Sony Design

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Feature Design

DSC-KW1
/KW11

自分撮りで輝く、
女性のためのカメラをつくる

「自分撮り」で自己表現を楽しむ女性のために誕生した、
デジタルスチルカメラDSC-KW1/KW11。
撮れる写真はもちろん、写真を撮るまでの体験のすべてに美しさを求めた、
新しいカメラの価値観を提案します。

自分撮りで自己表現を楽しむために

デジタルカメラやスマートフォンで自分自身を撮影する「自分撮り」で、日常のできごとや体験を家族や友人とシェアする人が増えています。そのなかでも中国やアジア諸国では、自分撮りを自己表現の手段の一つとしてさまざまなスタイルで楽しむ女性が多く、美しく思い通りに自身を撮るためのカメラへの関心が高まっています。こうしたニーズに応えるために、これまで数々のカメラをつくってきたソニーは自分撮り専用カメラの開発に挑戦しました。

中国やアジア諸国の女性の多くは、いつでも美しく自分撮りができるよう、スマートフォンとは別に自分撮り用のカメラを持ち歩いています。こうした美意識の高い女性により魅力的な撮影体験を提供できるカメラとはなにか。ソニーが考えたのは、高い性能を備えているだけでなく、手にしたときの姿や自分を撮影しているときの佇まいまでもが美しく見えるカメラです。カメラそのものにも美しさを追求することで、持っている人がさらに輝けるようにしました。

持つ人を輝かせる香水瓶

手にしたときの美しさを追求するために、カメラのデザインに求められたのは女性らしいエッセンスや高級感。そこで、コンパクトミラーや化粧品など身近にあるものから発想を展開。見た目の美しさや、高級感を感じさせるものなど、このカメラに求めるイメージからたどり着いたのが「香水瓶」でした。洗練された形状、繊細な細工、鮮やかな色彩、漂う気品など、女性のための新しいカメラのモチーフとして香水瓶は最もふさわしいものでした。

そして生まれたのが「Coffretbijou(コフレビジュー)」というコンセプト。香水業界で香水瓶や小箱を意味する「coffret(コフレ)」と、宝石やキラキラしたものを表す「bijou」を掛け合わせた造語です。このカメラが、ただ記録するための道具ではなく、持つことで女性を美しく輝かせてくれるアイテムとなるようにとの想いを込め、デザインが進められました。

Coffretbijou coffret(香水瓶、小箱)+bijou(宝石、キラキラしたもの)
女性にとって本当に良いと
思えるものを突き詰める

「持ったときの姿まで美しくあってほしい」という想いがこのカメラのデザインの原点です。それをしっかりユーザーに届けられるよう、女性にとって美しいと感じるものや良いと思えるものを突き詰めながら、自分撮りに特化した新しいカメラのあるべき形を模索しました。

デザイナー 小坂

カメラそのものも輝かせるために

カメラ然とした印象を抑え、女性らしいエッセンスをいかに加えて表現するかがプロダクトデザインの課題でした。一番のポイントが肉厚成型した透明のアクリルです。そのキラキラとした存在感が際立つよう厚い形状に加工し、レンズを丸ごと包み込むことで、内部の金属の反射などによるきらめきを演出。まさに香水瓶のように美しい輝きをまとうカメラが誕生しました。

カメラの象徴であるレンズは特に重要なパーツです。DSC-KW1/KW11では、顔や全身がほっそりと撮れるように広角レンズを採用。そのレンズの価値をさりげなく強調しつつ美しく見せるため、レンズリングに細やかなカッティングを施し繊細な佇まいを表現。また、顔全体を明るく写せるように採用したLEDライトをデザインに自然に溶け込ませるため、周囲にスワロフスキーを配置。レンズ周りを美しいジュエリーのように上品な印象に仕上げました。

細部まで美しく

自分撮りするときに持ちやすいよう、カメラの背面はゆるやかなラウンドを描き、手に馴染みやすい形状に。また、シンプルで美しい佇まいにするため、端子カバーを少なくし、表面に現れる溝や線、印刷を極力なくすように工夫。さらに、カメラを置いて自由な角度で撮影するためのスタンドのデザインでも、カッティングを施した美しいリングのような佇まいを表現しました。

香りをイメージしたカラー

カラーやマテリアルのデザインも「Coffretbijou」というコンセプトを基に考案。モチーフである香水瓶に使われるカラーやマテリアルからインスピレーションを得て、そこに宝石のキラキラと輝くイメージを融合して表現しました。カラーバリエーションは、凛としたホワイト、甘くかわいらしいピンク、フレッシュで爽やかなグリーン、クールでスタイリッシュなパープル。それぞれ異なる香りをイメージし、優しく香るような質感を表現するため、色のニュアンスを徹底的に調整。さらに上部の透明アクリルの輝きとのコンビネーションを考慮し、ふんわりとした奥行きのあるマットな質感に仕上げました。

香水瓶の蓋をイメージしたレンズ周りの金属部には、気品を感じさせるピンクゴールドとイエローゴールドを採用。透明のアクリル越しに見える色や、反射したときの見え方まで考慮し、何度も微調整しながらゴールドの色合いと濃度を決定。どの角度からも美しく見えるよう、色へのこだわりが細部にまで貫かれています。

女性を輝かせるカラーを追求

これまで私が手がけたカメラのカラーバリエーションは、男性が好むテイストに仕上げることが多かったのですが、このモデルでは全色女性に特化したカラーバリエーションを追求。さまざまなイメージの女性がこのモデルを持ってキラキラ輝く姿を思い描きながら、4色のカラーを美しく丁寧に仕上げています。

デザイナー 村井

※DSC-KW1/KW11の日本国内での発売は未定です(2014年10月現在)