Stories

Open
コンテンツメニュー

宇宙船で使うタブレットをつくろう。
誰も見たことのないデザインに挑む。

映画『パッセンジャー』

Now Loading

全文表示

『パッセンジャー』は、ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットの共演で、2016年クリスマスにソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントが贈る大ヒット作品。このSF映画の舞台は、未来を旅する宇宙船「アバロン号」。劇中に登場するデバイスに、ソニーが常に追求してきたデザインフィロソフィーを反映している。デザイナーが創造した見る者をワクワクさせるビジョンは、いかにして生まれたのか。その背景をスタッフの言葉から紐解く。

SF大作のプロジェクトが始動。
物語の世界観を示すアイテムが必要に。

SF映画の一大プロジェクト、その始まりをソニーヨーロッパ デザインセンターでディレクターを務めるフィリップ・ローズはこう語る。「電話があってこのプロジェクトに参加して協力して欲しいと言われましたが、冗談なのかそれとも夢なのかと思いました。あまりにもすごいチャンスだったからです。」こうして企画が動き出した本作。主な舞台となるのは、地球から120年の距離にある惑星を目指して旅をする宇宙船の中。この世界観を示す上で重要なアイテムとなったのは、主人公たちが使用するタブレットだ。

ソニーヨーロッパ デザインセンター ディレクター フィリップ・ローズ

ソニーヨーロッパ デザインセンター ディレクター フィリップ・ローズ

未来の宇宙船で使うタブレット
そのデバイスはペンスタイル。

「この脚本の初稿を書いたのは10年近く前のこと。」ライター/エグゼクティブプロデューサーのジョン・スペイツが当時を思い出す。「宇宙船の乗員・乗客にタブレットを持たせ、設定が未来であることを示しました。当時はまだタブレットが存在していなかったのです。今ではもちろん誰もが持っていますので、テクノロジーを進化させ、新たな未来のタブレットとしてペンのようなスタイリングのデバイスを創り上げました。スクリーンは自在に出し入れでき、太い鉛筆ほどスリムなのでポケットにも収まります。」

ライター/エグゼクティブプロデューサー ジョン・スペイツ

ライター/エグゼクティブプロデューサー ジョン・スペイツ

宇宙船の中で主人公が使用するタブレット

宇宙船の中で主人公が使用するタブレット

デバイスはまるでペンのような佇まいを持つ。

デバイスはまるでペンのような佇まいを持つ。

ソニーのデザイン哲学のもと
チームの絆で「唯一無二」を形にする。

今回のタブレットに代表される斬新なアイデアを実現するために大切なことは何か。ソニーヨーロッパ デザインセンター シニア・アートディレクターの藤井裕也曰く「ソニーのデザインフィロソフィーや理念はディテールの追加ではありません。時には要素を削ぎ落とす事によってそのものの本質を見せていきます。そうすることで、ソニーならではのユニークさがデザインとして反映されます。」さらに、ソニーヨーロッパ デザインセンター シニア・インダストリアルデザイナーの森本壮も続く。「デザインの考案にはデザイナーだけで取り組むのではなく、エンジニアや他の関係者と話をします。話し合いを何度も重ねることによって特別な絆が生まれます」

ソニーヨーロッパ デザインセンター シニア・アートディレクター 藤井裕也

ソニーヨーロッパ デザインセンター シニア・アートディレクター 藤井裕也

ソニーヨーロッパ デザインセンター シニア・インダストリアルデザイナー 森本壮

ソニーヨーロッパ デザインセンター シニア・インダストリアルデザイナー 森本壮

高度なコラボレーションを可能にする
ソニーの柔軟で自由な精神。

1つのデザイン、1つのプロジェクトにとどまらず、ソニー全体に通底する精神。ソニーという会社の在り方にまで踏み込んでみよう。ソニーヨーロッパ デザインセンター インダストリアルデザイナーのピエトロ・ルッソマンノは語る。「ソニーは実に先進的な考え方を持つ会社で変化を生み出すことも可能です。これこそがソニーなのです。」また、本作の製作プロダクションでプロップマスターを務めるジョシュ・ロスは「ソニーとのコラボレーションは本当に楽しい経験でした。この映画でソニーの製品を紹介できて最高に満足です。」と、話しながら笑顔がこぼれる。最後に、本作の全スタッフを代表してソニーヨーロッパ デザインセンター ディレクター フィリップ・ローズがコラボレーションの極意を明かす。「ソニーには先見の明があります。それは常に目に見える特性ではないかもしれません。ただ頭が柔軟で自由なスピリッツがあることは確かです。だからこそコラボレーションが可能なのです。我々がコラボレーションに取り組む姿勢がこの映画に見て取れたらよいなと思います。」

ソニーヨーロッパ デザインセンター インダストリアルデザイナー ピエトロ・ルッソマンノ

ソニーヨーロッパ デザインセンター インダストリアルデザイナー ピエトロ・ルッソマンノ

製作プロダクションのプロップマスター ジョシュ・ロス

製作プロダクションのプロップマスター ジョシュ・ロス

デザインの細部に至るまで話し合いを何度も重ねる。

デザインの細部に至るまで話し合いを何度も重ねる。

ソニーにしかできないコラボレーションで、次はどんなビジョンを見せてくれるのか。この瞬間にも、新たなチーム、新たなプロジェクトが未来を目指しているに違いない。

こんな内容

  • SF大作のプロジェクトが始動。
    物語の世界観を示すアイテムが必要に。
  • 未来の宇宙船で使うタブレット
    そのデバイスはペンスタイル。
  • ソニーのデザイン哲学のもと
    チームの絆で「唯一無二」を形にする。
  • 高度なコラボレーションを可能にする
    ソニーの柔軟で自由な精神。

Scrolldown