Sony Design

コンテンツメニュー

自分の体験を通して、
デザインに
意志を込める

インダストリアルデザイナー 鈴木Suzuki

専攻:プロダクトデザイン
入社:2009年

仕事の原点となったのは、
ユーザーの気持ちになりきる役作り

大学ではプロダクトデザインを専攻する一方で、高校時代からやっていた演劇に夢中でした。僕は役者として演じる側だったので、その役がどういう心理で、どんなことを話し、行動するのかという、いまの仕事でいえばユーザー像の設定を常に考えていました。この演劇での役作りの経験が、ユーザーの気持ちになって発想するプロダクトデザイナーの仕事の原点になっています。僕が学生の方にひとつ言えるのは、デザインに全く関係ないようなことでも、自分が好きなことを突き詰めることが大切だということ。それが、人を楽しませたり、ワクワクさせたりするソニーの仕事にきっとつながってくると思います。

ソニーデザインを最初に意識したのは、高校生のときに何気なく使っていたウォークマンでした。デザインを学ぶ過程で、改めて身のまわりを見てみると、ソニーの商品が数多くあることに気づきました。周囲に自然と溶け込んでいるソニーデザインのすごさを実感し、そこから自分もデザインするならソニーしかないと強い憧れを抱きました。

「Motion Sonic Project」での開発風景

遊び心にあふれた人たちが、
世の中をワクワクさせるデザインを作り出す

入社して驚いたのは、髪型から服装まで、自由な人たちばかりだったこと。普通の社会人のイメージからかけ離れていて、こんな個性のぶつかり合いの中で、自分が生きていけるのかと思いましたね。どんな仕事でもユーモアを忘れず、こういう遊び心のある人たちがソニーデザインを作り出しているんだと感じました。デザインも与えられた課題を解決するだけでなく、使われる環境やユーザー像など、世界観をビジュアル化して、そこからモノゴトを発想していくことに共感しました。そのデザインの中にも、デザイナー1人ひとりの個性やスタイルがあり、個を出し続けることの重要性を学びました。

さらに魅力的なのは、社内に優秀なエンジニアがたくさんいること。「そんなことが実現できるの?」と驚くことばかりで、それに見合ったデザインを提案するために日々格闘しています。こうしたエンジニアとのやり取りが、自分をデザイナーとして成長させてくれると感じています。ソニーのデザイン部門は他の部署からの期待値も高く、それに応えようとするモチベーションの高いデザイナーもたくさんいて、いつでも刺激がもらえますね。

アンダーウォーターハウジング MPK-URX100A

体験を通じてデザインする
純粋なインダストリアルデザインの面白さ

印象深いのは、サイバーショットRX100用の水中ハウジングの仕事です。自分がデザインを任されたものの、ダイビングはまったくの未経験。会社の協力もあってダイビングのライセンスを取得し、実際の体験から得られた問題点をデザインに落とし込みました。これがきっかけで、毎年ダイビングで沖縄に行くようになり、仕事からプライベートまで楽しむことが重要だと感じました。身体の動きから新しい音体験の創出を目指したMotion Sonic Projectでは、新しいデバイスのデザインを担当。エンジニアと協力し、パフォーマーたちと一緒にいままでにない体験を作る試みに挑戦。実験と実証を繰り返しながら、まさに演劇時代に培った経験をフルに生かしてデザイン演出をしました。

現在は、プロフェショナル向けの業務用カメラのデザインを担当していますが、コンスーマー商品と違い、現場の空気感を体験できるのが醍醐味。撮影現場に行って、プロの無意識な行動を観察し、「こうしたら使い勝手が良くなるのでは?」と、使い手になりきって新しいデザインを提案しています。今後は、業務用機器をデザインしながら、新領域のプロジェクトにも積極的に関わっていきたいですね。ソニーには、他部署の仕事も任せてもらえるクロスアサインも活発で、SAPなどの自分がやりたい仕事にチャレンジできる環境も整っているので、ジャンルに囚われることなく常に新しい挑戦をしていきたいと思います。

※ 2014年4月にスタートしたソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program(SAP)」は、既存の事業領域外の新しい事業アイデアを集め、育成することを目的としています。

ある日のスケジュール

9:24 厚木オフィス出社、メールチェック
10:00 デザイン作業
11:00 設計と打ち合わせ
12:00 ランチ
13:00 社内バスで本社へ移動
14:30 本社到着
15:00 中期ブレスト参加
16:00 デザイン作業
20:00 退社