力使用量の100%再生可能エネルギー化を実現しています (ISO14001認証取得の事業所において) 。 各事業所で、太陽光発電設備の導入や、再生可能エネルギーによる電力の直接購入を進めるとともに、再生可能エネルギーの供給がなく直接購入できない地域は、再生可能エネルギー証書の利用を推進しています。2018年度の欧州における再生可能エネルギーの総使用量は56,333MWhでした。
英国ペンコイドに拠点を置くソニーUKテクノロジーセンター (UKテック) は、100%再生可能エネルギー化を実現している欧州拠点の1つです。UKテックは2018年度、社屋に設置した897枚の太陽光発電パネルにより約219MWhの電力を賄い、残りは再生可能エネルギー証書を利用しています。

UKテックの屋上や敷地に設置された太陽光発電パネル

北米:さまざまなグループ企業でグリーン電力導入の推進

米国では2008年から、ソニーDADCピットマン工場 (当時) とテレホート工場、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ (SCA) ニューヨークオフィス、ソニー・エレクトロニクス (SEL) サンディエゴの4つの事業所で、再生可能エネルギー証書の契約を行いました。その後、参加対象を拡大し、2018年度には米国において、ソニーDADCテレホート工場、物流拠点であるボーリングブルック、SCAニューヨークオフィス、ソニー・ピクチャーズエンターテイメント (SPE) およびSEL主要事業所で、合計28,565 MWh以上の再生可能エネルギー証書を利用しました。これは、これらの企業の米国における電力使用量の約27%に相当します。さらに、SPE本社では、約284MWhの電力を自社の太陽光発電設備で賄いました。

SPE本社の屋上に設置された太陽光パネル

パンアジア:タイで太陽光発電設備を稼動

パンアジアでは、ソニー・テクノロジー・タイランド チョンブリ工場 (STT-C) において、工場の屋上に大量の太陽光パネルを敷設した発電能力1,814kWの太陽光発電設備を建設し、2019年より稼働させています。この太陽光発電設備の年間発電量は約2,420MWhとなる見込みです。同時に、STT-Cは工場全体の省エネルギー化も進め、エネルギー消費量の削減を追求していきます。

STT-Cの屋上に設置された太陽光パネル
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