Sony Design

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デザインエンジニアリングで
未知なるユーザー体験を
切り拓きたい

ユーザーインターフェースデザイナー 大木Ohki

専攻:情報・図形科学
入社:2007年

エンジニアの経験が、
デザイナーとしての武器になる

UIデザイナーを志すきっかけは、中学生の頃にMacと出会い、そのGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の思想に衝撃を受けたことでした。「自分も革新的なUIを作りたい」と大学・大学院でUIやCGの研究に没頭したのですが、卒業時に希望に沿う就職先がなく、ソフトウェアエンジニアとして他社へ。しかし数年後、やはりUIに携わりたいという思いが高まり、当時ソニーのR&D(研究開発)部門が募集していた次世代インターフェースの開発プロジェクトに応募し、エンジニアとして中途入社しました。

その開発プロジェクトのメンバーは、エンジニアだけでなく、デザイナーが半数を占めていました。デザイナーと密接に関わり、次代のUI開発に取り組むなか、デザイナーの未来を描き出す豊かな発想力や、美しさにこだわる姿勢に惹かれました。自分もデザインの観点から、エンジニアリングを生かし、独自のUI体験を追求してみたいと思い、デザイン部門に異動してきました。UIは見た目だけでなく、どのように動くかが重要で、自分でプログラミングを書き、プロトタイプをつくれる技術力はUIデザイナーとして大きな武器になっています。

「THE CUBE」の開発風景

製品からインタラクション開発まで
ソニーのUIデザインは広がっている

デザイン部門に異動してきて刺激的なのは、UIはもちろん、プロダクトやコミュニケーションなど、さまざまな分野のデザイナーが集まっていること。UIは、ハードウェアやグラフィックス、アニメーションなどと一体となって製品の価値を生み出すものだと思います。各分野の才能あふれるデザイナーと議論を交わしながら、ひとつの製品を作りあげていくことはUIデザイナーとして得難い経験になっています。

さらに、製品のUIにとどまらず、新しいインタラクションなどのUX(ユーザー体験)開発も手がけています。例えば、2016年にはISETAN The Japan Store Kuala Lumpurの空間デザインの一部として「THE CUBE」というインスタレーションの開発に参加。これは、四角い空間の中に人が入ると、その動きに合わせて奥と手前の映像が変化するエンタテイメントスペースで、私はコンテンツのコンセプト立案から設計、コーディングまでを担当しました。ソニーにはこのような新領域に挑戦する機会もたくさんありますが、そのチャンスを掴むためには、自主的にプロトタイプを作って見てもらうなど、自分から行動を起こすことも大切だと思います。

「Warp Square - Mixed Reality CAVE Experience」 Xperia Touch

ソニーの技術力が、まだ見ぬデザインのヒントをくれる

第一線級のエンジニアや、先進的なR&D部門を有するのもソニーの魅力です。社内には、まだ世に出ていない最先端の技術がたくさんあって「この技術で新しい体験を考えてほしい」という相談を受け、そこから新しい発想のデザインが生まれることもあります。2017年に制作した「Warp Square - Mixed Reality Cave Experience」もそのひとつ。超短焦点プロジェクターとセンサーを使って部屋の壁4面にインタラクティブな映像を投影できる新技術をもとに、4面という特徴を生かしながら空間全体に没入できるコンテンツを作りました。 プロジェクトの詳細はこちら
Warp Square 〉

現在、ソニーのUIデザインは製品の中から外へ、日常空間に溶け込むような次世代のインターフェースのあり方を模索しています。私が参加しているAny Surfaceプロジェクトでは、たとえばテーブルや部屋の壁など、ユーザーが必要なときに必要な場所に呼び出せるUIのデザイン開発を進めています。3次元の空間のなかでUIはどう存在するべきなのか。前例のない難しい挑戦ですが、自分たちが未来を作りだしていく面白さを実感しています。今後、UI・UXの領域がますます広がるなか、デザインとエンジニアリングを組み合わせ、世の中を変えるような体験を創出したいと思います。 プロジェクトの詳細はこちら
Any Surface 〉

ある日のスケジュール

9:30 出社
10:30 定例ミーティング
12:00 ランチ
13:00 資料作成
14:00 ブレスト
16:00 外部クリエイターと打ち合わせ
17:00 コーディング
20:00 帰宅