写真を撮る楽しみがぐっと深まる。

リアルタイム瞳AF

撮影の難しい動き回る子どもでも、振り向いた瞬間に瞳にピントが合い、プロのカメラマンのような撮影が可能になります。さらにディープラーニングにより、動物の瞳にも対応。「リアルタイム瞳AF」で、 毎日のカメラライフが変わります。

君島 裕・井上 真一 ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社 デジタルイメージング本部 ソフトウエア技術第1部門

君島 裕・井上 真一 ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社
デジタルイメージング本部 ソフトウエア技術第1部門

プロクオリティの写真を楽しく簡単に。

井上:カメラが趣味の人ならご存じでしょうが、ポートレート撮影では瞳にピントを合わせるのがプロのセオリーです。瞳AFはそれをサポートしてくれるものですが、人の動きについていくのは苦手でした。ソニーはこれを実用的なものにするため、Speed×AIをテーマに、「リアルタイム瞳AF」を開発しました。これにより撮影者は、被写体が動いていても瞬時に瞳を認識し、瞳にピントが合った魅力的な写真を簡単に撮影できます。瞳を追従してフォーカスするスピードは、実際にプロのスポーツカメラマンも使っているほどです。

ディープラーニングにより、リアルタイム瞳AFを動物にも拡張

君島:瞳AFを搭載したカメラを発売してみると、動物にも対応してほしいというニーズが大きいことがわかりました。イヌなどの動物は人間に比べて鼻が長いため、ピントが鼻先にきてしまうことが多く、撮影が難しいのです。しかし、動物は、人間に比べて、種別による形状や柄のバリエーションが広いため、瞳を検出するのが困難です。そこでディープラーニングによるAI開発を行い、動物に対しても「リアルタイム瞳AF」が機能するようになりました。より表現力の高い特徴量を学習により獲得できるディープラーニングだからこそ実現できたのです。

エッジAIも、ソニーにアドバンテージがある。

井上:このようにして生まれたAIは、それなりの演算性能を必要とします。クラウドの巨大なサーバー上で走らせるのと、カメラの中で機能させるのとでは、わけが違います。高性能なAIをより少ない演算量で実現すること、すなわちエッジAIにソニーならではの強みがあります。瞳AFはXperia1にも搭載されました。エッジAIによって、道具は人に寄り添っていくのです。

AIで、お客さまの毎日をもっと楽しく。

君島:「リアルタイム瞳AF」は、プロカメラマンをフォーカスの煩わしさから解放するために開発した機能です。それによって、構図やシャッタータイミングといった、よりクリエイティブなところに集中してもらえるようになりました。すると、一般ユーザーでもプロクオリティの写真が多く撮れるようになったと非常に評価されました。写真を撮ることの楽しみが深まり、カメラがより身近になる。このようにAIによって、ライフスタイルも変わってきますよね。人がしていたことを機械が手伝ってくれる。AIは何でもできてしまいます。だからこそ、お客さまが求めていることをしっかり見きわめてアプローチしていきたいですね。

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