2019年8月29日更新

責任ある鉱物サプライチェーン方針の制定と推進体制

ソニーの製品に含まれるさまざまな鉱物の中には、その採掘過程において人権や環境に関するリスクが懸念されるものがあります。
ソニーはソニーグループ行動規範において、倫理的な事業活動に取り組み、全ての人の人権を尊重することを明示しているほか、あらゆる形態の強制労働、特に児童労働の禁止を含む基本方針を定めています。さらにソニーは自社エレクトロニクス製造事業所を含むすべてのサプライチェーンで同じ規範を遵守してもらうため、ソニーサプライチェーン行動規範を制定しています。サプライヤー契約を通じて、すべてのサプライヤーはこの行動規範を完全に理解し遵守するよう求められます。
以上に加え責任ある鉱物サプライチェーンの実現を目指す取り組みの一環として、2017年10月に「ソニーグループ責任ある鉱物サプライチェーン方針」を制定しました。

同方針でソニーは、調達活動を通して紛争や人権侵害を助長することのないよう、紛争地域または高リスク地域を原産国とし、企業の社会的責任の観点からソニーにとってリスクの高い鉱物を「高リスク鉱物」として特定し、流通過程において紛争への加担や深刻な人権侵害が行われていることを認識しながら、高リスク鉱物を使用する製品、部品および材料の調達を行わないことを基本方針としています。現在、高リスク鉱物として4鉱物(タンタル、スズ、金、タングステン)およびコバルトを特定しています。

さらに、方針の遵守を徹底するため、サプライヤーには紛争への加担または深刻な人権侵害が行われていないと認定された製錬所からの調達を要請します。
またソニーは、サプライチェーン上の高リスク鉱物の原産国および流通過程に関するデュー・デリジェンスの実行において「OECD紛争地域および高リスク地域からの鉱物の責任あるサプライチェーンのためのデュー・デリジェンスガイダンス」に従って取り組みを進めています。

ソニーは業界団体およびマルチステークホルダーとの協働にも積極的に取組んでいます。RBA(Responsible Business Alliance)が立ち上げたRMI(Responsible Minerals Initiative)のメンバーとして、原材料の採掘および加工が環境や社会へ及ぼす影響を把握しその改善に貢献するRMIの活動に協力しています。

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