CSRレポート

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2016年9月7日更新

使いやすさとアクセシビリティ

私たちソニーは、「使いやすさとアクセシビリティ」を品質の一要素としてとらえ、日々デザイン・開発に取り組んでいます。
より多くのお客様がより使いやすさを感じる、製品やサービスを届けたい。
世界中の大人も子どもも、高齢者の方も、障がいのある方も、できるかぎり多くのお客様がご利用になれる製品やサービスの提供を目指しています。

お客様視点を生かした製品やサービスのために

ソニーは、技術の進歩による製品の多機能化やユーザーインターフェースの進化に応じて、できるだけ使いやすく、快適に利用できる製品やサービスの提供を目指しています。また、ユーザー中心設計(User Centered Design:UCD)の考え方に基づき、調査・企画・設計・検証の各過程において、ユーザー=お客様の視点に立った活動を推進しています。

  • ユーザビリティテストの様子
ユーザーリサーチとユーザビリティテスト
ソニーの製品やサービスは世界のさまざまな地域でお使いいただいており、各地域の文化やライフスタイルを考慮した「使いやすさ(ユーザビリティ)」を実現する必要があります。そこで、日本、北米、欧州、インド、中国など国内外の拠点が連携してユーザビリティテストを実施できる体制と環境を整えています。開発初期よりユーザー視点での製品開発を目指し、各地での家庭訪問やインタビューを通したユーザーリサーチを行っています。
また、見やすさや分かりやすさ、反応の良さなどの「使いやすさ」を確認できる設計・検証過程においては、実際にお使いになるお客様が暮らす現地でのユーザビリティテストを積極的に取り入れ、課題発見と修正を繰り返し、製品の発売前に使いやすさを改善しています。
さらに、製品の発売前だけでなく、発売後の実生活での使いやすさにおいても、「使いやすさ」に不満や不具合が生じていないかを把握する長期的な利用状況調査や実ユーザーへのインタビューを実施しています。
また社内においては、「社員UIテスター制度」を設け、有志社員がユーザビリティテストの一部に参画しています。
これらの取り組みを通じて、ソニーはユーザー中心設計の考え方を踏まえつつ、お客様にとっての「使いやすさ」を多角的に追求しています。
社内基準の策定とノウハウ継承への取り組み
ソニーグループの製品やサービスの設計代表者が集まり、ソニーとして達成すべき使いやすさの基準を定めています。機器や画面上の言葉やアイコンの使い方、操作作法のルールなどを、ユーザーインターフェース(UI)の設計基準としてまとめたり、ユーザビリティテストで得た知見や開発現場で蓄積されたノウハウを互いに共有しています。
UIの設計基準やノウハウは社内ポータルサイトでも共有され、ソニーグループの誰もが参照できるようにしています。製品やサービスの開発現場では、これらを活用しながら、お客様にとっての使いやすさを追求し続けています。
より多くのお客様に製品・サービスを使っていただくために
ソニーでは、できる限り多くのお客様に製品・サービスをお使いいただけるように、障がいのある方をはじめとして多くの方々へインタビューやユーザビリティテストを実施し、その結果を製品・サービスに反映する活動をしています。また、「アクセシビリティ向上」のための標準化活動(※1)においても業界をリードするよう積極的に取り組んでいます。

※1
IEC 62731 Text to speech for television・IEC TC 100TA16 (AAL(自立生活支援)、アクセシビリティ及びユーザインターフェース)・IEC62944 digital television accessibility

具体的な製品・サービスでの取り組み事例は「使いやすさとアクセシビリティ」サイトでご紹介しています。

ウェブサイトにおけるアクセシビリティへの取り組み

2007年7月1日に、ウェブサイトにおけるアクセシビリティガイドラインを発行し、ウェブサイトの品質向上を推進してきました。
アクセシビリティガイドライン発行以降、W3C Website Contents Accessibility Guideline (以降WCAG)2.0 が業界の標準となりつつあることを考慮し、2016年4月1日ソニーグループウェブサイトアクセシビリティポリシーとして改定しました。
今回の改定では、WCAG2.0に基づいて、合理的努力事項とした一部項目を除き、一定時期までにWCAG2.0 レベルA に適合することを遵守事項として規定しました。
「ソニーグループウェブサイトアクセシビリティポリシー」は、ソニーグループ各社における対外向けウェブサイトを対象とし、ソニーグループウェブサイトのアクセシビリティを維持・向上させることを目的としています。
ウェブサイトへの変更を加えたり、新規にページを制作したりする場合には、「ポリシー」を遵守の上、必要に応じて国ごとの法規制・ガイドラインを考慮することで、どのようなお客様にとっても使いやすい、アクセシブルなウェブサイトの企画・制作および維持に努めています。

インターネットを安心して利用していただくための環境づくり


  • PlayStation®4
(株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、ゲームを音楽・映画・テレビと並ぶエンターテインメントの一つに育てたいと考え、幅広いユーザー層に向けてプレイステーションビジネスを展開してきました。
家庭用ゲーム業界では、ゲームソフトのジャンルの広がりに対応し、購入時にどのくらいの年齢層を対象としたソフトであるかといった商品情報を提供するために、日米欧各地域の業界団体(CERO/ESRB/PEGI)の年齢別レーティング制度を導入しています。米国ESRBの制度は20年以上の実績で社会的に高い評価を得ており、またPEGIはエンターテインメント産業の自主規制の枠組みとして、欧州委員会から支持されています。日本においても、販売店の皆様の協力のもとCERO審査による「Z:18歳以上のみ対象」ソフトウエアの18歳未満のお客様への販売を自主的に規制するなど、レーティング制度の実効性を高めるための施策を推進しています。
また、SIEは、PlayStation®4、PlayStation®3およびPlayStation®Vitaのハードウエアに、視聴年齢制限に対応するペアレンタルコントロール機能を搭載しました。この機能は、お客様がソフトウエアの年齢区分を判断してお子様に適切なコンテンツを視聴させることを可能にするものです。
近年、ウェブへのアクセスが低年齢化している中、子どもへの有害サイトの影響が懸念されます。こうしたことから、インターネット関連サービスを行うソニーネットワークコミュニケーションズ(株)では、有害サイトやフィッシング詐欺に関連するサイトにフィルターをかけ、見られないようにするサービス「サイトセレクト」を提供し、家族全員が安心してインターネットを利用できる環境を提供しています。
  • サイトセレクトのおすすめポイント
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