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今までにない驚きや
体験をつくりだせる。
それが、
インタラクションデザイン
の面白さ

ユーザーインターフェースデザイナー 近藤Kondo

専攻:インダストリアルデザイン
入社:2008年

つくることがとにかく好きで、
映像や音楽など、
ジャンルを問わずに制作

大学ではインダストリアルデザイン(ID)を専攻し、ユーザーインターフェース(UI)の要素をミックスしてデザインすることを学びました。学生の頃から創作活動が好きで、学校の課題以外にも音楽や映像作品などを作っていましたね。卒業後は楽器メーカーに入って、電子楽器やAV機器などのプロダクトデザインやUIデザインをはじめ、ロゴ制作やイベントの展示、未来の楽器を作るための新規プロジェクトの立ち上げにも参加しました。もともとプロダクトデザイナーとして入社したのですが、何でもやりたくなってしまう性格なので、ジャンルを問わずさまざまなものを制作しました。現在、ソニーではUIデザインを担当していますが、デザインジャンルを問わないさまざまな経験をしてきたことが、今のデザインの基礎になっていると思います。

インタラクションデザインの未来をつくる、
そんなソニーの開発環境に惹かれた

ソニーのインタラクション開発のホームページを見たことが、ソニーで仕事をしたいと思ったきっかけでした。プロダクトとUIが融合したような実験的な取り組みが紹介されていて、これからの未来を予感させるデザインプロトタイプにとても惹かれました。こうした新しい試みに積極的に取り組んでいる環境に身を置いてデザインをしてみたいと思いました。当時、AIBOやグラストロンなど人をわくわくさせるようなプロダクトをつくりだしていて、そのユニークさにもとても魅力を感じましたね。

LEDイルミネーションのプロトタイプ
ブラビア® インテリジェントコア

より直感的で心地良い
インタラクションデザインを追求

ソニー入社後は、インタラクション開発チームに配属され、イルミネーションや音のデザイン開発にたずさわりました。イルミネーションのデザイン開発プロジェクトでは、一直線にLEDを並べて水面の複雑な揺らぎを再現したプロトタイプを制作し、まったく新しい有機的な光表現を実現しました。それが社内で評価され、結果ブルーレイディスク™サラウンドシステムに採用されることになりました。この製品ではディスクや音量の操作、また再生される音楽とイルミネーションがなめらかに同期します。音楽体験そのものの視覚化に挑戦したのですが、これは私がデザイナーとして開発から試作、提案、実用化までたずさわることができた、初めてのケースとなりました。

ブラビア® インテリジェントコア

ブラビア®では、イルミネーション表現をさらに発展させた形として、「インテリジェントコア」という発光装置を実装し、イルミネーションとグラフィックユーザーインターフェース(GUI)が混ざり合うハイブリッドなUI表現を新たに試み、実現しました。たとえば、モバイル機器で再生中のコンテンツを、Wi-Fi通信でテレビに表示させる操作を行うと、コンテンツの空間的な移動が光とビジュアルで体感できます。ブラビア®のさまざまな状態表現において、画面内のビジュアルと画面外のイルミネーションが同期することで、UIがより空間的かつ体感的になるように意図しました。

ブラビア®のソーシャル視聴画面
ブルーレイディスク™サラウンドシステムのイルミネーション

デザイナー発信で新しい提案が実現できるのは、
ソニーデザインならでは

ブルーレイディスク™サラウンドシステムやブラビア®に自分が開発したデザインが採用されたように、デザイナー発信で新しい提案ができるのがソニーの面白いところだと思います。それは、ソニーにはデザインを大切にするという土壌があるからこそ実現できることであり、だからこそ自分の中にあるユニークなアイデアを遺憾なく発揮できる場所だと思います。

わくわくするような体験を
インタラクションデザインで
かたちにする

「ユーザーにこんな体験をしてもらいたい」という発想をもとに、商品企画、エンジニア、デザイナーの3者で打ち合わせをしながら、ストーリーやデザインを構築していきます。デザイナーがストーリーを書くこともあり、毎週のように打ち合わせをしながら答えを出していきます。それから私は、プレゼンテーションをするときはいつも、聴き手の関心をくすぐり、みんなが楽しめる場になるよう工夫をしています。その意味では製品デザインそのものも同じで、製品を使っていただくお客様の笑顔や、わくわくする姿がイメージできるようなデザインを常に提供できるように心がけています。

ラップトップ・ミュージックにはまり、
趣味の領域を超えて、
仕事でも活躍

学生の頃、パソコン上で音楽を作るラップトップ・ミュージックにはまり、現在でも曲づくりを楽しんでいます。楽曲づくりにはまったきっかけは、あるリミックスコンテストでグランプリを獲ったこと。人生初のエントリーだったのですが、それ以来、すっかり夢中になってしまいました。川の音やお風呂の音、トイレの音など、いろいろな水の音をサンプリングし、水の音だけで曲を作ったこともありました。今では自分で作った曲をUIのデモンストレーションに使うこともあり、趣味の領域を超えて、仕事にも役立っています。

趣味で制作したラップトップミュージック

未来の体験をデザインすること

GUIは、そもそも目的にたどり着くためのひとつの手段でしかなく、たとえばテレビを見ていて、次に見たいなと思ったものが、何もしなくてもスッと出てくれば、GUIの存在自体が必要なくなります。ユーザーにとって心地よい体験を突き詰めていった先に、私は、究極的にはGUIがなくなることが理想ではないかと思っています。インタラクションデザインの面白さは、GUIに限らず、音や光や触感等が人の行動をナビゲートしたり、その抑揚が人の感性に訴えかけたりと、より自然で人間的な体験をつくりだせるところです。未来のインタフェースの在りかたをこれからも模索し、いかに目的にたどり着くかだけでなく、目的までのプロセスも楽しめるような、まったく新しい体験をデザインしていきたいです。

Schedule of a day

9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00
出社、メールのチェック
外部映像作家と打ち合わせ
チームの定例会議
ランチ
3Dアニメーションツール勉強会
“イケてるPVを
視聴する”定例会
商品企画、設計と
デザイン仕様決め
デザイン作業
帰宅