ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose (存在意義) のもと、社会にとって意義のある存在であり続けることを目指しています。また、イノベーションと健全な事業活動を通じて、企業価値の向上を追求し、持続可能な社会の発展に貢献することは、ソニーの企業としての社会的責任であると考えています。それは、お客様、株主、社員、ビジネスパートナーなどのあらゆるステークホルダーに対する責任、そして、ソニーが事業を行っている社会、地球に対する責任でもあります。

ソニーの社会への貢献は設立当初からの志でもあります。社会が大きく変化し複雑化する今、ソニーがグローバル企業として経済価値を増加させていくことはもちろん、持続的な社会価値の創出も重要な経営の目標として、長期視点で経営に取り組んでいきたいと考えています。ソニーは、長期視点の経営を支えるコーポレート・ガバナンスに加えて、多様な事業、テクノロジーと人材を源泉として、「感動を生み出すことで人の心を豊かにする」「クリエイターの夢の実現を支える」「世の中に安心・安全を提供する」といった価値を創出していきます。加えて、ソニーの事業は地球環境や社会があってこそ成り立つという認識のもと、サステナビリティに関する取り組みを継続していきます。

2018年度の主な取り組みとして、2018年9月に「RE100 (※1) 」に新たに加盟し、2040年までに全世界の自社オペレーションで使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを宣言しました。2019年には熊本やタイの製造事業所での太陽光発電設備を稼働させるなど、その取り組みを加速しています。長期的には2010年に策定した環境計画「Road to Zero」のもと、ソニーグループ全体で2050年までに環境負荷をゼロにすることを目指していきます。

グローバルに広がるサプライチェーンにおける人権、労働環境などの課題に対しては、さまざまなステークホルダーとの協働を通じて継続的に取り組んでいます。また、地域コミュニティにおける活動として、ソニーは小・中学校への理科教育助成、教員育成支援などを60年にわたり日本で継続していることに加え、世界各国で子どもたちの創造性や好奇心を育むワークショップを実施するなど、STEAM (※2) 領域での教育に貢献しています。さらに2018年度には、日本国内の教育格差の縮小に貢献する「感動体験プログラム」を新たに開始しました。

ソニーは、地球、社会の一員として、サステナビリティに関する取り組みを強化し、ステークホルダーの皆様と対話を重ねながら、持続可能な社会づくりへの貢献を目指してまいります。

  • ※1事業運営に使用する電力を再生可能エネルギーで100%調達することを目標に掲げる企業が参加するグローバルなイニシアチブ
  • ※2Science (科学)、Technology (技術)、Engineering (工学)、Art (芸術)、Mathematics (数学) の略

ソニー株式会社
代表執行役 社長 兼 CEO
吉田 憲一郎

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