CSRレポート

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2016年9月7日更新

再生可能エネルギーの導入

2015年度のCO2排出削減貢献量は約5.3万トン

  • 再生可能エネルギーの地域別導入量(2015年度)
ソニーは、温室効果ガス排出量削減施策の一環として、再生可能エネルギーの導入に取り組んでいます。グリーンエネルギー証書システムの利用や、太陽光発電システム導入による2015年度のCO2排出削減貢献量は約5.3万トンとなりました。また、全世界で使用している電力のうち、再生可能エネルギーによる電力は約5%となっています。

太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど、永続的に利用できるエネルギー。

日本:再生可能エネルギー導入を推進

国内最大級のグリーンエネルギー証書導入を持続

ソニーは、2015年度のグリーンエネルギー証書※1導入において、グリーン電力証書18,229MWh、グリーン熱証書21万9,629GJ(ギガジュール)を利用しました。これは約20,000トンの温室効果ガス削減に相当します。グリーンエネルギー証書としては日本最大級の利用量です。

※1
グリーンエネルギー証書システムは、2001年にソニーと電力会社が共同開発したシステムです。これ以前、再生可能エネルギーを使用するためには、自前で発電設備を持つか、近隣に発電所が所在する必要がありました。本システムでは日本各地の発電所の電気や熱などのエネルギーを証書化し、グリーン電力証書、グリーン熱証書として取引することで、遠く離れた場所でもそのエネルギーを使用したとみなされます。

国内外の制度を活用

ソニーは、グリーンエネルギー証書以外にも再生可能エネルギー導入において、さまざまな制度を活用しています。
国内においては「J-クレジット制度※2」「J-VER制度※3」を利用しています。「J-クレジット制度」では約14,900トンの温室効果ガス削減に相当する再生可能エネルギーを利用しました。このうち木質バイオマスを中心とした再生可能エネルギー関連のクレジットについては、全国25か所のプロジェクトから約13,500トンの温室効果ガス削減に相当するクレジットを利用しました。なお、新潟県十日町市と地元中小企業が共同実施する削減事業についても引き続き支援し、2015年度は約1,400トンの温室効果ガス削減に相当するクレジットを取得し利用しました。一方「J-VER制度」では北海道津別町森林吸収プロジェクトから666トン分のCO2削減に相当するクレジットを取得し、ソニー銀行(株)、ソニー損害保険(株)のカーボンオフセットに利用しました。
海外においては「京都メカニズムクレジット」を活用しています。ソニーは、2004年12月に設立された日本温暖化ガス削減基金(JGRF)に2014年まで出資していました(期間満了に伴い2014年5月同基金は解散)。同基金は、途上国などで実施される温室効果ガス排出削減プロジェクトから生じる排出権をクレジットという形で購入し、出資企業に配分することを目的に設立されたものです。同基金への出資により、ソニーは、約15万6,000トン分のCO2削減に相当するクレジットを取得しています(2016年3月末時点)。

※2
J-クレジット制度:国内クレジット制度とJ-VER制度が発展的に統合した制度。国内クレジット制度とは、中小企業が実施する温室効果ガス削減事業によるCO2削減量をクレジット化し、大企業等が取得できる制度。
※3
J-VER制度:カーボンオフセットのしくみを活用して、国内における排出削減・吸収を一層促進するため 、国内で実施されるプロジェクトによる削減・吸収量を、オフセット用クレジット(J-VER)として認証する制度。

  • 国内の再生可能エネルギー関連証書/クレジット事例(2016年3月31日時点)

    図中の数字は契約ベースで、文章中の購入ベースの数字とは異なります。

欧州:100%再生可能エネルギー化を実現


  • 100%再生可能エネルギー化を実現した事業所のひとつ、ソニーDADCオーストリア・アニフ工場
欧州では2002年度から再生可能エネルギーの導入を開始し、2008年度以降、全電力使用量の100%再生可能エネルギー化を実現しています。
各事業所で再生可能エネルギーによる電力の直接購入を進めるとともに、再生可能エネルギーの供給がなく直接購入できない地域においては再生可能エネルギー証書の購入を推進しています。2015年度の欧州における再生可能エネルギーの総使用量は約68,765MWhでした

ISO14001認証を取得した欧州におけるソニーの事業所において。

北米:さまざまなグループ企業でグリーン電力導入の推進


  • SPE本社の屋上に敷き詰められた太陽光発電設備
米国では2008年4月から、ソニーDADCピットマン工場(当時)とテレホート工場、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ(SCA)ニューヨークオフィス、ソニー・エレクトロニクス(SEL)サンディエゴの4つの事業所で、再生可能エネルギー証書の契約を行いました。その後、参加対象を拡大し、2015年度には米国およびカナダにおいて、ソニーDADCテレホート工場、物流拠点であるボーリングブルック、SCAニューヨークオフィス、ソニー・カナダのトロントオフィスおよびSEL主要事業所で、合計25,580MWh以上の再生可能エネルギー証書を購入しました。これは、これらの企業の米国における電力使用量の約23%に相当します。またSELにおける再生可能エネルギー証書の購入は、米国およびメキシコにおいてISO統一認証を受ける主要事業所の電力使用量の33%に相当します。さらに、ソニー・ピクチャーズエンタテイメント(SPE)本社では、約253MWhの電力を自社の太陽光発電設備で賄いました。
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