Sony Design

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人を楽しませる
デザインを
追求し続けたい

コミュニケーションデザイナー 鈴木Suzuki

専攻:情報デザイン/プロダクトデザイン
入社:2011年

学生時代のポートフォリオ

世の中にどんなものがあったら楽しいかを
考えていた学生時代

私は工業高校のインテリア科に通っていたのですが、そこで製品のアイデアを考えるという授業を受けて以来、世の中にこんなモノがあったらいいなと、自分なりに製品を考えるのが好きになりました。たとえば、学生時代に考えた「ホコリン」というキャラクター型の掃除機は、お腹が痛い「ホコリン」のためにホコリを集めてお腹を温めてあげようというストーリーを付けて、自分では面倒な掃除を「誰かのためにしてあげる」と価値を変えることで、ポジティブに掃除に取り組めるのではないか、と考えたものです。学生時代、そんな想像やアイデアを膨らませ、モノの見方を変えたり、誰かを楽しませたりしたいと考えていました。

大学・大学院も工業系に進んだのですが、その当時活躍していた広告デザイナーに憧れて、グラフィックデザインに興味を持ちました。私の専攻はプロダクトデザインだったのですが、デザインした製品をどう魅力的に見せるか、どう伝えたらいいのかをグラフィック的に考え、ポートフォリオの制作に励みました。そこから就職先を考えたとき「製品の体験や楽しさを伝える」メーカー系のグラフィックデザイナーなら、学んだことが生かせるのではと思いました。しかし、工業系の学校だったので、インダストリアルデザイナーなどの募集ばかり。唯一コミュニケーションデザイナーを募集していたのがソニーでした。ソニーはカラフルな製品や人を楽しませる製品が多く、楽しそうな会社だなと思っていたので興味を持ちました。

ウォークマン®海外モデルの取扱説明書 老人介護施設のロゴマーク

個を大切にして、やりたいデザインに挑戦させてくれる

入社前に、ソニーデザインのワークショップに参加しました。私はコミュニケーションデザイン志望にも関わらず、グラフィックデザインの専門的な教育を受けていなかったので正直不安もありました。でも、インストラクターの方が、作品を見るだけでなく、その作品に込めた私のアイデアも熱心に聞いてくれ、いろいろとアドバイスをしてくれました。そのときソニーは人の個性を認め、それを生かそうとしてくれる会社だという印象を受けて、働いてみたいという気持ちが強くなりました。

念願かなって入社し、コミュニケーションデザインチームに配属されました。製品のキービジュアルやパッケージなどはもちろん、ソニーグループ全体の幅広いビジュアル案件に関わっていますが、どれも面白い仕事ばかりです。たとえば、ウォークマン®海外モデルの取扱説明書では、世界中のユーザーが言語を超えて理解できるようイラストだけのデザインに挑みました。また最近は、新たにソニーグループに加わった老人介護施設のロゴマーク制作を担当。現場に足を運び、これまでのイメージを残しつつ、施設の暖かくアットホームな雰囲気が伝わるよう、リブランディングに取り組みました。

SXSW2017「The Wow Factory」

人を楽しませる、これまでにない新しい体験を作りたい

SXSW2017では、初の空間デザインの仕事となる、ソニーの特設ブース「The Wow Factory」のコミュニケーションデザインを担当。「Wow」な感情を多彩な色やグラフィックで表現しました。展示されるのが最新技術のプロトタイプだったので、開発途上の感じを出そうと、自分の手描きロゴを提案。これまでのソニーのテイストとかけ離れていたにもかかわらず、なんとOKが出て、会場内のサインなどもすべて自分の手描きフォントを使用しました。現地スタッフにも喜んでもらえてうれしかったです。実は、昨年SXSWを視察したとき「来年は参加したいです!」と発言したのを上司が憶えてくれていて、担当に推してくれました。ソニーは、やりたいと手を挙げれば、チャンスを与えてくれる会社だと思います。

最近、UI(ユーザーインターフェース)デザインチームに異動しました。ここでチャレンジしたいことは、世の中にまだない楽しい体験を作り出すことです。たとえば、AIエージェントとのコミュニケーション。話し方や言い回し、声質や間合いなどで、受ける印象は大きく変わると思います。そういった、製品と感情でつながるようなコミュニケーションを可能にするUIをデザインしてみたいです。私は学生の頃から、新しい体験を生み出すアイデアを考えるのが好きでした。その思いをUIの世界で発揮して、人を楽しませるデザインを追求していきたいです。

※ SXSW(サウスバイサウスウエスト):アメリカ・テキサス州オースティンで開催された世界最大規模のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル

ある日のスケジュール

9:00 出社、メールチェック
10:00 印刷サンプル確認
11:00 デザイン作業
12:00 ランチ
13:00 打ち合わせ資料作成
15:00 関連会社と打ち合わせ
17:00 デザイン作業
19:30 退社