責任ある
サプライチェーン

マネジメントアプローチ

重要と考える理由

近年、製品のサプライチェーン(調達・生産)に対する企業の社会的責任に関するステークホルダーの関心が高まっています。ソニーでは、こうした関心に配慮し、自社のみならずサプライヤーや生産委託先を含む生産現場、鉱物採掘現場などサプライチェーンにおける人権、労働環境、安全衛生や環境などの課題に、サプライヤーとともに取り組むことが求められていると考えます。

基本的な考え方

「ソニーグループ行動規範」をソニーすべての取締役、役員、および従業員一人ひとりが遵守し、倫理的な事業活動を行うことが基本です。その上で、「サプライチェーンマネジメント」「責任ある原材料調達」に注力し、サプライヤーや生産委託先とともに、「ソニーサプライチェーン行動規範」や「ソニーグループ責任ある鉱物サプライチェーン方針」への遵守活動を通じて「責任あるサプライチェーン」を推進し、関連業界団体などのステークホルダーと協働した活動を展開します。

体制

ソニーでは、本社のCSR部門、コンプライアンス部門、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社(以下、SGMO)の人事総務部門、調達部門が中心となり、さらにその他の本社関連部門や各ビジネス部門、各製造事業所の管理・調達部門等と協力して、活動を推進しています。
また、苦情処理制度の仕組みとして、サプライヤーからの通報を受けつける窓口「サプライヤー・ホットライン」や、ソニーグループの責任ある鉱物サプライチェーン方針に反する行為についてステークホルダーからの通報を受けつける窓口「ソニーグループ 責任ある鉱物サプライチェーン方針に関するホットライン」を設置し、改善活動に役立てています。

2018年度の主な実績

2018年度の取り組みについて主な実績を抜粋し、ご紹介します。

  • 日本、中国、韓国、タイ、マレーシア、イギリス、メキシコ、ブラジルの自社製造事業所16社を対象にCSRセルフアセスメント調査を実施
  • 日本の一部の製造事業所の構内業務委託先事業者に対し、外国人労働者の雇用に関して実態調査を実施
  • 233社のサプライヤー企業に対してアセスメントを実施
  • 二次サプライヤーに対する行動規範の遵守要請
  • サプライヤー工場の安全管理に関する支援として現場訪問を実施
  • コバルト精製所への監査プログラムへの参加を働きかけ、参加費用を補助するファンドへ寄付

継続して行ってきた取り組み

  • 2004年
    EICCに設立メンバーとして加盟 (現:Responsible Business Alliance)
  • 2005年
    ソニーサプライヤー行動規範制定
  • 2006年
    エレクトロニクス事業所においてEICCセルフアセスメント実施開始
  • 2012年
    ソニーサプライヤー行動規範 第2版へ改定
  • 2014年
    ソニーグループ紛争鉱物方針制定、紛争鉱物の使用状況調査を開始
  • 2016年
    ソニーサプライチェーン行動規範制定、コバルトサプライチェーンのアセスメントを開始
  • 2017年
    ソニーサプライチェーン行動規範制定第2版へ改定、責任ある鉱物サプライチェーン方針の策定

今後に向けて

責任あるサプライチェーンの実現を目指し、一次サプライヤーを通じて二次以降のサプライヤーにも「ソニーサプライチェーン行動規範」の遵守を要請するなど、自社およびサプライヤーへのアセスメントをより徹底していきます。さらに、ソニーの社員のみならずサプライヤーなどの関係者の意識や対応能力を向上させるため、啓発活動や教育・研修等を引き続き実施します。また、高リスク鉱物の調達についてもさまざまなステークホルダーと協働しながら引き続き対応を強化していきます。

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