責任ある
サプライチェーン

マネジメントアプローチ

重要と考える理由

近年、製品のサプライチェーン(調達・生産)に対する企業の社会的責任に関するステークホルダーの関心が高まっています。ソニーでは、こうした関心に配慮し、自社のみならずサプライヤーや生産委託先を含む生産現場、鉱物採掘現場などサプライチェーンにおける人権、労働環境、安全衛生や環境などの課題に、サプライヤーとともに取り組むことが求められていると考えます。

基本的な考え方

「ソニーグループ行動規範」をソニーすべての取締役、役員、および従業員一人ひとりが遵守し、倫理的な事業活動を行うことが基本です。その上で、「サプライチェーンマネジメント」「責任ある原材料調達」に注力し、サプライヤーや生産委託先とともに、「ソニーサプライチェーン行動規範」や「ソニーグループ責任ある鉱物サプライチェーン方針」への遵守活動を通じて「責任あるサプライチェーン」を推進し、関連業界団体などのステークホルダーと協働した活動を展開します。

体制

ソニーでは、本社のCSR部門、コンプライアンス部門、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社(以下、SGMO)の人事総務部門、調達部門が中心となり、さらにその他の本社関連部門や各ビジネス部門、各製造事業所の管理・調達部門等と協力して、活動を推進しています。本社CSR部門が全社的な方針を定め、運用については、生産・調達担当執行役の指示の下、SGMOの代表取締役を運用責任者としています。
また、苦情処理制度の仕組みとして、サプライヤーからの通報を受けつける窓口「サプライヤー・ホットライン」や、ソニーグループの責任ある鉱物サプライチェーン方針に反する行為についてステークホルダーからの通報を受けつける窓口「ソニーグループ 責任ある鉱物サプライチェーン方針に関するホットライン」を設置し、改善活動に役立てています。

2017年度の主な実績

2017年度の取り組みについて主な実績を抜粋し、ご紹介します。

  • 日本、中国、韓国、タイ、マレーシア、イギリス、メキシコ、ブラジルの自社製造事業所16社を対象にCSRセルフアセスメント調査を実施
  • 224社のサプライヤー企業に対してアセスメントを実施
  • 二次サプライヤーに対する行動規範の遵守要請
  • サプライヤー工場の安全管理に関する支援として火災未然防止活動の訪問評価を実施
  • ソニーグループ責任ある鉱物サプライチェーン方針を制定。4鉱物(タンタル、スズ、金、タングステン)およびコバルトをソニーにとってリスクの高い高リスク鉱物として特定
  • 米国紛争鉱物条項の対象となる4鉱物に関する使用状況調査の継続的な実施
  • コバルトのサプライチェーン調査を実施し、対象となるサプライヤーにソニーグループ責任ある鉱物サプライチェーン方針の遵守を要請
  • コンゴ民主共和国の小規模採掘の人権リスクを調査する学術調査プロジェクトを支援

今後に向けて

責任あるサプライチェーンの実現を目指し、一次サプライヤーを通じて二次以降のサプライヤーにも「ソニーサプライチェーン行動規範」の遵守を要請するなど、自社およびサプライヤーへのアセスメントをより徹底していきます。さらに、ソニーの社員のみならずサプライヤーなどの関係者の意識や対応能力を向上させるため、啓発活動や教育・研修等を引き続き実施していきます。また、高リスク鉱物の調達についても引き続き対応を強化していきます。

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