SONY

さまざまな人とプロダクトのイラストが描かれている。

Act Together!
GAAD 2024

共に考え、共に創り、共に楽しむ。

5月16日は、世界各地でアクセシビリティを考える日、
GAAD (Global Accessibility Awareness Day)です。

GAADはアクセシビリティと、
アクセシビリティを必要とする人たちについて、語り、考え、学ぶ日です。
誰もが感動を分かち合える未来を目指して
ソニー株式会社では、製品、サービス、体験のアクセシビリティを高めるため、
クリエイティビティとテクノロジーを追求していきます。

製品のアクセシビリティ

もっと、見やすく、聞きやすく、操作しやすく。
一人ひとりに寄り添う製品のアクセシビリティを紹介します。

各地域の活動

ソニーの各事業所では
アクセシビリティに対する理解を深める活動を実施しています。

ソニー エレクトロニクス(北米)

チームのメンバー8名がブースを背景にこちらに向い笑顔でこちらをみている。

ソニー・エレクトロニクスは、障がいがある方が多く訪れる世界最大級のアクセシビリティに関する国際会議 CSUN Assistive Technology Conference (CSUN) に継続して出展しています。お客様と直接触れ合い、対話することで製品・サービスの改善に役立てています。

多くの参加者が撮影ブースにて笑顔でこちらをみている。

また、障がいがあるクリエイターにさまざまな方法で才能を披露する機会を提供するEasterseals Disability Film Challenge(イースターシールズ・ディサビリティ・フィルム・チャレンジ)にCinema Line カメラ『FX30』を提供しました。

ソニー ヨーロッパ

参加者が8名が展示ブースを背景に笑顔でこちらをみている。

ソニー・ヨーロッパは、アクセシビリティとインクルージョンの専門家やその関係者が一堂に会する欧州最大のイベントTechShare Proに5年連続で参加しています。

展示ブースとプレゼンテーションを行なっているイメージ。左側の写真は、展示ブースのカット。右側の写真は展示ブースにてスタッフがプレゼンテーションを行なっている。

さらに、IDEA Lab(Inclusive Design Education and Accessibility)を通じて、イギリスをはじめ欧州の拠点全体でアクセシビリティとインクルーシブデザインの啓発活動を行っています。

ソニー株式会社(Japan)

教室の教壇にて大人2名と子供2名が笑顔でこちらをみている。子供は寄贈された網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit』を構えている

ソニー株式会社と株式会社QDレーザは、全国の盲学校および視覚障がい者施設・団体に対して、合わせておよそ200台の網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit』を寄贈しました。

昨年の発売以来、本製品を使用したロービジョン*1の方々から、網膜投影による見え方の違いに対する驚きや、写真や動画を撮影・共有できる喜びの声が寄せられています。*2

子供同士で寄贈された網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit』で撮影を楽しんでいる。

今回の寄贈は、そうした撮影する喜びや、自身のクリエイティビティを発揮する機会を1人でも多くの方に提供するために実施しました。

また、GAADを記念し、創作活動の発表の場の1つとして、 2024年5月10日(金)~16日(木)に本製品で撮影した写真の作品展をソニーイメージングギャラリー 銀座で開催しました。

※1 ロービジョンとは、何らかの原因により視覚に障がいがあり、メガネやコンタクトレンズを装着しても「見えにくい」「まぶしい」「見える範囲が狭くて歩きにくい」など日常生活での不自由さをきたしている状態を指します。その人口は世界に2億5千万人、日本国内では145万人と推定されています。

※2 網膜投影カメラキットのビューファインダー『RETISSA NEOVIEWER』は医療機器ではなく、特定の疾患の治療や補助、視力補正を意図するものではありません。障がいのある部位・程度によっては映像の認識が難しい場合があります(網膜全体の機能が低下している場合など)。

ソニーグループ株式会社 (日本)

ワークショップの風景。左側の写真は大人と子供がタブレットを見ながら工作を行なっている。右側の写真は子供が真剣な眼差しで工作を行なっている。

ソニーグループ株式会社は、日本国内における子どもの教育格差という社会課題解決への貢献を目的に「感動体験プログラム」を実施しています。NPO等の外部団体と協働し、主に小学生を対象としたソニーグループのテクノロジーやエンタテインメントを活かした多様なワークショップを実施しています。

ワークショップの体験の様子。左側の写真は白杖を持った視覚障害のある方とそれに寄り添うスタッフ。右側は工作を真剣に眺める参加者。

本取り組みの一環として、視覚障がいのある小学生やその兄弟姉妹を対象にプログラミングブロック『MESH™』を活用したワークショップを開催。ソニーマーケティング株式会社MESH事業室のメンバーがワークショップの企画・運営に携わりました。子どもたちはプログラミング的思考について学び、身の回りのものと組み合わせて生活を便利で楽しくする発明品をつくりました。

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