CSRレポート

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2016年9月7日更新

廃棄物総発生量の削減

廃棄物総発生量は2000年度比で約73%減

  • 事務所の廃棄物総発生量
ソニーは「2015年度までに事業所の廃棄物総発生量を絶対量で2000年度比50%以上削減」「グループ全体でリサイクル率99%以上にする」という目標を掲げ、廃棄物の削減、資源の有効利用に取り組んできました。このたび2015年度が終了し、事業所での廃棄物総発生量は約7.7万トンで、2000年度比で約73%減、2014年度比で約1%減という結果となりました。減少要因としては、製造事業所で発生する主な廃棄物の一つである部品輸送時の包装材のリユースや、グループ内での循環使用のさらなる拡大などが挙げられます。なお、廃棄物総発生量の2015年度売上高原単位(トン/百万円)は、日本国内では0.0048、海外では0.0047となりました。
ソニーは、2016年度より「2020年度までに事業所の廃棄物総発生量を5%削減(2013年度比)」という新たな目標を掲げ、事業所の省資源化に取り組んでいます。

事業所でのリサイクル率

2015年度のグループ全体の事業所のリサイクル率は95%でした。2012年度から、廃棄物処理の実態を鑑み、日本国内の焼却などによる減容量を考慮した数値になっています。日本国内では生活系廃棄物のリサイクルが進み、リサイクル率が99%を超えています。なお、それぞれの地域の法律・行政指導などにより、やむを得ず埋め立て処分となる量などを除いた場合、リサイクル率は97%となります。
ソニーでは、事業所から発生した廃棄物をグループ内でのリサイクル利用を進めるとともに、より有効な資源へのリサイクルを進めています。

産業廃棄物の管理

ソニーは、産業廃棄物が不適切に処理されないように厳格な管理を行っています。例えば、日本では廃棄物処理委託先の選定や継続的な現地確認に関する社内基準を統一したり、現地確認担当者の社内認定制度を設けたりすることで、廃棄物処理委託に関するリスクの低減に努めています。さらに、廃棄物処理委託先に対して現地確認を定期的に行うことで廃棄物管理の徹底を求めています。

廃棄物削減の事例


  • 再利用が可能になったスピーカーボックスの木材廃棄物
ソニーは、全事業所で廃棄物の削減に努めています。埋め立てによる最終処分(またはサーマルリサイクルを伴わない単純な焼却処理)の削減にも力を入れ、リサイクル率99%を目指しています。
例えば、ソニーイーエムシーエス(マレーシア)・ペナンテック(以下、ペナンテック)では、スピーカーボックス製造時に発生する木材廃棄物の再利用に取り組んでいます。スピーカーに使用される板材はビニールシートで加工され、再利用が困難なため、以前は廃棄処分されていました。ペナンテックでは、地元の自治体や廃棄物処理業者と連携し、さまざまな施策を実施した結果、ビニールシートを板材から分離する方法を編み出し、木材廃棄物とビニールシートの両方を再生可能にしました。これにより、廃棄物の最終処分量を削減するとともに、事業所全体のリサイクル率を向上させました。また、事業所内で廃棄される壊れた木材パレット等も、上記のスピーカー同様にリサイクルしています。

サーマルリサイクル:焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用すること。

部品包装の改善


  • ソニーイーエムシーエス(マレーシア)・クアラルンプールテックにおいて使用されている部品輸送用の通い箱
ソニーは、全事業所において購入する部品の包装を全体的に見直し最適化することにより、事業所で発生する廃棄物の削減に努めています。
例えば、部品を入れる保護袋の全廃、部品を入れる箱を工夫し部品の収納数を増加、使い捨ての箱から繰り返し使用できる通い箱への切り替えなどにより、部品の包装に使用する材料を減らすことで廃棄物を抑制しています。特に、通い箱については、寸法や材質などの標準化も行うとともに、利用する部品の拡大を図っています。
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