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スペースデザインで、
魅力的なブランド体験を
つくる

コミュニケーションデザイナー 
参木
Mitsugi

専攻:空間演出デザイン学科
入社:2014年

学生時代の作品

プロダクトに込められた、
デザイナーの想いを伝えたい

学生時代は、空間演出デザイン学科のファッションを専攻しました。授業ではファッションそのものより、ブランドのロゴや展示をはじめ服の世界観をどうやってつくるかに興味を持ち、いまのコミュニケーションデザインの仕事に近いことを学びました。その後、プロダクトとファッションの間の存在である時計に魅力を感じ、プロダクトデザイナーとして時計メーカーに勤務。4年ほどプロダクトデザインを手がけたあと、商品企画に移ったのですが、そのときに商品に込められたデザイナーの想いを世の中に届ける重要性を強く感じました。

時計メーカーに在席していたときに肌で感じたのは、日本メーカーのものづくりの素晴らしさでした。ユーザーの気持ちにどこまでも寄り添う情熱ときめ細やかな仕事に惚れ込み、転職でも国内メーカーに絞って受けました。その中でもソニーは、学生の頃からバックパッカーで海外を旅行するたびに、どんな国でも必ず街中でロゴを目にし、世界のどこでも通用するブランドであることに日本人として誇りに感じていました。「何か新しいことをしてやろう!」と考えている面白い会社だと思っていたので、ソニーを選ぶことに迷いはありませんでした。

IFA 2016 Graphics IFA 2016

デザインに対するこだわりが、
世界に通用するブランドをつくる

入社後、イベントのグラフィックデザインの担当になったのですが、その直後にイベントが開催されるアメリカのラスベガスへの出張の話をもらいました。海外に行く仕事をしたいと伝えていたのですが、こんなに早くチャンスがあるとは思ってもみませんでしたね。ソニーには、社歴に関係なくこうした学びや経験の場があり、出張するたびに異なる文化や人との出会いがあって、どれもがデザインの糧になってくれると感じます。また、どこの部署の方もデザイナーの意見を尊重してくれ、会社全体がデザインへの理解があるので、とても働きやすい環境だと思います。

入社して特に印象的だったのは、デザインの細部までのこだわりが半端ではないこと。プロダクトに対するこだわりはもちろんですが、それを世に送り出すまでの道筋すべてにおいて妥協がありません。たとえば、イベントのバナーひとつでも、プロダクトの角度をほんの少し変えたグラフィックを何度もつくって検討しますね。「納期に間に合わないのでは」と不安になることもあるのですが、こうした積み重ねが、いまのソニーというブランドをつくったのだと実感しています。一方で意外だったのは、「ソニーのデザインはこういうものだ」と型にはまったものがあまりないこと。新しく入ってきたデザイナーでも自分のつくったものが次のソニーの形になることが十分あり得ます。だからこそ、デザイナーにとって最高に面白い場所だと思いますね。

IFA 2017 Hidden Senses:Sony Design Exhibition at Milan Design Week

みんなが笑顔になるような、
新しい体験づくりにチャレンジしたい

入社以来イベントの仕事を担当し、国際的な家電見本市CESやIFA では、会場のエントランスに掲げる巨大バナーからスタッフのユニフォームやランヤードなど、さまざまなコミュニケーションツールを制作。展示ブースと連携を図りながら、ソニーブランドの魅力を高めることを目指しました。イベントでは、空間もグラフィックも、商品を展示する什器も、すべてがブランドをより魅力的に見せる大事な要素であり、あらゆる角度からデザイン的なアプローチが必要です。デザインの余白がまだまだあり、私の仕事もグラフィックデザインから空間デザインへとどんどん広がっています。実は、大学で建築についても少しかじったこともあり、学生時代の経験がすべて今の仕事につながっていると実感しています。

最近では、イタリアで開催された家具の見本市ミラノサローネに出展した「HIDDEN SENSES」の空間デザインを担当。ソニーデザインの活動を発信する場として、テクノロジーがこの先どうあるべきかを体験してもらう空間づくりに挑戦しました。担当のアートディレクターやデザイナーと話し合いながら会場の構成を一から考え、居住空間とテクノロジーが心地よく溶け合う展示ブースを制作。まさに「デザイナーの想いを世の中に届けたい」という、自分がやりたかった仕事ができました。さらに、この展示をソニーパーク銀座に移設し、子どもから大人まで楽しめるソニーパークらしい体験をつくりました。今後も、みんなを笑顔にするようなブランド体験を生みだす空間デザインにチャレンジしたいと思います。

ある日のスケジュール

9:30 現場直行、施工立会い
11:00 本屋に立ち寄り資料探し
11:30 本社に出社、メールチェック
12:00 ランチ
13:00 デザイン作業
17:00 プロジェクト定例
18:00 協業会社とビデオ会議
19:30 退社