ソニーは、イノベーションと健全な事業活動を通じて、企業価値の向上を追求し、持続可能な社会の発展に貢献することが、企業としての社会的責任であると考えています。それは、お客様、株主、社員、ビジネスパートナーなどのあらゆるステークホルダーに対する責任、そして、ソニーが事業を行っている人間社会、地球に対する責任でもあります。

ソニーの社会への貢献は、70年以上前にこの会社が設立された当初からの志でもあります。社会が大きく変化し複雑化する今、ソニーがグローバル企業として経済価値を増加させていくことはもちろん、持続的な社会価値の創出も重要な経営の目標として、長期視点で経営に取り組んでいきたいと考えています。

社会価値には多くの側面がありますが、ソニーだからこそ提供できる価値の一つに、コンテンツや製品・サービスを通じて「共通の感動体験や関心を共有する人々のコミュニティ」を創ることで、人々が心豊かに暮らせる社会づくりに貢献することが挙げられます。

そして、このような社会づくりには、感動の創り手である、クリエイターやエンジニアが欠かせません。ソニーでは、50年以上前から小・中学校への理科教育助成、教員育成支援などを継続していることに加え、「For the Next Generation」というスローガンのもと、子どもたちの創造性や科学する心を育むサイエンスワークショップを世界中で実施したり、KOOV™やMESH™などSTEAM教育()ツールの事業展開も始めています。

同時に、ソニーの事業は持続可能な地球環境や人々が安心して暮らせる社会を前提として成り立つとの認識のもと、環境、人権、ダイバーシティなどに対する取り組みを継続的に推進するとともに、医療や自動運転時代のモビリティの安全への貢献にも取り組んでいきます。これらの取り組みは、グローバル社会の共通ゴールである持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)にも貢献するものです。

今回のレポートは、名称を「CSRレポート」から「サステナビリティレポート」に変更して発行しました。レポートの内容として、CSR活動の当年度実績にくわえ、長期視点でのソニーのサステナビリティの考え方、イノベーションを通じた社会価値創出の取り組みなどを新たに追加しています。

ソニーは、今後も、ステークホルダーの皆様と対話を重ねながら、持続可能な社会づくりへの貢献を目指してまいります。

  • Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の略

ソニー株式会社
代表執行役 社長 兼 CEO
吉田 憲一郎

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