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タイトル「なぜソニーのテクノロジーが宇宙に向かうのか - SOLISS -」

黒地にソニーのロゴが表示される

真っ暗な画面。ロケット打ち上げのカウントダウンが始まる。
遠くで閃光と共に白い煙が上がるのが見える。離れた場所から大勢の人が見学している。
光の球がゆっくりと空にのぼっていく。
ロケットが上昇していく。真っ暗な空にどんどんのぼっていくロケット。
白い煙を残しながら、ロケットエンジンからガスが噴射し続けている。

テロップ
2019年9月25日 午前1時5分
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を送り届けるために
宇宙ステーション補給機「こうのとり」8号機が
打ち上げられた

BGMが流れる。

画面右上に©JAXA/NASAのテロップ。宇宙空間。地球を背景に、浮かんでいる「こうのとり」8号機。地球には山脈のような場所が見える。
「こうのとり」8号機は、ロケットブースター部分などが離脱し、筒のような形になっている。外側は金属のようなもので覆われている。
画面右上に©JAXAのテロップ。作業場のような室内。背中にJAXAのゼッケンがついた作業服に帽子とマスク姿の5人の作業員たち。3人がかりで大きなランチバッグ型の白い袋に何かの装置を入れている。部屋の壁にそってクリアケースがたくさん積んであり、作業台には資料写真や文房具がおいてある。

テロップ
そこには
JAXAとソニーCSLが共同開発した
小型衛星光通信実験装置「SOLISS」が 搭載された

一枚の写真。金属でできた、家庭用のビデオカメラのような形をした装置が、土台から伸びた2本の腕で固定されている。隣には、リモコンのような形の装置も固定されている。ビデオカメラ型の装置が固定された、土台部分は白いカバーで覆われている。
写真に、テロップ「©JAXA/Sony CSL
今回「こうのとり」8号機に搭載された「SOLISS」システムと表示されている。

テロップ
「SOLISS」とはレーザーを用いて衛星間や地上との
大容量データ通信の実現をめざす小型衛星光通信実験装置

画面右上に©JAXA/NASAのテロップ。宇宙空間。雪山が見える地球の上に浮かぶ、「こうのとり」8号機の映像を背景に「Sony's Innovations & Challenges」「Stories」のロゴが表示される。

明け方の風景。遠くに小さく種子島宇宙センターらしき建物が見える映像を背景に動画タイトルが表示される

テロップ
なぜソニーのテクノロジーが
宇宙に向かうのか

画面右上に©JAXAのテロップ。地球の表面の映像。真っ暗な宇宙空間に、白く光って見える。ところどころ雪で覆われた場所が見える。
白い壁や曇りガラスで仕切られた、研究所のような場所。ホワイトボードのそばに立つ、黒いシャツを着た男性がインタビューに答える。

テロップ
ソニーCSL SOLプロジェクト
プロジェクトリーダー
伊藤 大二

伊藤が語る。

伊藤
「地球上の 例えばアジアやアフリカの一部地域においては
インターネットの環境が十分整備されてないところがあると思うんです
そこで欧米企業としては
光ファイバーケーブルや基地局を造るということではなく
人工衛星を利用した形のインターネット通信網というのを
実際に計画していっている
われわれが持っている技術で何かできないか ということを考えたときに
光技術を利用することによってその社会課題を
一つ解決することができると思ったんです」

広大な農地。緑の作物が植えられた土地や茶色の土地などがどこまでも広がる。
作物が植えられた土地の端に、柵のようなものがずっと遠くまで建てられている。
切り立った陸地のそばに、青色の穏やかな水面が続く。遠くには山が見える。
青い地球の周りを回る、国際宇宙ステーション。ミシンのような形の装置の両端に、長方形の太陽電池のパドルが4つずつ、ついている。

画面に2枚の写真が左右に並ぶ。1枚の写真はCDプレーヤーに使われている、光でディスクを読み取る部品を持つ手が写っている。もう1枚は古いCDプレーヤーの写真。ビデオデッキのような、長方形の形をしている。左にCDを入れる場所、右に時間表示をする場所や、操作ボタンなどがついている。

テロップ
1982年10月1日にソニーは世界初のCDプレーヤー(CDP-101)を発売
こうした家庭用のCDプレーヤーなどで培った光ディスク技術を応用し 光通信機器を開発
ソニーの光ディスク技術は 現在PlayStation®4にも用いられている

ガラスの向こうに、宇宙で機械が探査している様子を再現した実寸サイズの模型が置かれた部屋。黒いポロシャツを着た男性が座ってインタビューを受けている。

テロップ
ソニーCSL SOL プロジェクト
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA)
宇宙探査イノベーションハブ 主幹研究開発員
岩本 匡平

岩本が語る。

岩本
「光ディスクの機構を使って1000キロほど離して
地上とISSを光で結ぶことができて
通信させることができるかということなんです
これは誰もやったことがない」

地球の表面写真の上に小型衛星光通信実験装置を簡易にしたイラストが4つ並ぶ。一番左にある、小型衛星光通信実験装置が地球からのレーザー光を受け取り、他の小型衛星光通信実験装置にも光を伝える様子が赤い線で表されていく。

岩本
「光ディスクとピックアップの距離っていうのは
1ミリもないようなところで光を制御しているんですけれども
宇宙ってそれを数千キロで制御しないといけないんです
精度のことを考えると十分対応できると
あともしかしたら真空中で宇宙で動かなくなるかもしれないというところさえ
クリアできればこれ使えるなと
実験機を造ろうと思ったんです」

