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デジタルペーパー

DPT-RP1

デジタル時代の「紙」をつくる

A4サイズの文書をほぼ原寸表示でき、目にやさしく、紙のように読み書きできる
デジタルペーパー DPT-RP1。紙の使い心地を受け継ぎながら、デジタルならではの機能を融合させ、
効率化が求められる現代にふさわしい読み書きのための道具を目指しました。

目指したのは、
読み書きのための新しい道具

大学教員や医師、弁護士など論文や文献を多く扱う職種の方々は、普段から大量の書類を持ち歩き、資料を読んだり、メモを書き込んだりしています。こうした方に向け、紙のように読み書きでき、大量の文書を保存できるデジタルツールを提供することで、業務の効率化やペーパーレス化に貢献できないか。そんな思いからDPT-RP1の開発はスタートしました。ユーザーの仕事現場をリサーチしながら、デジタル時代にふさわしい道具としての在り方を探りました。

リサーチを通じて見えてきたのは、目にやさしくて読みやすく、思ったことをすぐに書き込める紙の良さでした。現在のオフィスや職場にはすでに多機能なパソコンやタブレットがあり、資料や文書の読み書きにも対応できます。しかし、液晶画面は目が疲れやすく、ペン機能も限定的で書き込みにくいなどの理由から、あえて紙を選ぶユーザーが多くいました。さらに、「書くという行為は、ペン先の音や紙の触感によって、人の創造力を刺激している」という気づきもあり、DPT-RP1では読み書きの機能に絞り込み、他のデジタル機器ではカバーできない、紙の読みやすさや書くときの感触を徹底的に再現しようと試みました。

紙の使い心地を追い求める

紙のような使い心地を再現するため、表示面はA4サイズの資料や文書をほぼ原寸表示できる画面サイズを確保。端末本体の薄型化を追求するとともに、表面の段差や境目を一切なくし、ストレスなく書き込めるようにしています。さらに、ペン先と描画位置の視差ズレを軽減しつつ、紙の感触を再現するノンスリップパネルを独自開発。ペン先への適度な摩擦を生み出すパネル表面のシボ加工は、理想の書き心地を追い求めて試作を繰り返しました。

ユーザーインターフェースはドキュメントの表示を妨げないことを第一に考えました。文書画面のメニューは、必要な時にだけタップして表示させる格納式に。書き込む、ハイライトを引く、ページをめくるといった基本的な操作はメニューを開かずに行えるようにし、紙と同じ感覚で使えるようにしています。

日々使う道具としてどうあるべきかを徹底的に検証し、プロダクトの細部にまで実用性を考慮しています。前面のボタン類は、書くときに誤作動しないよう上部に配置。背面にはわずかな指掛かりを設けて縦/横持ちでの長時間の保持をサポートしつつ、周囲をわずかに傾斜させることで机から持ち上げやすいように工夫。紙のような質感に仕上げることで、持ち心地の良さと重さ約349gという圧倒的な軽さを体現しました。さらに、フル充電で約3週間使用可能にするなど、持ち歩く道具としての使いやすさを追求。パッケージも、その実用性をイメージさせるようシンプルで上質なデザインに仕上げています。

※Wi-Fi機能オフ、Bluetooth®機能オフの状態で、PDFドキュメントを1日60分間、30ページを閲覧、閲覧中にペンによる書き込みを計1分間行った場合。なお、使用時以外は本体をスリープモードに入れることとします

紙を超えた使いやすさへ

ユーザーの作業効率を最大化させるために、デジタルの特性を生かし、紙を超えた使いやすさを追求。約1万ファイルの文書を保存できる内蔵メモリーを搭載し、大量の資料の持ち歩きからユーザーを解放します。さらに、手書きのマークによる新しい検索機能も搭載。文書中の読み返したいページに、☆(ほし)や*(アスタリスク)のマークを書いておけば、同一マークを記入したページを一覧表示でき、見たいページに瞬時に辿りつけるようにしています。

専用アプリを使えば、パソコン内の文書をワイヤレスで出力でき、WEBページやメール文面などのドキュメントも手軽に活用できます。また、ネットワーク上の文書ファイルとも同期化でき、複数人での文書の共有・閲覧が可能。例えば、学会の論文、問診票などの病院内の文書、会社の会議資料など、これまで紙で運用していた業務をペーパーレスで効率的に行えるなど、さまざまなソリューションの創出につなげます。

まるで紙のように自由に読み書きできることに加え、パソコンやネットワークと連携することで、
業務の効率を大幅に向上させるデジタルペーパーDPT-RP1。
この「読み書きのための新しい道具」が、ワークスタイルを変革します。