One Sony:全世界で「ダイバーシティウィーク2017」を開催

Activity Report One Sony:全世界で「ダイバーシティウィーク2017」を開催

2017年9月、ダイバーシティ&インクルージョンおよび新しい働き方の推進を目的に、「ダイバーシティウィーク」が開催され、世界各地のソニーの事業所でセミナー、ワークショップ、勉強会など多くのイベントが実施されました。開催にあたり、ソニー株式会社 代表取締役社長 兼 CEOの平井 一夫から全社員に向けて、「ソニーの持続的な成功の秘訣は、豊かな才能、多様な価値観、そして創造力に溢れるすべての社員が尊重され、“One Sony”として、いきいきと活躍できるということです。この「ダイバーシティウィーク」に開催されるグループ各社の活動への参加を通じて、ともに働く社員の多様性をより深く認識し、今後もそれぞれの個性を尊重する職場づくりを実施していきます。」というメッセージが発信されました。

日本での活動

日本では、アイデンティティの多様性をテーマに、障がい、ワーキング・ファーザー、介護、新しい働き方などに関する様々なイベントが開催されました。初の開催となった 「ソニー・ダイバーシティ・シアター」では、米国最高裁判所が同性婚の合法化を判断するまでの、長い道のりを扱ったドキュメンタリー映画「The Freedom to Marry」を上映しました。その後、ソニーの他、企業に勤めるLGBT当事者やアライ(支援者)の4名によるパネルディスカッションで、参加者と共に活発な議論を展開しました。LGBTの人たちを取り巻く環境を理解し、より良くしていくために開催された本イベントには、ソニーグループ社員の他、約200の企業・団体からの参加者と合わせて約600人が参加しました。ダイバーシティウィーク期間を通じて、のべ4,000人以上の社員が各イベントに参加し、職場における多様性の価値や、多様な働き方の重要性について理解を深めました。

北米での活動

ソニーコーポレーション オブ アメリカ (SCA)

SCAでは無意識のバイアスを題材にした社内のリーダーシップフォーラムを開催しました。また、Big Think Edgeというプログラムを継続実施します。このプログラムでは、ダイバーシティに関するビデオを毎月提供します。社員は、関連する話題について学び、議論を深めていくことが可能になります。

ソニーエレクトロニクス(SEL)

SELでは、思考の多様性はイノベーションにとって不可欠であり、幅広い視点を取り入れるためには、様々な背景を持つ社員が能力を発揮する必要があると考えています。また、マネージャーに多様な社員がいる職場でリーダーシップを発揮し、協力していくスキルを養っていく必要があります。このために、8月から9月の間、「無意識のバイアス」セミナーや、学習体験がマネージャーを含む全社員に向けて提供されました。セミナーでは、バイアスを最小限に抑え、チーム内でインクルーシブな環境を作ることに焦点を当てました。

アメリカでは、毎年9月15日~10月15日までをヒスパニック文化遺産月間として、スペイン、メキシコ、カリブ海、中南米から来た先住民の歴史や文化などを祝福しています。「ダイバーシティウィーク」とも重なるこの期間中、Sony CHiSPA(ラテン系/ヒスパニック系社員ネットワークグループ)は、関連するセミナーや映画上映、料理教室など、文化や考え方への理解を深めるイベントを開催しました。また、女性リーダー育成に取り組むWomen Unlimited社による、「女性がリーダーシップを持つことが企業にとって利益を生み、理にかなっているのはなぜか」を議論するセミナーと、社員一人ひとりがお互いに敬意を払うことができる職場環境づくりの啓発を目的とした朝食会形式のセミナーを開催し、「職場における女性」についての議論などが行われました。カナダでも、インクルーシブな職場環境づくりに向けた取り組みが行われました。WAVE(女性社員ネットワークグループ)は、連日、様々な文化を紹介するワークショップを実施し、食堂では世界各国の料理を提供しました。

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)

SPEは、9月から10月にかけて多様性をテーマにしたイベントを展開しました。9月26日には、健康フェアを開催、9月28日には、AIDSに対する意識を高めるために、BE(黒人社員ネットワークグループ)が短編映画「90 Days」の上映、ゲストと同作品のプロデューサーを招いてのパネルディスカッションを開催しました。
また、ヒスパニック文化遺産月間には、食堂でのラテン料理ランチメニューの提供や、ラテンミュージックDJのPlay-N-Skillzによるライブパフォーマンスなどでヒスパニック文化を祝いました。このパフォーマンスは、SPEとSony Music Latin、Latinos Unidosとの初のコラボレーションで実現しました。また、多様な背景を持つ次世代アーティストに機会を提供するという、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンの取り組みの一環として、ダイバーズ・ディレクターズ・プログラムが9月に開始され、番組制作のワークショップが行われました。

欧州での活動

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ヨーロッパ(SPEE)

イギリスのソニー・ピクチャーズエンタテインメントでは、9月25日~29日に英国のインクルージョンウィークの一環としてダイバーシティウィークを開催しました。今年のテーマ「Connect for Inclusion」に関連したプログラムを通じて、参加者は様々なゲストスピーカーから話を聞き、自身の啓発につなげました。また、社員それぞれのキャリアをシェアし、相互理解を深める新しいワークショップも社内で始まりました。仕事の仕方や、進め方において、今後も同社の中核となるテーマは、社員が本来の自分らしさを職場で出せることの重要性です。それによってお客様にとっても社員にとっても、より創造的で刺激的、かつインクルーシブな存在になれるからです。

アジアでの活動

ソニーエレクトロニクス シンガポール(アジア地域拠点)

ソニーエレクトロニクスシンガポールのダイバーシティウィークの活動チーム

シンガポールでは、よりインクルーシブな職場の実現のために、「無意識のバイアス」に関するセミナーを開催しました。無意識のバイアスは、特定のグループの人々への社会的固定観念や思い込みであり、それは、社会、文化的環境、個々の人生経験によってつくられます。そして、これらのバイアスが、職場のすべての人々を公平に扱い、意思決定と組織の適切な管理をすることを妨げています。同社の人事部門では、ランチワークショップの開催、職場でのポスターの掲示、メールでの活動などを通じて、社員が無意識に取る態度や行動があることを啓発しました。また、社員向けのe-ラーニングで、インクルージョンに対する認知向上を行いました。これらの取り組みは、社員が互いの多様性を認識し、個々の価値観を尊重することに繋がっていきます。

  • *意識啓発のポスター、データ数値は、Deloitteの調査によるものです。
    Uncovering Talent: A New Model Inclusion
    Lunch workshop on Diversity – Unconscious Bias is held to share with employees.
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