CSRレポート

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2016年9月7日更新

環境に配慮した原材料調達

調達活動における化学物質管理

ソニーは、調達先のグローバル化にともない、業界をリードする形でソニー独自の全世界共通の化学物質管理基準「部品・材料における環境管理物質管理規定(SS-00259)」を導入し、サプライヤーに対しては、「グリーンパートナー環境品質認定制度」を設けています。監査に合格し、「グリーンパートナー」と認定されたサプライヤーからのみ部品の購入を行っており、これによって環境品質はグローバルに共通の品質を維持しています。

バリューチェーンの温室効果ガス排出量の把握

気候変動問題の深刻化に伴い、企業には自社の温室効果ガス排出量のみならず、バリューチェーン※1全体における排出量を把握・管理することが求められています。ソニーでは2009年より主要OEM/ODM先※2の温室効果ガス排出量の把握を行っており、その結果をベースに概算する形で、バリューチェーン全体における温室効果ガス排出量の把握に取り組んでいます。

※1
製品の素材調達、製造、使用、廃棄までの一連のプロセスのこと。製品製造の上流と下流を含む。
※2
OEM/ODM:製造を委託したメーカー(OEM)、および設計・製造を委託したメーカー(ODM)のこと。

インドネシアでの持続可能な錫採掘のための取り組み支援-IDHプロジェクト参画

インドネシアでは、錫産業における危険な労働環境や環境問題が指摘されていますが、これら現地課題への認識を契機にマルチステークホルダーによるイニシアティブとして2013年に活動が開始されたSustainable Trade Initiative (IDH) Tin Working Groupに、ソニーもメンバー企業として参画しています。

IDH Tin Working Group(TWG)の主な活動目的は、インドネシアの錫産業における持続可能な錫採掘の実現に向けた課題解決に貢献することです。メンバーには、グローバル企業を含む錫の利用者(サプライチェーンの川下および川中産業)、EICC、国際環境NGOのFriends of the Earth、さらに国際的な錫業界団体であるITRIが含まれます。TWGはインドネシア首都だけではなく、採掘現場であるバンカ島およびブリトゥン島において、錫産業の現地パートナーおよびインドネシア政府の双方と協力して活動しています。

まず、現地実態調査に基づく状況把握や分析を通じて取り組むべき課題を洗い出し、理解を深めることから始まり、2014年以降は、現地業界団体とも協働し、マルチステークホルダーダイヤログを通じて課題解決に向けて取り組んでいます。
ソニーは、TWGへの参画を通じて、インドネシアでの持続可能な錫採掘に向けた取り組みを継続的に支援しています。

紙製品調達の取り組み

紙製品調達の取り組み
ソニーは紙資源が有限であることを認識し、事業所でのオフィス用紙の削減や製品の取扱説明書のページ数削減に取り組んでいます。さらに、木材、紙製品の調達においても、違法な森林伐採が生物多様性に与える影響を認識し、社会的責任を果たす一環として責任ある調達が重要であると考えています。特に紙製品については、「ソニーグループ紙・印刷物購入方針」にもとづいて環境に配慮した購入を行っています。森林認証紙については、合法性だけでなく森林の持続可能性なども評価しているFSC認証紙の使用を進めており、コーポレート刊行物、カレンダー、名刺などに使用しています。
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