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Feature Design

Sense of Quartz

〈ブラビア〉が見据える、
テレビの未来

フルハイビジョンの4倍の高画質を誇る4Kにも対応した
〈ブラビア〉。
その進化は、映像の美しさだけに
とどまりません。
より高音質で、より快適な
操作性とインターフェースを求めて。
〈ブラビア〉の
デザインから未来のテレビが見えてきます。

Industrial Design

〈ブラビア〉X9000Aシリーズ

※X9000Aシリーズは日本国内では同デザインの「X9200Aシリーズ」としての発売です

一枚のガラスに宿る、最高の画と音

4Kという圧倒的な解像度と、それに見合った高次元な音質を実現した〈ブラビア〉のフラッグシップモデル。その新たな顔となるデザインを創出することがX9000Aシリーズの課題でした。正面向きのサイドスピーカーをどうデザインするか。そのヒントになったのは、最も音が良さそうに見える形が「円」であるということ。その考えを起点に「ガラスを丸くくり抜いたら、音が生まれた」というデザインストーリーが生まれました。

ガラスによって最高の「画」と「音」がひとつになったこの造形は、ガラスの素材感がそのまま体験の質の高さとダイレクトにつながり、まさに「Sense of Quartz」を体現しています。

未知の領域へのチャレンジ

円が額からはみ出した造形は、スピーカーをより強く見せるためのデザイン的なポイントです。しかし、縁の欠けた円形というガラスカットは、ガラスメーカーさえ経験のないものでした。そのうえ、ガラスの厚さはわずか0.7mm〜0.8mm。高精度な加工が要求されるなか、最適なディテールが実現されています。

「仕上がりを
徹底的にこだわる」

スピーカーに関しても、デザインと音質の両立のため音響設計に相当チャレンジをお願いしました。素材ひとつとっても音響的に理想な材料と、デザイン的にきれいな材料は異なります。振動板の成型も難易度が高く、美しい黒の光沢を出すのにトライ&エラーを繰り返しました。さらに振動板周辺の樹脂部分、「Intelligent Core」、外周のアルミなど、複数の素材で構成されたボディに一体感を出すため、黒の色合いと仕上がりには徹底的にこだわりました。

デザイナー 桑尾

User Interface Design

〈ブラビア〉

次世代のリモコン

インターネットを介したサービスなど様々な機能を担うようになったテレビを、より快適に操作するために開発されたのが「One Touch Remote」です。テレビ画面に映るGUI(Graphic User Interface)に操作を集約させることで、ボタンは極力減らし、カーソル操作に特化したシンプルなデザインを実現。画面を見ながら操作するため、カーソルキーの形状は方向性の分かりやすいひし形にし、さらにすり鉢状にすることで、触れた時に感覚的にキーの位置が認識できるよう工夫されています。

リモコンの背面にはNFCを内蔵。タッチするだけでXperia™などのモバイル機器と簡単にペアリングできるなど、機器連携がスムーズに行えます。またタッチする際に機器が傷つかないように、裏面の素材は柔らかいウレタン樹脂を採用しました。

「いかに快適に画面操作できるか」

全体のフォルムも効率よく押せるように、長さや幅などの寸法を決め、背面を削ぎ落とすことでより握りやすくしています。一つひとつの素材や形状を生かして優れた機能性を実現するという意味では、このリモコンも「Sense of Quartz」のコンセプトをしっかり受け継います。これからのリモコンは、いかに快適に画面操作できるかが重要になります。「One Touch Remote」はソニーが考える次世代のリモコンの在り方に対するひとつの回答なのです。

プロデューサー/シニアデザイナー 及川

テレビとの対話を可能にする光

今回初めて搭載された「Intelligent Core」では、LEDイルミネーションによる光のUI化に挑戦しています。たとえば、リモコンのボタンを押すたびにイルミネーションが反応したり、モバイル機器からテレビへのコンテンツ移動が光の動きで体感できるなど。イルミネーション部分と画面上での光彩表現を、アニメーションで同期させるという全く新しい表現手法を採用。これによりユーザーとテレビの「対話」を光の変化で伝える、ユニークなユーザーエクスペリエンスを実現しました。

「機器同士の光の対話を目指して」

今回の取り組みで生まれたイルミネーションのキーカラーであるブルーグリーンは、「Quartz」の素材感とリンクしながらも、機器同士の対話を表す色と して生まれました。すでにいくつかのワイヤレススピーカーでも同じイルミネーションカラーが実装されており、今後さまざまなソニー機器が光で対話するシーンが構築されることを目指しています。

デザイナー 近藤