CSRレポート

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2016年9月7日更新

製品の品質・安全性・長期信頼性への取り組み

製品の品質向上の取り組み

ソニーは、設計、製造、部品のそれぞれの業務領域で、以下のような製品品質向上の取り組みを行っています。
  • 設計品質の取り組み:
    ビジネスユニットの責任者は、設計開始時には新規技術/新規部品やユーザー視点での使い方などを、また設計完了時には、予定されていた品質レベルとその信頼性の実現状態や使い方などを確認しています。加えて、ソニーブランドにふさわしい品質を備えた製品をお客様へお届けするために、ODM/OEMを含めたソニー全体の品質基準を設け、設計完了時に遵守確認を行っています。これらの取り組みにより、新規技術/新規部品からの品質問題の発生を防止し、かつユーザーの利便性を考えた設計が行われるようにしています。
  • 製造品質の取り組み:
    全ての製造事業所において、不良を「入れない」「つくらない」「出さない」管理に注力して、お客様に安心してお使いいただけるものづくりを行っています。取り組みの事例としては、製造事業所ごとに品質に対し重要な目標を設定して、PDCA(Plan / Do / Check / Action)の活動サイクルを回すことで目標を達成させて、製品品質の改善を進めています。ODM/OEMでの製造に対しても、ソニーの製造事業所と同じ製造品質を確保すべくソニーとしての製造品質管理に関する標準ルールを設けて品質確保を行っております。
  • 部品品質の取り組み:
    製品に組み込まれる部品においては、長期使用を前提とし信頼性が求められる重要な部品を製品カテゴリーごとに見極め、関係組織が協力して、新規の信頼性評価技術を開発するなど、部品信頼性向上の取り組みを進めています。

製品の安全性向上の取り組み

お客様に安全に安心してお使いいただける製品を提供することは、ソニーにとっての最重要事項の一つです。ソニーは、企画、開発、設計、製造、販売、アフターサービス等、事業活動のどの段階においても、製品の安全性を保つため、法令に定める基準を満たす、またはそれを上回るための手だてを継続的に追求し、実施しています。その一環として、医学的な観点から安全性を検討する専任の担当者を配し、新しい技術を用いた製品を開発する際は、お客様の健康に影響を及ぼすことがないよう、社外の専門家による医学的な観点からの助言も得ながら、製品の開発・設計に取り組んでいます。専門家の助言を踏まえ必要と判断した場合には、専門機関の協力も得ながら、安全性を検証する評価試験を実施しています。
また、お客様への安全に関する説明や情報提供は、正確で、理解しやすく、見やすいものを目指します。ソニーの製品に関して、安全に関する問題等が報告された場合は、ソニーは、速やかに事実調査を行い、適切な処置を実施します。
製品の長期信頼性向上の取り組み
品質信頼性ラボでは、長期信頼性の向上に積極的に取り組み、お客様に長く安心してお使いいただける製品の提供を目指しています。
ソニーでは、信頼性技術の向上に専任で取り組む技術者を配し、長期信頼性の向上に向け材料や部品の劣化・摩耗・腐食などにかかわる要素技術や、新規技術や新規製品に即した新たな信頼性技術や評価技術を開発しています。開発した信頼性技術や評価技術、得られた知見等を設計や部品選定に生かすことで、製品の信頼性を高めています。さらに、一部の評価手法については、ソニー内の共有にとどめることなく学会発表や工業会でも公開し、情報共有も行っています。

製品セキュリティの取り組み 

製品のネットワーク化が進み個人情報などの漏えいやデータの改ざんまたは破壊などが生じる危険性が増しており、ソフトウェアを搭載した製品のセキュリティ強化が重要視されています。
ソニーは、外部専門機関や研究者、個人等から広くセキュリティ情報を収集することに加え、製品セキュリティに関する責任者を配し、対応組織を設けるとともに、各ビジネスユニットと連携し対応していく体制を構築しています。入手した情報をもとに責任者が中心となり該当製品の調査を行うとともに、製品セキュリティの観点からお客様に与える影響に応じた適切な対策を講じています。
また、お客様に安心してお使いいただける製品をお届けできるよう、製品セキュリティ確保に関する社内ルールの制定と継続的な社内教育を実施しています。2009年より製品セキュリティ脆弱性検出ツールによる出荷前検査を実施し、製品の企画から出荷、廃棄までを含む一連のライフサイクルを考慮したセキュリティ対応の仕組みを導入し、製品セキュリティを一層強化しています。
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