ガラス張りの宇宙で機械が探査している様子を再現した実寸サイズの模型が置かれた部屋。岩本が手を使って説明する。左手の手のひらの上に、右手の親指と人差指で、何かをつまむような形を作った後、右手の人差し指で、左手の手のひらを、上から指差す。
装置の一部分がアップで映る。JAXAとSony CSLのロゴが入ったシールが貼ってある。
映写機のような形をした装置。装置につけてあるプラスチックのフタのようなものをはずす手。ビニールの手袋をしている。
厚くて頑丈そうな透明のプラスチックケースをセットしている手。
画面右上に©JAXAのテロップ。
国際宇宙ステーションの内部から宇宙を見ていると思われる映像。太陽電池パドルが大きく見えている。
宇宙服を着た宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで船外活動をしている。

岩本
「CDプレーヤーって売ってなかったので
秋葉原のジャンク屋さんに行ったんです
部品を引っ張り出して僕ひとりではそれが造れなくて
SOLプロジェクトメンバーの太田さんに泣きつきに行ったんです
これ動くようにしてくださいと
そうするとですね
レーザーポインターから出た光が
光ディスクのピックアップレンズに連動して
きっちり的をめがけて動くような
そういうデモができるようになったんです」

ガラス張りの宇宙で機械が探査している様子を再現した実寸サイズの模型が置かれた部屋。岩本が両手の指で四角の形を作ったり、手振りを交えて説明する。
部品や導線などが置かれたデスク。四角形の小さなプラスチックの板のような部品を持つ手。プラスチック板の真ん中にある小さなレンズ付近に緑色の小さい光があたっている。プラスチック板を動かすと、緑色の光がチラチラとプラスチック板のレンズに合わせて動いているのがわかる。
岩本が右手を握り、目の前で上下に動かしながら説明する。

伊藤が語る。

伊藤
「それが宇宙でそのとおりに動くかどうかは
宇宙に上げて実証してみないと分からない
宇宙探査イノベーションハブが企画していた
プログラムがあったんですけれども
長距離空間光通信を研究開発するという機会をもらって
それで進めていったという感じになります」

JAXAとTansaXのロゴがデザインされた楕円形のステッカーのようなものの両端を両手で持って見せている。

JAXAの大きなロゴが描かれた壁のそばに立つ、メガネにスーツ姿の男性がインタビューを受けている。

テロップ
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA)
宇宙探査イノベーションハブ 副ハブ長
川崎 一義

川崎が語る。

川崎
「最初にご提案いただいたときに
光ディスクのピックアップ技術を使うというご提案だったんです
つまり枯れた技術と最先端の宇宙をつなげるというのは
ある意味イノベーションですので
そこに一番興味を引かれました
今までの宇宙は一品物を作ってきて
高いものを作ってきたんですけれども
これを皆さんが使うという意味で
大量生産の技術をお持ちのソニーさんと組むことによって
新しい宇宙展開ができると思いました
今回はきぼうの実験ですけれども
これはまだ軌道上の光通信のインターネットの衛星網というものを
作るための 第一歩だと思います
その先には 月面や火星でその技術がまた将来使われていく
という世界を期待しております」

画面右上に©JAXAのテロップ。国際宇宙ステーションの内部と思われる場所から宇宙を見ている映像。目の前に地球があり、その上に、「こうのとり」8号機が浮かんでいる。「こうのとり」8号機に国際宇宙ステーションの装置のアームのような部分を伸ばしている。
宇宙服姿の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションの太陽電池のパドルのそばで船外活動をしている。太陽電池のパドルは折りたたまれている。
国際宇宙ステーションの装置のアームのような部分を触っている宇宙飛行士。

画面右上に©JAXAのテロップ。国際宇宙ステーションの内部と思われる場所から外を見た映像。夜の地球の周りを回る国際宇宙ステーション。
地球の周りを回っている国際宇宙ステーション。
小さな地球儀を手にしながら、伊藤が語る。

伊藤
「宇宙からのデータというのは
まだ十分リアルタイムにデータを取れてないんです
それがビッグデータとなって 人々の生活が豊かになっていく
ということは考えられると思うんです」

画面右上に©JAXAのテロップ。国際宇宙ステーションの内部と思われる映像。
壁などに色々な装置がついている。宇宙飛行士が、丸い扉をゆっくり閉めている。
国際宇宙ステーションから地球を見ていると思われる映像。青い地球の周りをゆっくり回る国際宇宙ステーション。アームのような部分が伸びている。
岩本が語る。

岩本
「例えば人工衛星であったり
いろいろな宇宙を飛び交っているものが
インターネット上の一つのデバイスとして動いていく
みんながもっとこういう宇宙ならば使えるな ということを考え始めると
どんどん変わっていくのではないかなと
そのインフラが やっぱり光通信というところになると思います」

国際宇宙ステーションから地球を見ていると思われる映像。青い地球の周りをゆっくり回る国際宇宙ステーション。アームのような部分が伸び、アームの先には時計のような形の装置がついている。

打ち上げ直後の「こうのとり」8号機。どんどん上昇していく。SOLプロジェクトメンバーが集まり、打ち上げの様子を見守っている。
岩本が語る。

岩本
「これまで多くの困難がある中で ようやくここまで来た
彼ら(SOLプロジェクトメンバー)の努力がなかったら
ここまで来ることが出来なかった
とうとう私たちのチャレンジが始まったなと」

画面右上に©JAXA/NASAのテロップ。「こうのとり」8号機の本体部分がアップで映る。
金色の金属のようなもので覆われている。

テロップ
2019年9月29日「こうのとり」8号機は
国際宇宙ステーションに到着
長距離空間光通信の軌道上での実験が始まっている

ソニーのロゴで映像が終了