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タイトル「妄想を現実化し、世界を変える研究所 ソニーコンピュータサイエンス研究所」

オープニングのBGMが流れ、パリの象徴であるエッフェル塔を背景に
ソニーコンピュータサイエンス研究所 代表取締役社長 兼 所長の北野宏明が語り始める

北野
「CSLは 一言で言うと『クレイジーな人が集まって 妄想を現実化する場所』」

セーヌ川の船の上から撮影されたパリの風景
ソニーCSLとソニーCSLパリの研究映像のダイジェストが映し出される

白の背景に「Stories」「Sony's Innovations & Challenges」
動画タイトル「妄想を現実化し、世界を変える研究所 ソニーコンピュータサイエンス研究所」が表示される

エッフェル塔を背景に語る北野所長

北野
「ソニーCSLのミッションというのは単純明快で
『人類の未来のための研究』を行うということ これの一言に尽きると思います」

白の背景に「人類の未来のための研究」という説明タイトルが表示される

北野
「いろいろな研究をやるわけですが それが世のため 人のためになっているか
これが唯一の価値かんになります」

東京の街並みと研究所やリサーチャーの映像が映し出される

北野
「ソニーCSLは 東京でスタートしたのですが
コンピュータサイエンスの技術的な研究をしていたわけですね
それから研究領域が人間の関わるような部分に入ってきたり
最終的に音楽であるとか 言語であるとか そういう文化的な部分と
コンピュータサイエンスが融合する研究がやりたいということで
パリがその中で一番適してるんじゃないかということで
実際に パリに研究所をスタートしたわけですね」

パリの街並みとパリ研究所やリサーチャーの映像が映し出される

北野
「そして2つの大きな研究領域の研究をしているわけです
1つは いわゆるグローバルアジェンダという問題で
地球環境の問題であるとか 地球規模の大きな問題に対して
どうアプローチするかということを考えています」

白の背景に「Global Agenda」という説明タイトルが表示される

農場で作業する舩橋真俊(読み方 ふなばし まさとし)リサーチャーの映像が映し出される

北野
「協生農法をやっている舩橋っていうのがいるんですけど
彼は もともと獣医だったんですね」

研究所でディスカッションする舩橋リサーチャーの映像が映し出される

北野
「それからカオスの理論の研究に入って カオスの理論でドクターを取って
それでCSLで農業をやりたいって来たんですよ
農業って 普通は1つの作物しか植えないじゃないですか
そうではなくて 複数の作物 しかも2つとか3つじゃなくて 20個とか30個とか」

協生農法で採れた様々な種類の作物が映し出される

北野
「ブルキナファソでやっているプロジェクトでは
150種類とか植えて それを制御する技術っていうのを
一生懸命つくっているわけですね」

Centre Africain de Recherche et de Formation en Synecocultureとの
共同プロジェクトで舩橋が現地の人たちと協生農法に取り組む様子と
緑にあふれたブルキナファソの農場風景が映し出される

北野
「膨大なデータベースと計算の方法を編み出して
実際に ブルキナファソもそうですし 日本でもやっているし
あと台湾とかでも そういうことをやっているわけですね
ちょっと普通ではありえないようなことを考えて
実際にそれができるところまで持ってきちゃっている」

自身の研究室で研究について語る舩橋リサーチャー

地球規模で問題となっている水が引き地割れした湖や、植物が枯れた畑が映し出される

舩橋
「食べ物が無ければみんな困るとか 生物多様性が無くなってしまえば
いろんな生態系サービスが得られなくなって 非常に困窮した社会になるっていうのは
もう分かっていますから ネガティブなものを減らす
そういう技術をつくっていきたい そういう思いはありますね」
北野
「逆のアプローチがピーター・ハナッペさんですね」

研究所と農場でロボットを操作しながら作業するピーター・ハナッペ リサーチャーの映像が映し出される

北野
「ロボットをつくって これで雑草を取ったり
作物の生育状態を全部モニタリングするっていうことをやろうとしています
その設計図を世界中にばらまいて ソフトウエアを彼がどんどん開発すると
それをダウンロードしてくれることで どんどんそのレベルが上っていって
世界中の情報を彼が分析して それを還元することで
世界規模で新しい都市とその近郊の農業を変えていこうという
プロジェクトをやっているわけです」

研究を実施している農場で語るピーター リサーチャー

ピーター
「持続可能な農業に貢献することは
世の中に大きな影響を与えることになると思います
食は 今日の社会の基本的な要求のひとつですから
それらに貢献できる仕事ができたら とても幸せですね」

パリのマルシェの映像が映し出される

北野
「これが実現したら すごく世の中変わってくるし
地球環境とか 私達の食というものが 変わってくるんじゃないかなと思って
すごく期待しているプロジェクトです」

白の背景に「Human Augmentation」(人間拡張)という説明タイトルが表示される

北野
「人間の能力 例えば クリエイティビティであるとか
パーセプションですね 感覚能力であるとか 身体能力とか
これらを拡張することに技術がどう使えるかっていう研究なんですね」

暦本純一(読み方 れきもと じゅんいち)副所長の姿と、
さまざまな装置を使って人間の能力を拡張する彼の研究映像が映し出される

北野
「暦本さんが インターネットオブアビリティという I o Aというコンセプト
ヒューマンオーグメンテーションというコンセプトを提唱しているわけですね
人間の能力というのは センサーであるとか A Iであるとか
いろいろなコンピュータサイエンスの技術を使って拡張して
それらがネットワークでつながるみたいなことを言っているわけです」

図式が書かれた黒板を背景に自身の研究について語る暦本副所長

暦本
「テクノロジーは 社会の成り立ちのルールを変えられると思うんですね
自分の感覚ですね 見る感覚みたいなものを
他の人間の感覚と交換したり 持っていったりすることができる」

東京の研究所にいる遠藤謙リサーチャーの映像が映し出される

北野
「もうひとり 遠藤さんという人がいて 彼は もともとは
二足歩行のロボットの研究者だったんですね
ある時 彼の親友が病気で足を切断しなければいけないことになりました
遠藤さんは その時に二足歩行のロボットを自分は研究しているのに
歩けなくなった自分の友人に何もしてあげられないということに気がついて愕然としたわけです
義足の研究に研究領域を変えました」

研究所でプロトタイプの義足を持つ遠藤リサーチャーの映像と
義足ランナーが実際に彼の義足を装着し 渋谷の街なかで世界最速に挑むレースの映像が映し出される

北野
「いろいろなタイプの義足をつくっているんですが
非常にシンボリックなチャレンジで 義足で 200m走であるとか ハードルであるとか
そういうランナーのサポートをしたいという競技用の義足をつくっています
彼が本当に目指しているのは その義足をつけた人の競技の世界記録が 健常者の世界記録を
超えるということなんですね これは かなり発想の転換になってくると思います」

研究所で自身の研究について語る遠藤リサーチャー

遠藤
「人それぞれがやりたいことがあって ものすごくそれが多様化していて
それぞれの幸せを追求していけるような社会になればいいなと思っています」

場面切り替わり、パリのCSL研究所の中で語る北野所長

北野
「人間の能力を拡張するという研究の中で
ひとつの大きなテーマに クリエイティビティの問題があります」

白の背景に「Creativity」という説明タイトルが映し出される

北野
「クリエイティビティ
よく使われる言葉ですけど これの本質は一体何なのか
人間はどうしてクリエイティブになっていくのか
またテクノロジーで どうやってクリエイティビティを
サポートしていくことができるか
これが 私達の研究の大きなテーマになっています」

モニターを見ながら研究について説明するビットリオ・ロレト パリ所長の映像が映し出される

北野
「クリエイティビティというのは 突然あらわれるものではなくて
今までの経験とか 今までの知識に基づいて 今までなかった組み合わせ
誰も考えなかった組み合わせというもので クリエイティブなものが
つくられるということから始まります
ビットリオ・ロレト教授は それをちゃんと数学化して
システムとして定式化するということをやっているわけですね」

パリの研究所でクリエイティビティについて語る ビットリオ パリ所長

ビットリオ パリ所長
「クリエイティビティとは『新しさ』であると言われています
しかし その一方で『便利さ』でもあると思います」

実験器具を手につけてピアノを弾く古屋晋一リサーチャーの映像が映し出される

再びエッフェル塔を背景に室内で語る北野所長

北野
「古屋さん 彼はコンサートピアニストで
自分でコンサートも開いたりしたことがある人なんですけど
今度は音楽と神経科学の融合領域
神経の伝達とかですね 動きを全部すごく細かく精密に記憶して
『エクソスケルトン』って私達は呼ぶんですけど
音楽をひいたり またはトップレベルのピアニストの指の動きを
自分で感覚としてフィードバックを得られてもっと上手になるとか
そういう研究をしています」

研究所のピアノのそばで自身の研究について語る古屋リサーチャー

古屋
「より素敵な音楽が溢れる世界を作りたいなと思っています
演奏家として いつも頭の中でいろんな音楽が流れているんですけども
それを生み出せないんですね
だから その生み出すお手伝いをするのが 科学の出来ることなので
それは いろんな音楽を生み出す可能性を広げてくれると考えています」
北野
「地球環境の問題であるとか 人間の能力拡張の問題というお話をしてきたんですけど
私達が解こうとしている問題って 非常に複雑なんですね
そのために 私達は『越境し、行動する』研究所というモットーを掲げています」

東京の研究所内で語り合うリサーチャーたちの映像が映し出される

北野
「お金とか 人が たくさんいればいいってものじゃなくて
ひとりの人間が世の中変えることってできるんですよ」

ピアノや義足 農場など ソニーCSLのリサーチャーがおこなっている
研究映像のダイジェストが映し出される

北野
「本当に世の中を変えるようなアイデアと行動が始まれば
それを一緒にやろうっていう仲間は必ず出てきますから
世の中を変えていく 流れをつくると」

白の背景に「世の中を変えていく、流れをつくる」という説明タイトルが映し出される

北野
「その最初の流れをつくるところをサポートするのが
ソニーCSLの役割かなと思っています」

Sonyのロゴで映像が終了